電気グルーヴ The Movie 〜石野卓球とピエール瀧〜

電気グルーヴ25年間の歩みを関係者のコメントと共に追ったドキュメンタリー。映像の貴重さとか内容については前NHKでやってたやつの方が濃かったなあとか思ったりするけどナレーションが英語だったりするのでかなり海外への紹介を意識したものなんだろう。2時間で彼らの25年間を総括するとなると駆け足にならざるを得ないとあって、あまり目新しい話は無かったように思える。Last Supperに入っている年表読めば大体わかるし。
そんな中で良かったのはやはり全編にわたってコメントを寄せていたまりんこと砂原良徳の存在だと思う。脱退しても今なお独自の距離感で彼らに接している砂原の今の気持ちをみっちりと語ってくれたのはファンとしてはとてもうれしかった。
後今更ながらに思うのはKAGAMI氏の急逝が惜しまれるということ。彼がいれば二人になってからの電気グルーヴについてたくさん語ることがあったと思うし作品自体ももっと多く出ていたかもしれない。