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2010-08-28

ホメオパシーは正統なものです

ホメオパシーという200年の伝統を誇る「療法」があります。

ホメオパシーが成立するための基本原理が二つあります。

類似の法則
似たものは似たものを生み出す。結果は原因に似る。
感染の法則(接触の法則)
接触した物は影響を与え合う。また、かつて互いに接触していた物は、その後物理的な接触が無くなったとしても、引き続きある距離を置きながら互いに作用し合う。

ホメオパシーはこの基本原理を以下のように応用して使います。

まず感染の法則を「どんなに離れたとしても」を「どんなに薄めたとしても」に拡張します。まあ自然です。

類似の対象として

  • 「経口投与する西洋医学の薬」と「レメディ」
  • ワクチンや減感作療法」と「レメディ」
  • 「鍛えて強くする」と「レメディの継続投与」

を選びます。

するとこうなります。

  • 「世間では毒であるもの」や「病気の原因であると考えたもの」を水によって大幅に希釈しても性質が感染するので変わりません。
  • 西洋医学の経口投与薬の類感であるところの砂糖玉に上記の水を染みこませると性質が感染します。「毒」や「病気の原因」に感染したレメディができあがります。
  • レメディは薬の類感ですから、投与するだけで病気は治るはずです。
  • さらに、レメディに感染している概念を人に投与しているので、「毒」や「病気の原因」に投与された人が慣れていきます。次第に鍛えていけば必ず病気は治るでしょう。努力して報われないことなんて無いのです。

さて、基本原理に基づき正しい構成から成り立っているのがわかっていただけましたでしょうか。

問題なのはこの基本原理の方でありまして、これは類感呪術感染呪術という古典的な呪術の基本法則なのです。

つまり、ホメオパシーは正統なものです。これはれっきとした伝統呪術でありまして、川崎大師の身代わりお守りがその存在を責め立てられないように、ホメオパシーそれ自身は責められる道理のないものなのであります。

そのかわり、西洋医学との置き換えには決して使えないものであることも事実であります。人事を尽くして天命を待つと申しますが、現代の呪術はその天命の部分に影響できると信じて行うものであります。西洋医学をないがしろにしては、人事を尽くしていることにはなりません。

ホメオパシーは正しく使いましょう。

参考:

http://d.hatena.ne.jp/Francis/20080430

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