せっかく覚えたので


 着物を着なければいけない職業に就いたことがあって、必死で練習して、どうにか着れるようなりました。必死で!なんて、日本女性でありながら、情けないことですねぇ(#^.^#)
 体調を崩しその仕事は辞めてしまいましたが、着物って、着慣れるとそんなに窮屈なものでもなく、けっこう動き回れるし、帯で、ギュっと締めた腰のあたりは、まるで、コルセットをしているようで背筋も伸びるし、なにより、冬、暖かいのです。
 あらたまった場所での着物姿ではなく、家の中だけで着ているぶんには、やや、自己流の着かたで、多少、着崩れしてもいいわけで・・
 ちょうどいい具合に、相手の亡き母上様の着物が箪笥に眠っているので、普段着でもいいものはないかと物色。柄の感じからすると、昭和の初めぐらいのではないかな?と思えるものを取り出し、お正月に着てみました。
 着物にエプロンは合わないなぁと思っていたら、白い割烹着も、ちゃ〜んとありました。まるで、サザエさんの磯野フネさんです(^^) わたしの記憶の中では、自身の母親でさえ、着物に割烹着姿はありません。日本のお母さんは、いつぐらいからそういう姿でなくなったのかな?
 着物を着れるようになったけれど、着なければ忘れてしまいそうなので、たまにはいいかなと思いながらも、相手の母上様の形見の着物でもあるわけなので、陰干しをして、大事に箪笥に戻すことにしましょう。
 今度は「ニオイがつかないムシューダ!」にしました(^^) 
 

 着物は仕舞いますが、足袋は、きょうも愛用しています。
 外反母趾の痛みが、なんとな〜く、ラクな気がして!
 気休めでしょうかね?