神のみぞ知るセカイ#43-46

また「ダムでの一件が酷似している」ですよ!
いやそう思うのは自意識過剰だとは認識してますよ。
むしろ自分が突っ込めることくらいは作者もちゃーんと考えてるんだなぁと。

長瀬純編読んでてちょっとタルイなぁと感じてたが、読み直して改めて実感。
まぁ初めから6話構成で作ってた訳ではなく、1話1話描きながら考えてたようなのでこう言うのは酷かもしれないが、話のメリハリがどうも付いてない気がする。


攻略スピードアップとは言え、このシリーズ@2回続きそうなんだが正直ここまで引っ張るのはどうかと若干思う。
4話構成くらいが一番いいんじゃないかなぁと。

以前こう書いたら、見事に月夜編は4話構成w
いや本当に読まれてるんじゃないかと疑いたくもなりますよ。
実際のところ、単行本1巻につき攻略キャラ2人というフォーマットを維持する為だとは思いますが。

今回で月夜編が終わりました。今回のテーマというのは、とりあえずまず「4話で終わる」ということ。ちひろ編、長瀬編と段々とストーリーが長くなってきていましたが、ここで一度短いものをやってみよう・・・ということで、4話で終わるためにストーリーはかなりわかりやすくしました。昔は4話で終わっていたのに、一度長いものをやってしまうと、4話だとエラク短く感じましたよ。一般的に、描き手より読み手の方が長く感じるものだと思うんですけど、読者の皆さんは月夜編、過去の4話完結の話と比べて短く感じたのでしょうか?長く感じるのでしょうか?何げに月夜編は、神のみの今後を決めるようなシリーズかも知れませんよ・・・内容的な意味ではなくて。ただ、ボク的には一度4話に戻って、タイム感をリセットできました。
::HoneyDipped:: 3/31:FLAG46「Mr.ムーンライト」

今後を決めるようなシリーズというのが何を意味するかは判りませんなぁ。
内容的な意味じゃなけりゃ手法的な意味なんでしょうか。4話分の大まかなプロットを作ってから内容を煮詰めていくといった感じに。
まぁこればっかりは作者が書いてくれないことにはいくら考えても想像の域を出ませんが。


月夜編、一般的な評価はどうか知りませんが、起承転結に関しては完璧。
#43はよっきゅんで掴みは取れてる。
#44はこのコマが秀逸。

月夜と人形の対比、桂馬が学内では奇異な目で見られていること、相手の為ならそんな事を全く構わない一途さが凝縮されてますね。
#45では親密度を上げるのとスキマを広げることが同じベクトルなのを変えようと一計を案じるもそれがバレるという急展開。
そして#46のエンディング。


「お前を月には行かせない」


月夜をバックにキスシーン。展開に関しては文句の付け所がないです。


それでも重箱の隅をツツきたくなるのが自分の性分。
告白のシーン、あの高さから落ちるまで何秒あるかとか考えてしまうんですねw
個人的には桂馬の指に月夜が抱きついたクリフハンガー状態の後飛び降りるといった方がしっくりするんですが、
まぁきっと普通のヒトはそんな細かいことで違和感感じたりしないのでこれで良かったとは思いますね。
映画とかでもよくあることですし。