Hatena::ブログ(Diary)

クルクルの冒険

2014-01-31 プライベート・ユートピア/ハギの祭典 Vol.2

プライベート・ユートピア/ハギの祭典 Vol.2

29日水曜日、こちらへ行ってきました。

プライベート・ユートピア ここだけの場所 ─ ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在

http://www.britishcouncil.jp/private-utopia

 

これまであまり興味なかった、ほぼまったく無知である方面の、<メディア・アート(寄り)でなく、日本のものでもない、現代アート> に触れてみる?

東京ステーションギャラリーだし。

・・・そんな感じで寄ったのでした。

(滞在時間が短かったため、長い映像作品は部分的にしか見ていません。)

 

英国だから。高度にクリティカルだったりアイロニーが効いている作品が多いのかな?と想像。

それが明瞭に見える作品もあるのですが、全体としてはその傾向が著しく強いわけでもありませんでした。

 

展覧会能書きにある

『制度に支配された時代や、物質が溢れ返る時代を経て、今われわれは「私」(private)の時代を生きています。』からはじまる文は。断言されるととてもそのとおりだとは思えず…。

でも、全体として、島国らしい狭い閉鎖性?・・・それは日本と共通する?・・・雰囲気があり、作品も小型(小規模)のものがほとんどで、『プライベート・ユートピア ここだけの場所』というタイトルが妙にしっくりマッチしていると感じられました。

 

現代美術なんて何でもアリ。そんな思い込みがあったのですが。

手法に既視感を多く感じたのが意外。

(当方、全然知識なく、脳内にアーカイブされている作品なんてほんのわずかなのに。)

 

バラエティあり。ふふっと笑える作品も。

見甲斐のある絵画作品・平面構成もあります。

 

一番好きだったのは、この方の作品。(結局、動物写真に魅かれ、もっていかれてしまうおばさんです;

http://www.britishcouncil.jp/private-utopia/artist-profiles/adam-chodzko

http://visualarts.britishcouncil.org/artist/artist/30783/19094

 

この展覧会、ツイッターアカウントからの情報発信も充実しているようです。

@jpBritishArts

 

*****

その夜は、こちらへ。

「ハギの祭典 Vol.2」@新世界

出演:小よみちぇん、Y&M☆O(ヤスコーン&マサビッチ・オーケストラ)、萩原佳明 ゲスト:稲村はる(ダンス)

http://shinsekai9.jp/2014/01/29/hagi2/

 

当方、明和電機会長:土佐正道氏の<電気屋でない>ライブを経験したことがまだなく。それが目的でチケットを入手したのですが。

3組とも、そして全体として、とてもおもしろかったのです!

 

小よみちぇん。

バンド漫才。「時そば」「お菊の皿」。

三方ともテクニックがあるし。随所の工夫が効果的に成功していて、完成度高く、これは万人が楽しめると思いました。

 

Y&M☆O(ヤスコーン&マサビッチ・オーケストラ)

想像以上に幅の広い演目でした…!

正道さんが白いプラバンで制作された木魚(ではないけれど)をたたく小型ロボット http://youtu.be/Vofv1FvPblA

が登場。それに合わせて明和電機のあの名曲の演奏が。

ヤスコーンさんのiKeromin(スイッチとスライドにより演奏するボカロ?)iPadアプリと、正道氏のオタマトーン演奏による「犬神家の一族」のテーマ曲演奏。なんだかありえない有難さでしたよ、クルクル。

ほか、ほんわかラップ渋谷系風「大釈迦(筋肉少女帯)」や、鍵盤ハーモニカによる「サンダーバードのテーマ」など。

http://youtu.be/gMRPjpyTTo4

(会長は長引いたインフルエンザからの病み上がりだったそうです(まだ体調はまったくあがられていなかったのかも;)。 おつかれさまです。)

 

萩原佳明氏

この方、深夜のタモリさんの番組で拝見したことありました。楽しみでした。

ステージで一言も発さず。全てノートPC(Windows8)のメモ帳に大きなフォントで書き込み、それをスクリーン投影してMC。画期的ー。ユーモアも漂います。

駅の音楽。天気の音楽。センター試験解答の音楽。ブロック崩しの音楽。10台のメトロノーム

<現象>から<音楽>へ。

すばやいソフト切り替え。プログラムコードをちらりと見せてくれたり。パフォーマンスもおもしろい…。

 

最後の、地震の音楽に、しんとした心持になりました。

 

