日曜の障害戦

京都でOPの平場。
実は障害戦では騎手がかなり重要だ。
未勝利戦ならともかく、OPのレースとなると勝つ騎手はかなり限定される。重賞ともなるとごく一部の騎手しか勝っていない。(現に夏から高田騎手が連勝中だ。)
乗り替わりで下位騎手になっている場合、頭で狙う必要はない。
京都コースは、3角に大きな坂があり、ちょうど勝負どころに当たるのが重要。他場と比較しても逃げ切りが多い。(他にOPで逃げ切りの多いコースは東京と阪神。ローカルは意外と逃げきれず、中山はバンケットがあるせいかほとんどOPでの逃げ切りはない。)
東京や阪神とは性質が似ているので、そこでの好走歴は信用してもいいが、中山やローカルとは直結しない可能性が高い。逆に言えば、そこで逃げて負けている馬の巻き返しを狙うのも手だろう。
というわけで、ビッグウィーク。
小坂騎手はトップ5に入る。初障害の3走前を逃げ切りで快勝し、2走前は逃げ不利の小倉で逃げて2着、前走は逃げ優勢の阪神で追い込んで9着。
前走は重賞なので仕方ないとして、前に行く馬も少ないここは再び先手で。

東京の予想

毎日王冠は難しい。
例年だと開幕週なので前残りだが、昨日の結果をみるとむしろ追込優勢。逃げ馬は自動消去みたいな状況だ。
雨が降ったことと、馬場の調整を変えたらしいことが原因だろうか。中山も開幕週から差しが決まっていたように、「開幕週=逃げ優勢」の常識はもはや非常識?
藤沢勢2頭が有利かなとも思っていたが、どちらもなさそうだ。
基本的に東京は指数上位馬が勝つ。直線が長く、コーナーも緩いので能力を発揮しやすいのだろう。
そうなると別定のG2では格がものをいう。
2年前の毎日王冠を勝っているダークシャドウ
大阪杯勝ち、安田記念2着、宝塚記念3着のショウナンマイティ
ダービー、秋天勝ちのエイシンフラッシュ
素直にこの辺だろう。
2年間勝っていないダークシャドウや休み明けは走らないエイシンフラッシュ(未勝利戦以外全て負けている)よりはショウナンマイティか。ただ、この馬も1年半勝っていないだけに、もしかするとG3勝ちぐらいの馬(タッチミーノットとかクラレントとか)の激走があるかもしれない。


他の東京はダートも含めて差し追込の競馬になっていたので、もう少し様子見。
京都大賞典は、ゴールドシップに降参。相手が弱すぎる。
もしあるとすれば、トレイルブレイザーの大激走。こっちは開幕週らしく前残りだ。斤量もかなり軽い。サイン的にも「厩舎=池江」「馬主=ノースヒルズ前田幸治氏)」で凱旋門賞に向けて景気づけにはもってこい??

開幕週は分からん

京都大賞典。そっちのノースヒルズですか!
ゴールドシップは万能でないことがよく分かった。みんな忘れてたが、速い時計の決着には非常に弱い。ただのOP馬と思っていいのかもしれない。得意なコースと苦手なコースがはっきりしていて、中山や阪神のようにパワー型のコースは得意だが、京都の外回りや東京は苦手なようだ。ということは秋天だろうがジャパンCだろうが、これは頭で買う必要はない。しばらくサヨウナラ。
毎日王冠。しばらく勝っていない馬か鉄砲駆けしない馬かどっち?という問題で、鉄砲駆けしない方が勝った模様。単勝を3点買ったら当たるなあって気づいたので、最終で3点買ったら20円儲かった(笑い)。
というわけで、土日通じて(土曜は1つしか買ってないけど)1回しか当たらんかった。まあそういう日もあるわ。
それから後藤騎手おめでとう。
そのシンボリエンパイアも含めて藤沢厩舎が大暴れ。(メインはダメやったが。)
藤沢厩舎もゴールドシップと一緒で得意なコースと苦手なコースがはっきりしていて、東京と札幌にはとても強い。ともに2010年以降勝率17%。中山、阪神や函館が12%で、京都は4%だから抜けている。たぶん、欧州血統大好きな馬主の影響とも思われるが、藤沢流の調教が東京向きなのかもしれない。どうやら主戦騎手も四位騎手というのを見つけてきたようなのでこの2か月は数字が安定するんじゃなかろうか。
その四位騎手。もしかして一時の藤田騎手みたいに関東ばかりで乗るんじゃなかろうか…。(どうせ関西いたって3つか4つしか乗らんわけやし。)