気づけばもう二月も六日!

 立春を過ぎてから暖かい日が続いていて、夕べも今朝も、ストーブをつけずにいられた。この土地は本当に気候に恵まれていて幸せだと思う。豪雪や、火山灰などで苦しんでいる方々を、ただただ、ニュース番組などで傍観しているしかない自分なのだが、同じニュース番組から流れてくる毎度おなじみの茶番劇のような国会で、『先生』などと呼ばれているひとたちへ向かって、
 「スーツを捨てよ!被災地に出よう!!」
 なんて言葉を吐いていたりする。

 日本は、どうなって行くんだろ〜なぁ・・・

 そんなわけで、テレビも見たくないし、きょうは朝から海にいた。
 春の海ひねもすのたりのたりかな  (与謝蕪村)
  
 暖かいのだけれど太陽は見えず、霞がかった海と空の境目もなく、穏やかな波の上で漁船が漁をしていて、静かな時間が流れて行った。
 人生の半分は生きてしまっただろうから時間を大切にしていたいと思うが、こんな時間の過ごし方は『至福の時』かも・・
 あら?そういえば、今週のお題って、「これが私の至福の時」でしたね(^_^)
 
 至福の時がたくさんあるのはいいことなので、もうひとつ・・ 水仙の開花もそうですが

 
 寄り添っている銀塗り柳
正月花の中に入っていたものです。晴れやかさの演出のために、人の手によってこんな色にされてしまったのでしょう。切花は、儚い命なのですが、この銀色にされてしまった柳は、いつか何か別なときに使うことができるかも・・と思って、花瓶に残しておいたのです。
 優しさの足りないわたしは、花瓶の水替えもせずにいたのですが、ある日ふと、銀色の枝から緑色の葉が芽吹いているのを発見。その日から、花瓶を日当たりの良い場所に置き、せっせと水替えもしていたのです。

 元気に成長しています(^_^)

 そして、

 こんな、ほそ〜〜〜い根も生えてきました(^_^)

 この根が頑張ってくれて、花瓶ではなく、大地に根付く事ができたら、また、至福の時だな!