そして、余計なことに。自分だったら、地震の種類で音色を、震源の深さで音程を、マグニチュードで音量を変えるプログラムにしたいな。なんて考えました。

そんな空想をとりとめなくしてしまうほど。シンプルに興味持ってひきこまれたのでした。

(氏の作品の多くは、Youtubeにアップされているようです。ただ、当人のパフォーマンスを通して体験したほうが高度におもしろいと思います。)

 

*****

帰りの電車のなかで気づきました。

 

「ブリティッシュ・カウンシル・コレクション展」と。ライブ「ハギの祭典」。

意外なことに、なんだか体験の質がとても似ていたのです。

(ライブである分、楽しさという点で「ハギの祭典」に軍配があがるのですけれどね♪)

 

 どちらもそれぞれにネタがあり。「気づき」の体験をしている。

 『視点の転換で、すぐそばにありながら知り得なかった世界へ』

 

 どちらも日常から少し離れ。

 どちらも日常からほど近い。

 『日常からの応用』

 

 どちらも全体としてバリエーション豊か。

 

いっぱい遊んでもらった子猫のように、得した気分になった一日でした。

2014-01-30 明和電機ナンセンスマシーンズ展(印象断片/写真編)

明和電機ナンセンスマシーンズ展(印象断片/写真編)

日曜日の午前中のみ、2時間程度の鑑賞でした。

・・・たぶん、表面的なことしか見ていないのかも。そして眼はとても忘れっぽい。でもとりあえず印象を記録。

 

写真撮影・動画撮影とも構わないということでした。

(目の前で、社長が「撮影可」の表示を会場に貼っていかれましたよ。)

明和さん関係へカメラを向けることに普段すこしはばかりがある当方も、お気に入りのコンデジで比較的ばんばん撮影させていただいたのでした。

 

*****

夫が、帰途、「社長って、三次元空間のセンスがすごくいいんだね。」と感心してました。

 

夫よ。気がつきましたか。

 

素敵な空間でした。作品。配置。見せ方。掲示の工夫。光源の使い方。

プリンターに出力しカットした紙を貼ったような表示もあるのですが。

こう、世界観を示すべき要になるところは、びし、と美しく決まっています。

 

そう、「世界観」。

これまで、社長がツイートやプレゼン等でつかわれる「世界観」がどういう意味か感じか、掴みかねていました。

 アーティストの世界観って? 個人の世界観って? 土佐さんの世界観って?

 

それが、今回の展示を拝見することで、何かすとんと腑に落ちました。

 

*****

ツクバ

ツクバ・シリーズは楽しい。おかしくて笑いが絶えない「おまつり」明和電機ライブとのまっすぐなつながり。

トントンくんを体験できて楽しい。自動演奏にびっくり。コスプレ撮影会が楽しい。

knock! の明るいオレンジ色が輝くようにポップ。

 

*****

あこがれのNaki

円弧をえがくよう並べられた空色のパネル。魚器たち。

青年(たち)がつくった不思議な道具の数々。ABCDEFGHIJ…

 道具というのは。たぶん不遜さをどこか必然的に内包する。世界とか物自体とか自然とか呼ばれるものことに対して。

さかなたちは、こちらとあちら、どちらに属するのだろう。それとも繋ぐものたちなんだろうか。

さかなたちは逃げ出すことなく、そこへ留まる。

生と死が反復する。

f:id:Fumiba_m:20140130073102j:image

特に気になった道具を撮影

 

*****

EDELWEISS

祭壇にみたてられた(たぶん)空間。白の世界。花の世界。

想像していた。でも想像していたのにもっとずっと増して、美的で細やかで静謐につくりこまれた世界。

 読んだことのある物語。未だ記されていない物語。

物語から紡がれ生まれ落ちていく作品たち。生まれ落ちていく製品のための物語。

 既知のストーリー。つかみかねているストーリー。

物語とその景色。点在する製品たちが世界を構成する。

その流れの必然が拠るものをわたしは未だ理解しないのだけれども。

f:id:Fumiba_m:20140130073101j:image

写真にすると印象が軽くなってしまう...

