苺ましまろ 3巻

苺ましまろ 3巻 (ばらスィー / メディアワークス DengekiComics) ISBN:4840226237

お姉ちゃん・伸恵 高校生のチェーンスモーカー
妹・千佳 小学生6年生でつっこみ役
おとなり・未羽 小学6年生でトラブルメーカー
近所・茉莉 小学5年生のサンタを信じる常識人。
そして英語はしゃべれない金髪碧眼娘・アナ。
この5人による脱力系コメディ。


相変らずゆるゆるです。
力いっぱい力を抜いたといった感じで、
笑わそうとしていないのに笑わされているのがなんとも奇妙。
今巻では第22話「ジェラシー」が他の話と毛色が違っていて
存在感のあるエピソードになっています。
未羽が常に奇怪な行動をとる理由づけがされている話で、
その理由が「かまってほしいから」というところがなんとも微笑ましいです。
あとは妙にパターン通りの夢判断話「ドリーム」など面白い。


それにしてもボケ役が未羽ひとりで、
真面目系の茉莉とアナがだぶっているように感じられます。
今さらこの配役を変えられないとは思いますが、なんとももったいないね。
確かに面白いのですが、やっぱりもうちょっとパンチがほしい。


ケロロ軍曹 8巻

ケロロ軍曹 8巻 (吉崎観音 / 角川書店 Kadokawa Comics A) ISBN:4047136131

地球征服を目指すカエル型宇宙人、ケロロ軍曹とその仲間たちが
地球文化に汚染されて堕落していくさまを描いたギャグ漫画。


ネタまみれの漫画ですが、狙ったギャグをことごとく外さないところなんかはさすが。
見栄えのする絵柄も含めて全くスキがないのでけちのつけようがないです。
今巻のお気に入りは動物を人間化する装置を開発したケロロ達が
動物園へめぼしい動物をスカウトに行く話。
象の卓越した悟りっぷりに脱帽でした。
しかし動物園にいる動物達は堕落してるんだなあーーー。
なに感心してんだろ。