今、JRAで一番信用できる騎手は

外人でも地方の騎手でもない。
横山典弘だ。
ウソだと思う方は、もうここから先を読む必要はない。
はっきりとデータが証明する。


この1年間(厳密に言えば、先週の開催から遡った1年間)でのヨコテンの勝率は、なんと18.1%だ!
他に勝率で18%を超える騎手(騎乗回数20回以上)はスミヨン(18.8%)とデムーロ兄(18.4%)だけだが、何せ騎乗回数が違いすぎる。スミヨン32、デムーロ兄185に対して、ヨコテンは618回乗って112勝しているのだ。
勝率で次点は福永祐一だが、16.4%と結構差が開いている。
何よりもすごいのは、過剰人気の馬ばかりで勝っているわけではないことだ。勝った時の単勝オッズの平均配当が510円。単純に勝率と掛け合わせた期待値は92.2円となり、ベタ買いしても元を取れるのではないかというほどの高さだ。(ちなみにこの期待値の低いトップ騎手は岩田、蛯名の61円台。)


そこで、調査してみたところ、横山典弘必勝法を発見した。
結論から言うと、


2〜4番人気のヨコテンの単勝をベタ買い


だ。
1番人気でもかなり勝っているが、あまり配当が良くないため、1〜4番人気ではやはり92%程度の回収率になってしまう。
しかし、4番人気ぐらいまでなら結構勝っているので、配当の安いところを外してみたところ、110%程度の回収率になった。
たまたまこの期間で100%を超える回収率になっただけかもしれないが、案外単勝で600円や700円の配当を持ってきてくれるのが横山典弘という騎手のいいところである。(先週のカペラSなど典型的。)平場では1番人気でしか来ないどこぞの元リーディング騎手に比べればずっとオイシイ騎手だと言えよう。
もちろん、この条件にあてはまる時に馬連馬単(かなりの勝率だから馬単の方がいいかもしれない)の軸にするのもいいだろう。


世間的には、ヨコテンの評価は真っ二つで、私のように高評価をする人もいれば、「最後方ポツンそのままでやる気を感じられない」とか「馬券を買っているファンのことを考えたら最後まで追え」とか酷評する人もいる。
ただ、後者の中には今年のダービーやオークスのやる気のない騎乗はなんだと憤っている人もいるが、あれはそんな力のない馬を買う方がバカだと言いたい。乗るだけで人気するリーディング上位の騎手が乗っている人気薄の馬なんてほとんど来ないものなのだから。(個人的には穴馬券を狙うんだったらそこそこ勝てるリーディング中位の穴騎手から買うのが正道ではないかと思う。)
いずれにせよ、ベタ買いで黒字化できるリーディング上位の騎手なんてそんなにはいない(前出の岩田や蛯名ではまず不可能。他に浜中なら可能かもしれない。彼も期待値は90円近くある。)ので、これは必勝法として一つ試してみてはいかがか?