薔薇の迷夢

ピチレモンについて書かれた日記

最新部数発表とピチレ部数回復の兆し

中学生雑誌売り上げ部数発表!

先週、中学生ファッション雑誌各誌の最新公式部数が、日本雑誌協会ホームページ上にて発表されました。この部数データは、「算定期間2012年4月1日〜6月30日に発売された各誌1号あたりの平均部数」(協会HPより)となります。つまり、このデータから、各誌が…

2012年4月〜6月期分の公式部数

「各誌」とはいっても、ハナチュー(2011年休刊)、ラブベリー(2012年休刊)と相次ぐ撤退により、今回もピチレモンとニコラの2誌のみです。で、そんな一騎打ち状態の中学生雑誌界、トップはもちろんニコラで21万5千部。対するピチレモンが12万4千部ですので…

各誌別の部数推移(2011年〜現在)

表の見方 各誌の2011年〜現在にかけて、3ヵ月ごとの部数データの推移です。各データの数字の左にある「カッコ内の小さな数字」は、前期と比べての増減です。部数増の場合「青字」で、部数減の場合「赤字」で表記してあります

1位:ニコラ・・・大幅減

前期比マイナス1万1千部ということで、ニコラにしては珍しく大幅の部数減。上の部数推移表からもわかるように、過去最大の下げ幅となっています。21万台にまで落ち込んだのは、それこそ、去年の震災直後の2011年4〜6月期以来となりますが、今回はさらにそれ…

2位:ピチレモン・・・ややアップ

ニコラに圧倒的大差をつけられているピチレモンですが、なんとか今期もちょっとだけアップ。前期比1800のプラスとなりました。それにしても、ニコラが1万以上も減らしている中にあって、多少でも増やしたのはスゴイこと。以下、その要因を考えてみます。する…

ピチレ部数回復、最大の秘策

そこで、ピチレの部数回復につき、その最大の要因として考えられるれるのが、ラブベリー休刊の影響です。ラブベリーは、今年の3月号をもって休刊となりました(⇒参考:ラブベリー休刊ドキュメント)。で、その休刊後、まさに今回の部数発表が最初の集計とな…

各ファッション誌の部数

2012年 1-3月期 4-6月期 増減 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セブンティーン 346,667 330,000 (-16667) ニコラ 227,434 215,900 (-11534) ピチレモン 123,067 124,867 (+ 1800) ニコ☆プチ 116,500 113,650 (- 2850) ・・・・…

ラブベリー読者はどこへ消えた?

中学生雑誌の読者がいて、現在読んでいる雑誌が休刊となった場合、その人はどうするでしょうか。一般的に、「1.ピチレやニコラなど、別の中学生雑誌に移る」「2.セブンティーンやポップティーンなど、お姉さん雑誌に移る」「3.雑誌を買わなくなる」の3パター…

ピチレ編集部の先見

ピチレモン2011年10月号。ここで電撃的に、ラブベリーから、未来穂香ちゃん&井之上史織ちゃん&長崎すみれちゃん&加藤由梨愛ちゃんの4人がピチモに移籍します。この移籍劇のポイントは、移籍ラブベリーナが「大物」であるという点。中でも穂香ちゃんは、同…

ニコプチでも同様に

さらに加えれば、このピチレ編集部の作戦は、ニコプチでも発揮されます。2011年、ニコプチ卒業生として、初めて関紫優ちゃんをピチモに獲得。続けて今年は、なんとその元プチ枠を倍に増やし、田尻あやめちゃん&五十嵐ありさちゃんの2人を獲得しました。(⇒…

まとめ

以上、今期の部数データ発表については、主にピチレの部数増について、その要因を中心にみてきました。ラブベリーの休刊を見越し、事前にその人気モデルを獲得し、ピチ読に呼び込む。ニコプチ卒業生を獲得することで、それまで当然のように、ニコプチからニ…