PukiWiki1.5.4 for PHP8 on IIS of Windows10、Windows11、Windows Server 2008R2

PukiWikiが1.5.4にバージョンアップしていた。PHP8.1対応との事。

IISにてメモ代わりに使っているので、さっそく試してみた。

 

現環境はPHP7.4.33、PukiWiki1.5.3で揃っていて、

順序としてはまず、PukiWikiを1.5.4へ上げるところから始める。

 

そのために、今回は、Gitを導入して、Windows環境でPatchを当てる

試みを行なった。

Gitのインストール中に沢山のオプション選択があってめげたが、

あまり既定からほとんど変えることなく、Patchを当てる作業は、

Windows10、Windows11、Windows Server 2008R2、3つの全環境で

同じように成功した。

 

次に、PHPを8化する作業は、運用phpフォルダへ最新版8.3.4上書きで、

簡単に上げられたのが、Windows10とWindows11。

Windows Server 2008R2 も同じように出来るかと期待したが、さにあらず、

内部エラーのため、コマンドプロンプトで「php -v」してみると、

プロシージャ エントリ ポイント GetCurrentThreadStackLimits がダイナミック リンクライブラリ KERNEL32.dll から見つかりませんでした。

というポップアップが立ち上がるエラーで止まっていた。

これは、最新の Visual C++ 再頒布可能パッケージ「Microsoft Visual C++ 2015-2022 Redistributable (x64)」を導入しても改善せず。

試しに、インストールする版をPHP8.2.17に変えてみたら、あっさり成功した。

 

以上、まとめると、3環境で、

システム       PukiWiki1.5.4  PHP8.3.4 PHP8.2.17

Windows10        ○      ○  ?(多分○)

Windows11        ○      ○  ?(多分○)

Windows Server 2008R2    ○      ×    ○

となる。

GMailのせいでスパム除けにReceived-SPF: ヘッダが使い物にならなくなった

GMailからガイドライン

support.google.com

が発表されてだいぶたったようだが、

最近のスパムは「Received-SPF:」ヘッダ(あるいは「Authentication-Results:」ヘッダの「spf=」要素)が“pass”でないものがほぼなくなり、

フィルタとして全く機能しなくなった。

 影響力の大きさを実感すると同時に、ゴミメイルの主要ターゲットが知れて笑える。

WindowsUpdate KB5034441 がエラー0x80070643の時、回復パーティションサイズを増やす話【これで解決?⇒残念、これだけじゃなかったorz⇒なんとか終焉】

2024年1月10日頃、Windows Update KB5034441のエラー0x80070643が Windows10で起こった。何回再試行しても、成功しない。

 

原因は、回復パーティションのサイズが1GB未満だからとの事。

www.nichepcgamer.com

にある通り、回復パーティションを増やしたら良い、というのが現時点の解法のようだ。そのためには、隣接しているC:ドライブのOSパーティションのサイズを小さくし、それと合わせて1GB以上の回復パーティションを再構築するとの事で、上記のブログで引用されているマイクロソフトの資料ページに具体的にその手順が示されている。

 

※上記ブログで、日本語機械訳に間違いがあるとの指摘があったが、f.の、「shrink desired=250 minimum=250」とのコマンドの一部を文章叙述に間違えて「圧縮 を実行します desired=250 minimum=250」としている点くらいで、英語ページと日本語ページとを注意深く見比べながら実行したら、特に問題はなさそうだった。

 

原文ページはこちら

support.microsoft.com

機械語翻訳ページはこちら

support.microsoft.com

 

 

この手順をまとめようかと思っていたが、既に、きれいにまとめてくれている人が居たので、

qiita.com

にリンクしておく。以下、リンク先が喪失したりしたときのために自分用にメモ。

 

なお、自分は、(この時点までMBRのケースしかこれまで扱っていない。

 

この手順で、一番引っかかったのは、

(回復)パーティションを作成し、

その後、フォーマットする。

そうすると、なぜか、プライマリパーティションタイプになってしまっていた

 

この状態で、「reagentc /enable」すると、操作は成功するものの、「reagentc /info」で調べるとWinREのパーティション、作成したもの(回復パーティションを作ったつもりで実はプライマリパーティションを作ってしまっていたやつ)ではなく、C:ドライブのOSパーティションになっていた!

 

これに気づかず、この状態で、Windows Update KB5034441 を実行したところ、エラーなく完了した。

 

だから、このエラーって、もしかしたら、回復パーティションのサイズを変えなくても、プライマリタイプに変更して、WinREシステム設置場所をOSパーティションに移動するだけで、Windows Update KB5034441 をやり過ごすだけだったらOKなのかも知れない。

 

以下、覚え書き。

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オペレーションシステムは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません

 Windows11 にて、さっきまで動いていた Outlook2013 が タイトルのような「エラー」ポップアップを表示して起動しなくなった。

 

 (他にも、エクセルが書類ダブルクリックで、起動はするが書類は開かない症状があり、こちらは、レジストリの /dde 記述部分を "%1" 含みの文字列へ置き換えることで治ることが分かっている)