  

*****

VOICE

声は機能性と呪術性をもつという。

 声を出すたびに、声を聴くたびに。みな自覚することなく気づいている。はず。

それは裏表なのだろうか。混然一体としているのか。それとも、切り離すことができるか。

声を出すための器官。歌うための器官。

それは不思議な器官。他を用途とする肉体のない、むき出しの器官。

f:id:Fumiba_m:20140126105221j:image

シリンダリコーダーの後ろ側から撮影したVOICEの部屋。*Photshopのフィルタ「エッジのポスタリゼーション」を使用し加工しています。

 

*****

なんか、アレだ。

明和電機って、油断すると、高度にロマンティック。

 

印象を書いているだけで、ちょっと照れて困惑。

 

なお、新しいカタログに、社長が丁寧な文章を掲載されているので、感情がひと段落したらじっくり拝読しようと思います。

 

*****

写真番外編

f:id:Fumiba_m:20140130073100j:image

2014-01-29 金沢への旅(気象編)

金沢への旅(気象編)

子供のころ、お正月に家族旅行で金沢へ行ったことがありました。たしか1976年。

ずいぶん暖冬の年で。周囲の山にもほとんど積雪がありませんでした。

 

 雪の積もった兼六園を見たくて、父はわざわざお正月の金沢を旅先として選んだのじゃないかしら。残念だっただろうな。

ふと思い当りました。

 

日本庭園とか見るの、好きな人だったのだと思います。父。

田舎地方都市住まいなので、その機会はごく限られていたけれど…。

 

******

さて、ナンセンスマシーンズ展にかこつけて、40年ぶりの金沢旅行になりました。

 

 雪の兼六園を一緒に歩きませんか?

 

そう言って、夫も誘いました。宿や交通の手配もみな夫にお願いしました。

 

ところが、です。

到着して明和電機ライブのあった1月25日は、日本海を低気圧が発達しながら東進。フェーン現象で気温が上がり、春のような陽気。街中だけでなく庭園にもほとんど雪は残っていなかったのでした。

 

*****

ここで、気象庁の公式サイトで「気象統計情報」を見てみませう。(何のコーナーだ)

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

 

金沢では、1880年代からの公式な地上気象観測データが残っているようです。流石、歴史がありますね。

1976年1月の初旬。日最高気温が軒並み10度を超えるなど、あたたかです。家族旅行で訪れたのはこの年にまちがいなさそう。

 

さて今年2014年1月25日のデータは…。

日最高気温15.1℃。日最低気温10.9℃。

23日までは積雪があったようですが、融けちゃったんですね。

この日の日最低気温の平年値は0.3℃ですから、10℃以上高かったことになります。

気象庁が現在用いている「平年値」は1981-2010年の30年間の観測値の平均。10年ごとに更新されます。)

観測史上一位のデータは。1月の日最低気温としては1960年の12.8℃が最高です。それには及びませんでしたが、第2位の記録ではないですか!

(* データに当方の勘違いによる間違があり、記述を訂正いたしました。29日午前 *)

 

これはかなり異常な気象だったと言っていいと判断されます。

(参考:気象庁の用語集に、『異常気象』の説明として「その地点、季節として出現度数が小さく平常的には現れない現象または状態。統計的には30年に1回以下の出現率の現象することが多い」とあります。

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/saigai.html#N3

 

ええと。

さすが、明和電機社長効果ですね!

 

翌日は寒冷前線が通過してまっすぐに気温低下。

昼過ぎに羽田行の飛行機が離陸する頃は、白いものがしきりに舞っていました…。

 

******

あこがれの雪はなかったけれど。

金沢城から兼六園を薄着でゆるゆるさくさく歩き回ることができ。伝統産業工芸館もしっかり見て。

近江町市場やうわさの金沢駅でおいしい海産物メインの食事をいただき。

宿で、当方はおいしい地酒を、夫は和菓子をいただいて、ほくほく。

街歩き。金沢って立派な街だなぁと感動しました。

この街に由来がある知人の幾人かとも会えましたよ(みな年下の美人さん)。

 

 一泊で行って帰ってくるだけでー。観光の半分以上を明和電機展に当ててー。兼六園に雪がないなんてー。

夫は行く前からしきりにぼやいていましたが。最終的に、とても楽しい旅行になったようです、彼にとっても。

 

またいつか訪ねましょう、金沢。ありがとう、金沢。

2014-01-28 ライブ@シアター21

ライブ@シアター21

さてさて、25日土曜日の夕方に美術館のシアター21で開かれた明和電機「竹バージョンライブ」。

定員に達するのが早く、参加したくても参加できなかった人がたくさんいらしたようなのに。

 

 夫をさそい早々に申し込むなんてなんだかこんなおばさんどうもすみませんっ。

 

*****

舞台なかほどよりやや前方、中央のよい席でした。

 

社長のお声、すこしハスキー? (eat金沢から連日のライブですものね。

楽器たちは展覧会会場から出張。

 

