笛の想い出

子供の頃、素朴な笛を鳴らす遊びが好きでした。
どれも、最初は父から遊び方を教えてもらったよう、記憶しています。
 
子供の頃の想い出の笛:
 紙笛: やわらかい紙の中央に穴を開け、指で挟んで指の間から吹く。
 草笛: スズメノテッポウのさやを引き抜き、残った薄い膜をリードに茎へ息を吹き込んでピーピー鳴らす。
 鳩笛: 土でつくった素焼きの鳩笛。
 水笛: プラスチックの鳩笛に水を入れて吹くと、コロコロ鳥の鳴き声のような音に。
 
口笛は吹けたけれど。指笛や、両手を包んだ空間に親指の付け根あたりから息を吹き込む笛、はなかなかうまく鳴らせませんでした。
久しぶりにチャレンジ。指を2本、舌の裏に当て吹く方法だけ、なんとか音になりましたw。
 
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大人になってからも。
お土産物の土笛を買ったり。
木のリコーダーを買ったり。
白い陶製のオカリナを買ったり。
数年前は、コカリナという小さな木の笛が気に入り、つてを頼り「なるべく紅い木材」でつくった笛をわざわざ誂えたり。
 
明和電機のファンになって、手作り「チワワ笛」に会ったときは。
ストローを使う笛遊びが記憶をくすぐり、ネットで調べ、何種類かストロー笛をつくってみたりしました。
 
そんなこんなで、素朴な笛の鳴る仕組みは、いくつか漫然と頭に入っています。
 
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今、気になるのは、明和電機会長:土佐正道さんがワークショップでつくられたという、箱笛!
いくつかの画像を twitter で目にしました。紙製の四角い笛です。
(つづく)