 

 この症状は、検索によれば、古くから(遅くともWindows7時代)あるようで、解決方法も分かっている。

 

 「プログラムのアンインストール」から、変更で、修復をすることが定石になっている。

 

 今回は、修復では、症状は快方に向かわなかった。クイック修復、オンライン修復、どちらもダメ。

 

 そうなった場合は、一旦アンインストールして、再インストールする。これも定石だ。今回はこれで治った。

 

 再インストールの際、なぜか、そのオフィスプログラムライセンスが登録されているマイクロソフトアカウントにサインインさせられるという謎ムーブがあって、それが今回のアップデートでの肝だったんだろうと思われた。

 

 一応、MS Office2013はWindows11では動作しないことになっている。しかも、2013は半年ほど前にサポートが終了している。従って、再インストール出来なくなる最悪の事態も十分想定されたが、今回はそこまでではなかったようだ。

 

‥で終われば平和だった。

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Wi-Fiルーターの設定(2)―一旦APモードで設定したものをルーターモードに再設定する

 最終的にはAPモードで運用を目論むも、一旦ルーターモードでの運用開始とすることになった。

 そこで多少手間取ったので、メモを残しておく。

配線・起動

 前面の物理スイッチを

MANUAL/AP

から

AUTO/ROUTER

にして、電源を入れなおす。(MANUALのままだとスマホから見えなくなったのでInternet側の設定はリセットすることになる)

 インジケーターのPOWERが点滅し、ROUTER点灯、WIRELESS点灯、POWER点灯、最後にINTERNETが点灯する。

 LAN側の設定は、以前設定した「192.168.xxx.1」、DHCP「192.168.xxx.2~yyy台」が残っているようだ。

スマホの設定

 スマホのIP設定が手動のままになっていたら、ⓘを押して、IP構成を自動に設定する。DNSの構成も自動でいいと思うが、手動のままでも特に問題はないと思う。

自機IPのマニュアル設定

 このままでも特に使用に問題はないが、Wi-Fiルータに割り当てたIPアドレスを生かす設定に復元する。前面の物理スイッチを再び

MANUAL/ROUTER

に戻して、電源を再起動。Internet/Internetに設定項目が増えている。

インターネット@スタートを行なう

 ☑インターネット回線の変更時に自動で切り替える

⇒手動設定

 

IPアドレスは、以前設定した入力値が残っていた。サブネットマスクも。

 ここで、『設定』ボタン押下。今回は1回で良いようだ。時間はかかるが、無線LAN側変えてないのでアプリ等の再起動も不要。

 

参考 APモードへの変更

Wi-Fiルータの設定

 過去、すごく古いAtermを、ネット上の資料を見ながら、割と特殊な設定に仕上げて未だに望む通りの動作をしているが、やり方を思い出せないでいる。

 多分ブリッジ接続だと思うが、

  • 自分自身のIPアドレスと接続方法を手動で指定。メインルーターやネットマスクの指定も。
  • 無線LAN参加者はスマホも含めて、手動IP設定必須。DHCPでは配らない。
  • WAN側有線接続口は使わない。自分自身のLANへの接続もLAN側有線接続口を使う。

この設定で、なぜかAtermの物理スイッチはRTモードになっていた。APモードもあるのに‥

 

 今回の設定したい機種は、Buffalo『WSR-5400AX6S』。某ショップで今最も売れているとの事。ひねくれ者なので、「/DCG」を選んだが、色違いなだけで黒の機種も多分同じだと思われる。

 手順としては、何も考えずに、物理スイッチ

AUTO/ROUTER

の組み合わせで、WAN(INTERNET)側の優先差込口へ、LANケーブルを挿し込んでみると、普通に接続できて、その状態でスマホの『StationRadar』(BUFFALOのWi-Fiルータ設定ツール;App Atoreから得られる)で、各種設定をする。

 各種設定とは、

 これをやったら、一旦、スマホ側のWi-Fi設定は削除して、新しい暗号化パスワードで接続し直す。StationRaderも新たなパスワードで入り直して、設定が反映しているかを確認。

 次に、一旦Wi-Fiルータの電源を落として、物理スイッチ

MANUAL/ROUTER

に変更。スマホから、つなぎなおしてみて、StationRaderやツイッターなどスマホアプリで動作チェック。

 

 現在のところここまで、特に問題がない。

 但し、冒頭の望みの動作にはならなくって、つないだスマホは、192.168.xx.yyyという別セグメントのノードとして、インターネットアクセスは可能となるが、元のLANセグメントへのアクセス・参加が出来ない。

 そこで、ブリッジ接続へ変更する事になると思うのだが、その場合、 

 www.buffalo.jp

 に書かれている通り以下の機能が動作しないとのこと。

 良く分からないのは、以下の通り

  • 自機のアドレスをどこで指定するのか?
  • 元のLAN側への接続は、INTERNET(WAN側)の有線接続口なのか?/それともAtermと同じようにLAN側有線接続口なのか?

 

 という事で、実験してみることにする。

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