川崎から来たという元気な子たち(小学生兄弟)がいて。ステージでも客席でもとても元気で。大人気。

楽しかったな。

 

ええと。進行はこんな感じ(抜けがあるかも)。

 

自動演奏(社歌)

パチモク

楽器紹介。

メカフォーク紹介で「カナリヤ」の熱唱。(この流れ新しいわ♪)

オタマトーンなど紹介。ラピュタ

3人だけのヤックウィ〜ン

ネクタイを頭に上げてコール&レスポンス…で某会社のCM曲。

「ギンギラギンにさりげなく」。わーい。(冒頭と間奏で踊りたい。と思っている自分におどろき。

オルゴール。みんなで「地球のプレゼント」。

餡子を、売る。で、アンコール♪ もちろん「社歌」。

 

*****

真正面のほど近くからステージを堪能。

大口開けて客席でバカ笑いしている観客ですが。惚れていますステージ上のすべてのヒト・モノに対して。

 

明和電機ライブはじめてらしいご夫妻や家族連れが、夢中になって笑ったり驚いたりあきれたり(?)して盛り上がっているのを感じるの、うれしいな(*^^*)。

 

*****

飛行機移動。大急ぎの金沢観光と展覧会鑑賞の間にはさんだ明和電機ライブ体験でした。

 

f:id:Fumiba_m:20140125180508j:image

撮影可。拡散奨励。でもライブに夢中になっていると、あまり撮影できませんw

2014-01-27 行ってきました

行ってきました

行ってまいりました。

明和電機ナンセンスマシーンズ展@金沢21世紀美術館。

http://www.maywadenki.com/news/%e3%80%90%e5%b1%95%e8%a6%a7%e4%bc%9a%e3%80%91%e3%80%80%e6%98%8e%e5%92%8c%e9%9b%bb%e6%a9%9f%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%ba%e5%b1%95/

 

25日(土)に美術館内のシアターでライヴを拝見。

26日(日)の午前中、展示を見て回りました。

 

金沢滞在。楽しかったです。

夫、付き合ってくれてありがとう。

 

貴重な展覧会鑑賞についてはまた後日。(たぶん、うまく書けない。

(生きて見ることができてよかったー。)

 

展示会もライブも、撮影可でした。

(太っ腹!)

ちょっとさびしいけれど果敢だった「明和電機のヤックウィ〜ン」ライヴ竹コース3人バージョンをどうぞ。

D

2014-01-24 はじまったっ

はじまったっ

明和電機ナンセンス=マシーンズ展@金沢21世紀美術館、無事はじまったそうです(*^^*)。

 

twitter をはじめ、ネットを漁って得た展覧会に関する情報をすこしまとめておきます。

(現在、公式サイトに掲載されている以外について。なお、掲載事項の正しさについては責任をもてません;)

公式サイト:

http://www.maywadenki.com/news/%E3%80%90%E5%B1%95%E8%A6%A7%E4%BC%9A%E3%80%91%E3%80%80%E6%98%8E%E5%92%8C%E9%9B%BB%E6%A9%9F%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E5%B1%95/

 

  • 受付にはフロイス・ロボがいる(たぶんクァトロブーム専属のコ)。
  • 4つの部屋に分かれている。> TSUKUBA、Naki、Voice、EDELWEISS
  • 新しい製品カタログを販売(23日から)
  • 開発中の玩具ノッキー(仮名)が展示
  • 「電協ジャーナル」やソニー時代の「月報」が読める
  • 展示室内撮影OK
  • コスプレコーナーで社長との2ショットをねだってもよい(社長がいらっしゃれば)
  • MeeWeeDinkeeの服が買えるらしい
  • 明和電機ショップ」をのぞくだけなら無料らしい。 

そして、ジョイフル明和などでおなじみの、社長もその作品に感じるところが多いというあの小野達海(MAIKO)さんの二次創作新作本が売店で販売されているということです。

すばらしー。

 

「i北陸」というサイトに、写真の多いレポートが掲載されました。

それぞれの写真は拡大表示することができ、貴重です。展覧会へ行きたいけれど行けない方、予習したい方、復習したい方におすすめでは?

http://ihoku.jp/ishikawa/kanazawa-city/11734.html

 

*****

けふはeat金沢ですね。

(スケジュールが出るのがもっと早ければ、こちらにも参加したかったかも。

http://eatx.bp-musashi.jp/

2014-01-21 いよいよ

いよいよの

さて。

いよいよけふから明和電機ナンセンスマシーンズ展が金沢21世紀美術館で始まります。

http://p.tl/po83

昨日は、取材対応や内覧会があったそうです。

いくつかのテレビ番組やニュースにご出演。新聞記事掲載も。

http://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=975274

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/OD20140121501.htm

http://www.hab.co.jp/headline/news0000012800.html

 

