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2010-11-25
世界史勉強に挫折しがちな人のための攻略方法論
高校世界史レベルの知識を速成でインストールする方法についてのまとめ
高校世界史レベルの知識を速成でインストールする方法で述べられた世界史勉強法が各所で絶賛されています。ポイントを書き抜くと、
レベル1:〈通史〉。レベル2:〈テーマ史〉。レベル3:〈論述〉。この段階で世界史を頭にインストールすればよい。
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【課題その1】「『山川世界史B』を通読する。回数は最低二周。」
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【課題2】「教科書/資料集/用語集の3点セットを持込み、目の前の問題集に対して“検索ゲーム”を仕掛けろ」。
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【課題3】:「あるテーマ史的(Lv2知識活用)な問いに対して、通史的理解(Lv1知識活用)を総動員して必要な知識を箇条書きし(国語力活用)、字数指定にもとづく優先度吟味(これまでで培ってきたはずの、世界史に対する妥当な価値判断能力の行使)を行う。
高校世界史レベルの知識を速成でインストールする方法
です。つまり、「インストール」や「検索ゲーム」などの言葉なしにエッセンスのみを取り上げれば、「教科書を2回通読し、全力で問題集を解き、ポイントを字数に合わせて箇条書きにせよ」ということです。実は非常にオーソドックスな内容とも言えます。
これに対し、Togetter - 「高校世界史レベルの知識を即成でインストールする方法 の反響まとめ」では、「興味深い」「早速やってみよう」という声が続々集まっています。
ただ、そこ以外のサイトでは、anondhatena以外はリンクだけのページが圧倒的に多く、コメントも「これはすごい」程度にとどまり、反響の割には「こういう勉強法もなかなか効果的だよ」的な提案が見られないのが、とても残念です。
正面から向き合った数少ない議論の一つとして、「世界史教科書を通読せよ」などという教師はがあります。
東大・京大クラスの頭脳を持つ人たちになら、「教科書を最低二回は通読しろ。それが第1レベルだ」と言っても、善し悪しは別として納得はできる。
偏差値35から70までの高校生の相手をしてきた自分の目では、この勉強法は偏差値55以上の実力が必要だと感じられる。
ここで強調すべきなのは、「実力の足りない人間が安易な気持ちでやれば確実に挫折する方法論」だということだ。
で、どうしてそのことを誰も指摘しないのだろうか?それどころか、どうして「すばらしい」「私もやろう」と絶賛できるのか?
「世界史教科書を通読せよ」などという教師は
と、特に「教科書を最低二周通読するって、どれだけの人間ができるのか。」という点を指摘し、無批判に「私もやろう」と「教科書礼賛」する人たちに、「てかさ、「賢く見える意見」にうなずいてるだけじゃねえのか?」と手厳しい。確かに受験生以外に限れば、実際に最後までやり遂げる人はほんのわずかといっていいでしょうし、「その必要がある」受験生にしても、上位層以外にとってはなかなか厳しいのが現実とみていいように思われます。
ただ、惜しむらくは「じゃあ、どうやって世界史の勉強すればいいのか?」以降、急速にトーンダウンしてしまい、自信のなさを表すかのように文体もです・ます調に変化してます。
この意見に対するコメントも、「教科書が参考書に変わっただけじゃないか」とは言えても具体的な方法論まではいけないでいます。オススメ参考書をあげたとしてもあげただけに終わってしまいます。
「じゃあ、どうやって世界史の勉強すればいいのか?」
この手のことは、なるべく具体的な例をあげていくことが大切だと思うので、私の提案をあげておきます。批判はなるべく対案を持ってお願いします。そうすることによって他の人への刺激になると思います。
用意するものは、「タペストリー」や「グローバルワイド」などの図表と、ブロックタイプ(正方形に近い、大きめ)のポストイット。キーワードはPBS。
(P)フレーズで流れをつかむ
紀元前5世紀あたりから、世紀ごとにイメージや代表的人物・事件・国家などをフレーズにして一覧にしておきます。
- 前5世紀
- ペルシア戦争・ペリクレス・ペロポネソス戦争と、ペで始まる4文字・5文字・6文字
- 前4世紀
- リキニウス・セクスティウス法は1名平民、アレクサンドロスはペルシア滅ぼす
- 前3世紀
- ホルテンシウス法で身分闘争を終えたローマはポエニ戦争。秦の始皇帝は郡県制
- 前2世紀
- カルタゴを滅ぼしたローマはグラックス兄弟の改革。漢の武帝は張騫派遣
- 前1世紀
- カエサル暗殺後アウグストゥスが帝政開始。司馬遷は紀伝体の史記
他に、「12世紀ルネサンス」「14世紀の危機」などの特徴的なフレーズを持つ世紀はそれも利用します。(続きもつくった方がいいかな)
こういうのをノートにまとめるか、世紀ごとにポストイットに書いて順番に部屋の壁やドアに貼っていきます。ポストイットなら、外出する時に覚えたい部分をノートに貼っていくこともできます。
(B)ブロックで小テーマをまとめる
【モンゴル来訪者】
プラノ=カルピニ(ローマ教皇の使者)
ルブルック(ルイ9世の使者)
マルコ=ポーロ『世界の記述』
モンテ=コルヴィノ(カトリック布教)
イブン=バットゥータ『三大陸周遊記』
とか(ちなみに縦読みでブルマも(・∀・)イイ)(も一つついでにルブルックとルイ9世はルとクが共通)
【渡印僧】
法顕(東晋)『仏国記』
玄奘(唐)『大唐西域記』
義浄(唐)『南海寄帰内法伝』
(ちなみに著書の文字数が3・4・5)のようなまとめをこれもまたポストイットに書いて貼りだします。覚えたものははがしてノートなどに貼っておき、あとでまとめて復習します。こういうまとめは、図表にまとまっているので、それを利用します。地図やイラストを書いておく手もあります。
(S)センテンスで暗記する
たとえば上のブロックを作ったときに、
- (東晋)の僧法顕は、(チャンドラグプタ2世)時代のグプタ朝に陸路行って海路帰り、『(仏国記)』を著した。
- 唐僧玄奘は、(ハルシャ王)時代の(ヴァルダナ)朝に陸路往来し、『(大唐西域記)』を著した。
のような短文を、用語集でも、一問一答集でも、図表でも、センター試験問題でもいいのでポストイットに書き写してノートか壁に貼っておきます。
一つの文の分量は一問一答集から書き写すとちょうどいいくらいです。山川の用語集の丸数字を参考にして、頻度の高いものを選びましょう。
注意点として、( )内は赤で書いておき、英単語帳についてくるような赤い下敷きで隠しながら読んで覚えます。
ポストイットでなくても、大きめの英単語カードを使ってもいいでしょう。手で書いたものを、声に出して、何度も読み返すのがポイントです。テーマごと、時代ごとに貼る場所を決めておけば、試験中に思い出す時のヒントにもなります。
いかがでしょうか。もちろん人に強制しようとは思いませんので、自分のスタイルを作る時の参考になれば幸いです。





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