こちらとっても気になる記事〜。

YOMIURI ONLINE > 早稲田評論 「20周年を迎えた明和電機 橋田朋子/早稲田大学理工学術院表現工学科専任講師」

http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/reviews/140110.htm

 

(おっ。スケッチライブラリーに関する記述が気になります。

 

*****

・・・ナンセンスマシーンズ展というものが、過去に何回か行われてきた。

それを知った時から、あこがれてきました。

 

2011年、フランスのベチューヌで展示が行われると知った時は、飛んで見に行きたいほどでした。(地震がなかったら行っていたかもしれません…。)

 

それを、どうやら観ることができそうです。

交通機関が麻痺するほどの大吹雪を社長が呼んでしまったりしない限り。(・・・一番の心配)

 

土日を利用して、飛行機で金沢へ行って一泊して帰ってくる日程。滞在時間が短いですし、しかも、敵(夫)と一緒なので、ちゃんとしっかり見ることができるか心配です。

予想してしまうと。たぶん、帰ってから、「もっとしっかり見とくんだった、もう一度行きたい。」と脳内で大騒ぎすることでせう。

この歳になり、自分で言うのもなんなのですが、舞い上がりやすく、そうなると見るべきモノも目に入らなくなってしまう、地に足がついていない性質のおばさんなのです。

 

 はー。

 

特にNakiとEDELWEISSは未見のものが多いから。しっかり見たい。

 

 ほえー。(肩の力を抜こう;

 

*****

以前、社長が気になるツイートをしていらっしゃいました。

土佐信道の生前を見るならライブへ。死後を見るなら展覧会へ。

@MaywaDenki  13:18 - 2013年11月25日

https://twitter.com/MaywaDenki/status/404826387321614336

 

展覧会は『死後』なんですね。どき。

 

・・・それはたぶんきっと、弔いの「おまつり」、のような意味なのかしら?

2014-01-14 本/大きな物語

本/大きな物語

*****

筑波大学 by AERA (AERA Mook)

筑波大学 by AERA (AERA Mook)

つくばレポートvol.3

つくばレポートvol.3

昨日買った本2冊です。

住んでいる街のことをもっと知るために...。

(まだ、お気に入りの居酒屋さへつくれずにいますこの街に住んであとすこしで10年ー。)

 

*****

HOME’Sが運営するサイト「暮らしといっしょ」の「やっぱりメシが好き」という連載に、明和電機社長インタビューが登場しています。

【やっぱりメシが好き〜明和電機 土佐信道さん〜】やっぱり“居酒屋”が好き編

http://www.homes.co.jp/kurashito/life/meshi/meiwadenki01/

 

貴重なおはなし満載。写真が多くて脱線が多くて楽しいインタビューです。

武蔵小山はよい街だわー。活気のある長い商店街もうらやましいです。いつかムサコで呑みたひ。

本当によい場所にアトリ工を構えられたものだと思います...。

 

【やっぱり“味かね食堂”が好き編】 1月17日(金)公開予定

【やっぱり“ドトール”が好き編】 1月24日(金)公開予定

【やっぱり“武蔵小山”が好き編】 1月31日(金)公開予定

 

あと3回ある続きものとのこと。楽しみー。

 

掲載写真、社長の表情がよく撮れています。

気になりスケッチしてしまいました。

f:id:Fumiba_m:20140114061717j:image

 

*****

明和電機周辺は、今月下旬からの金沢21世紀美術館での展示に備え、大わらわでのようです。

展示製品の整備だけでなく、展示台・展示パネルから、掲示用テキストパネル等、みな自前で用意されると想像されます。

 

それだけでなく、どうやら社長は現在『本』をおつくりになっているそう。

 

本! 社長が本つくり中! それは、大変。

 

何の本かしら? 金沢へ行けば購入できるのかしら?

 

(*社長ツイートによると、「130Pの全製品カタログ」だそうです! ***後日追記***)

 

*****

「大いなる物語」がどういうものことかよくわからなくてすこし考えました。

https://twitter.com/MaywaDenki/status/422052071546699776

 

大いなる物語...

 ユダヤ民族にとっての「出エジプト記」のようなもの?

 科学史でいうところの特殊相対性理論量子力学の「パラダイム変換」のようなもの?

 「終末論(みんなぜつめつしてしまいました)」を含む物語?

 

薔薇の木に薔薇の花が咲いたり。

ハルジョオンの花が風に揺れたりするのは。

大きな物語ではないのかな。

 

*****

大人の科学」の特撮USBカメラお手本映像では映されていませんでしたが。

twitter で紹介された展示模型写真によると、エーデルワイスの展示部屋もあるようです。

https://twitter.com/MaywaDenki/status/420364647254851584

2014-01-09 「技術への問い」と

「技術への問い」と

昨年手にした本のいくつかにハイデッガーの技術論が触れられていて、気になっていたため購入しました。

(帯の國分功一郎先生の言葉に引かれたというのもありますが。)

 

講演からおこすなどしたテクストが5編おさめられています。

うち次の3編は、それぞれ<素人>を含む聴衆に対して語られた講演から。想像以上に平明で、当方でも読了することができました。

 

「技術への問い」1953年11月、バイエルン芸術アカデミー主催連続公演の一環として@ミュンヘン工科大学

「伝承された言語と技術的な言語」1962年7月、実業学校教員のための講習

「芸術の由来と施策の使命」1967年7月、@アテネ学芸アカデミー

 

特にひとつめの「技術への問い」は、ナチス政権下での責任を問われ活動できない期間があった後、ハイデッガーが思想界への復帰を果たした講演だったとのこと。

明解な構成をもち、うっかりすると感動してしまいそうなテンポの良さと迫力があります。

(・・・当方はド素人なので、「伏蔵」とか「集立」などのなじみない言葉にややもすれば迷子になりましたが、それでも。

 

ざっくりいうと(明らかにざっくりしすぎですが)((しかも誤謬をふくんでいるかもしれませんが))(((おい)))、

『現代技術は制止できず、うまくいっているときでも必然としてその本質に危険を内包する。しかし「問う」ことにより叶えるもの(救い)の萌芽もあるだろう。』

という内容です。

 

そもそもはハイデッガーの技術論に興味があり購入した本ですが。技術と、知と、科学と、創造と。ヒントがたくさんある本でした。

また、意外にも芸術論に帰着していて、アートとは何かという問いかけのかなり手前でよろよろうろうろしている当方にとって<俺得>だったのでした。

 

引用:

技術への本質的な省察と、技術との決定的な対決とは、一方では技術の本質に近しいが、他方ではそれと根本的に相違するようなひとつの領域で生じる。

そのような領域が芸術である。

 

*****

5編目の「芸術の由来と施策の使命」。こちらも内容を敢えてざっくり一言でいうと、

『現代の人間は科学的・技術的世界に閉じ込められている。芸術行為を行うためには熟考せよ。』

 

解は示されない。でも、ハイデッガーが芸術という分野を敬慕する一方、それをめぐる世界の状況と未来を、科学技術の本質から現実的に深く射程距離長く見据えていることが感じられます。

 

こちらの講演には、「サイバネティクス」という言葉が出てきました。調べると1940年代の後半に提示された言葉だったのですね。

サイバネティクス…新しい言葉としてロボット関連分野などでよく聞きますが、実は何をさしているのかおぼろにしか掴めていませんでした。

Wiki:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

 

 

*****

明和電機社長ブログから

メディアアートゴボ天モデル(2009.07.10):

http://www.maywadenki.com/blog/2009/07/10/post-2e9a/

2014-01-08 ファッションとは

ファッションとは

今月はじめ、明和電機社長ともゆかり深かった浜野保樹氏が急逝されたそうです...。

 

浜野保樹

参考ニュース:

http://www.animeanime.biz/archives/19205

 

メディア芸術祭他でお付き合いが深くいらっしゃったよう。

 

下記リンクのページにたどりつきました。

eat金沢2006年セミナーA「100年ルール」

http://eatx.bp-musashi.jp/eAT06img/eAT06smnA.html

 

ここで明和電機社長が、セミナーのテーマに反(?)し、≪一年後を念頭に表層でクリエイションするファッション≫への興味(あこがれ)を語っていらっしゃいます。

『「エーデルワイス」の物語のテーマは「ファッションって何だろう」ということ』とも。

 

昨年のMeeWee Dinkee 展開を思い浮かべると、興味深いです。

「エーデルワイス」からつづく...。

 

自分の内面を深く掘り下げなければならなかったり。100年の単位で自らの芸術を考えたりする一方で。

 

てんぽらりーな表層の文化にそれほどまで魅かれてー。

 

社長てば極端だわ(小声)。

 

*****

社長が自らパターンのモチーフを描かれたという白い布の生地を思い出しながら、そっくりマネをして遊びました。

六角形のなかに花をプラマンでざっとえがいて、PC上でパターンをならべながらコピペ。階調を反転して着色。

画像を縮小したら、思いのほかきれいな感じになりました。たのしー。

f:id:Fumiba_m:20140108065022j:image

 

*****

社長が、今年の4月からフランスの科学博物館で展示をされると、以前ツイートされていたのが気になっていました。

こちらですね。

http://www.epidemic.net/en/art/exhibitions/listing.html

ART ROBOTIQUE  @Cité des sciences et de l'industrie, Paris

8 April 2014 - 4 January 2015

With: Jean Michel Bruyère/LFKs, Shun Ito, Theo Jansen, Lu Yang, Chico MacMurtrie, Maywa Denki, Till Nowak, Christian Partos, robotlab, Shiro Takatani, Troika.

長期間の展示です! 何を展示されるのでしょう?

2014-01-06 不可解2014

不可解2014

明和電機ジャーナル」に「世界の社長から」というタイトルの、社長が数10分かけてかかれていらっしゃる直筆をコピーしたA4両面のおたよりが同封されています。昨年度まであった「ファミリー通信」のあとをつぐもの。

社長がかかれるイラストがかわいいのです。時間をかけてない分、社長のペンの動きや息遣いまで感じる貴重なおたよりです。

 

今回の「世界の社長から」。テーマは『ひとり』について。

芸術の仕事は、『ひとり』で『内面を深く掘り』、核のような『不可解』を見つけることです、という内容です。

 

 明和電機の活動には、たくさんの人の力を借りてひっぱてもらうけれど。

 一般的なデザインやビジネスは、『不可解』を取り除きみんながわかる"解"をさがす活動だけれど。チームクリエイションすることもあるけれど。

 

それらと対比し、芸術活動は『ひとり』から出発する、と。

『内面を掘る』作業だと。

 

この、芸術家が求める『不可解』について、"メチャクチャ"や"狂気"ではなく、理性や論理によって見つける『今はわからない解』である、と説明されます。

芸術は『不可解のエンターテイメント』とも。 

 

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わたしは、世界や、自己の内側は、不可解に満ちていると感じています。

認識能力が追いつかないもの。意味をなさないもの。形を成しているとは思えないもの。

"不可解"はそこにあるばかりでなく。何かのきっかけで生成したり湧いたり拡がったりするやっかいなもの。

これは"メチャクチャ"とか"混沌"とかそういう言葉で表せる"不可解"や。兎に角まともな意味を成さない困ったつぶつぶや塊たち!という意味の"不可解"です。

 

当方がたずさわってきた仕事の多くにおいて、必要だったのはその"不可解"を取り除く作業、というよりは。

・・・"不可解"を蹴散らし、そこにまざまざと転がっている"不可解"を見ないように眼をそらし、"不可解"が新たに生じてもできれば知らないふりをして、なんとか進める。そんな感じ。

不可解の中から、確固とした解や成果が現れればいいんだけどな、ほんのすこしでも。と望みながらも。

 

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芸術家の『不可解』。明和電機社長が述べるところの『不可解』は、上記"不可解"とはまったく別物なのでしょう。

それでも。

 

自分の内面の『不可解』(『今はわからない解』)をさぐり深く自己を掘り下げる、という、とても疲れそうな(まちがって『狂気』を発掘してしまいそうな)怖い作業を、自らしたいなんてたぶん一生思わないでしょうし。

(つまり芸術活動を目指したりけっしてしないし。)

 

 他人の深い場所にある『不可解』に自分は興味がもてるかな?

 なんだろうって思えるかな?

 他人の『不可解』を共有し持って帰りたいと思えるでしょうか。

 

ありふれた凡庸な不可解ならいらない。

刺激量で勝負しているような、人にショックを与えることが目的のような不可解にはできれば触れたくない。

 

当方のように心が狭く硬直した人間に、芸術作品を鑑賞することは(どの程度)可能でしょうか。

 

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社長ブログから参考になりそうな記事:

 

科学か?芸術か?

『不可解というものがあれば、そこにコミュニケーションは生まれる』

http://www.maywadenki.com/blog/2010/05/14/post-4991/

 

不可解・・・について

『「不可解」を理解しようとし、なんとか意識のレベルまでひっぱりあげたのが、「ナンセンス」なんです。』

http://www.maywadenki.com/blog/2010/01/19/post-a2ab/ 

 

社長twilogを「不可解」で検索

http://twilog.org/MaywaDenki/search?word=%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%A7%A3&ao=a 

 

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今回の「世界の社長から」。

『今年はこの不可解にしっかり向き合う年にしたいですね!!』

と〆てあります。

 

社長がどのような『不可解』を掘り出されるのか。

それがどのようにイメージ化、製品化されるのか(されないのか)。

しっかり注目したいです。

 

そして、社長のいわれるところの『不可解』について。

もっときちんと考え、整理し、茫洋とでもいいから把握を目指したいです...。

 

ゲージュツの本質を内包している不可解...。

あこがれは、ちゃっかりしっかりあるのですから。

http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20121228/1356643033

http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20130926/1380143356

http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20130927/1380230405

2014-01-04 明和電機ジャーナル vol.3

明和電機ジャーナル vol.3

年末に、首を長くして待っていた「明和電機ジャーナル vol.3  特集:明和電機20周年ライブのできるまで」(ライブ宣伝ビジュアル用写真をカラープリントしたクリアファイルのおまけ付)が届きました。

(夫の実家に帰省していたので、手にすることができたのは年始、つくばへもどってきてからでした。)

 

今回も、写真いっぱい、文字情報いっぱい。充実の16ページ。タイトルどおり、明和電機20周年ライブ「できるまで」の情報がぎっしりです。

・・・スケッチ台本、各種ライブ設計プラン、準備段階の作業、リハーサルの様子。

こうやってライブがつくられたんだ、と、わくわく拝読しました。

 

読んで浮かび上がるのは、明和電機ライブの特殊性。常とは異なる様。他とは全くちがうさまです。

 

以下、印象的だった部分について思ったことなどを、すこし。

 

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  • 製品の整備にかかる時間と手間

『機械にとって動くことは破壊に向かうことである』

『ビジュアルを重視するあまり、構造的に弱い』

そんな明和電機製品をステージに上げ実際に動かすまでの整備作業というのは、想像しきれません。

『一日一台としても、整備には一カ月かかる』

 

ステージ上で(『F1レースのように』)演奏する楽器たちは。

社長が生きて、整備している/指示を出している、標ですね。

 

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  • 明和楽器の打ちこみ

興味深いのが、自動演奏楽器たちの演奏する仕組みです。

MIDIと呼ばれる音楽用の信号をAC100Vに変えることで動いている』

DTMについての知識はほとんどありませんが。MIDIの使い方がまちがっているような気がしますが。

 

「ROBOT!」公演のためのマシンつくりの成果として、今回のライブに用いる楽器も楽器本体にMIDI-ACインターフェースを収めたとのこと。

ライブに使われたMIDIインターフェースは二つ...。

たぶん、打ちこみデータのかなり(もしかしたらほとんど)を、今回入力し直さなければならなかったはずです。

20年の蓄積はあるけれど。プロクラム作業はリハーサルの前半、ホールで実際に音だししながら完成するしかない。

(そして、経理のヲノさんは本番中もプログラムを続けていたという嘘のような真のはなし。)

(打ちこみのノウハウを持っているのはヲノさんと社長しかいないのですね...。)

 

ライブ前日に社長がtwitterで探していらした旧いWindows PC。セーモンズさんの制御に使うものだったのかしら。

 

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以前、この日記にかいたように。20周年ライブではシリンダーリコーダーが活躍しました。

この楽器が安定して演奏するために、密閉する部品を一発で作成できる3Dプリンターが役に立ったようです。

いい音出していました、シリンダーリコーダー。

それ以外にも、3Dプリンターで制作された部品たちが既にあちこちで活躍しているそうです。

 

3Dプリンターで制作、というと、何かいかにもそれっぽい、アナログ手法では作りにくい面妖な形の造形を思い浮かべてしまいがちですが。

実際には、さりげない、シンプルな部品を作るのに役立っているようです。

 

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これだけ充実した、ライブの裏側の情報の全容を(...と言っても、表層のごく一部でしょうが...)知ってしまうと。

なんだか、またあの日に戻って。あの会場に戻って。いろんな席から。ステージ上のいろんな場所から。

ライブを観察したいな、鑑賞したいな、なんてことを思ってしまうのでした。

 

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2014年。20周年の年は終わってしまったけれど、明和電機は4月始まりの年度制を採用しているらしいので。

記念すべき20周年の年度は3月まで続いている、はず。うふ。

 

今年もまた一年、よろしくお願いいたします。