物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-05-04

渡辺由佳里さんのアメリカ分析が面白すぎる!!

現在の民主党には3つのDynasty(大家族または族ともいえます)があります。最も由緒あるケネディ族、そして90年代、民主党を経済的に中道に導いたクリントン族、そしてそれらの古い民主党とは異なる理念や政治スタイルを目指すオバマ族の民主党内での権力闘争は、少々のことでは癒えない深い傷を作っています。


ケネディ一家は、プライベートでは恵まれた贅沢な生活をしていますが、政治的には常に黒人の人権、貧困者の救済、医療と教育の平等な提供のために戦ってきた庶民の味方です。マサチューセッツ州選出で2004年の民主党大統領候補だったジョン・ケリーは、家族ほど近しくないもののケネディ族といえるでしょう。

いっぽうビル・クリントンは、黒人たちから「初めての黒人の大統領」と呼ばれるほど黒人の人権のために働いてきましたが、経済政策的には共和党に近い中道派です。国民にはロックスター並みの人気があったものの、彼の一族に属さない民主党員にとっては、古くからの民主党の理念を無視する個人プレーヤーだという苦々しい思いがあったようです。クリントン時代の副大統領アル・ゴア、そして史上初めての女性下院議長のナンシー・ペローシーは、クリントン族のやりかたに決して馴染まなかったきまじめな左よりの代表です。

そして、現在の民主党全国委員長のハワード・ディーンをはじめとするケネディ族にもクリントン族にも属さない新しい流れが両手を広げて迎えたのがバラック・オバマです。インターネットで若者や無所属を集めたハワード・ディーンの信念をそのまま受け継いだのはオバマと言えるでしょう。ディーンの支持者の多くもそのままオバマに移っているようです。彼らは、古くからの民主党のやり方に不満を抱いています。活気はありますが、自分たちが一番正しいと考えている高慢さも否定できません。


26AUG2008 民主党の3つのDynasty 

渡辺由佳里のひとり井戸端会議


なるほどー。最近、むさぼるように、渡辺さんの記事を探しては呼んでいます。政治的にはかなりリベラルによっていると思うんですが、なんといっても、バランス感覚がいいのと、思考の蓄積を感じる、ちゃんと考えた練れた意見が、すごいわかりやすい。最近惚れ込んで、頑張って読んで勉強しています。もう、楽しくて楽しくて。



予備選で見えてきた「部族化」するアメリカ社会

敵対するグループ同士はお互いが持つ理想の「アメリカ像」を許容できない

2016年4月11日(月)19時15分

渡辺由佳里(エッセイスト)

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/post-4878.php



このかなり新しい記事も、過去の最初に引用した記事からの流れで読むと、凄い興味深い。思考が深まっているのが感じます。やはり自分の頭で積み重ねている人の思考の蓄積というのは、素晴らしく知的好奇心を刺激してくれます。僕はまだ部族化というキーワードを消化し切れていないんだけれども、丁寧に大統領選挙を追っていると、たとえば、同じ民主党内でも、ヒラリーさんとサンダースサンの支持者の諍いというか、対立って、もう怨念の域だよねってくらい根深いのがわかります。これが、本当に一本化するのか?って凄い不思議に思います。そういう流れで、過去の系譜からの接続を考えると、なるほど!!!と思うことしきりです。

中産階級の解体による既得権益者の怒りという、一見正義に見えるものに、騙されても、踊らされてても、いけないんだ、としみじみ思う今日この頃

1%の富裕層が99%の富を独占している


アメリカの社会構造論の観点から言えば、民主党のバーニー・サンダース氏の善戦も大いに着目する必要がある。


民主党の予備選挙は本命のヒラリー・クリントン前国務長官が優勢だが、無印だったサンダース氏が一時は支持率で上回るなど肉薄している。サンダース氏の支持者の多くは30歳以下の若い世代で、対話集会は若者が詰めかけて大盛況だという。候補者の中で最高齢の74歳。選挙資金も潤沢ではなく、少額寄付に頼って選挙戦を展開するサンダース氏を、若い世代が熱狂的に支持しているのはなぜか。『21世紀の資本』が世界的ベストセラーになったフランスの経済学者トマ・ピケティ教授らが指摘するように、資本主義社会が陥る一番深刻な病状は、金持ちはますます金持ちに、貧乏人はますます貧乏になる「富の偏在」だ。自ら「民主社会主義者」と名乗るサンダース氏はこれをひとひねりして、世代格差の問題に翻訳して説いた。


すなわち「高齢者ばかりが得をして、若者が虐げられる社会でいいのか。税金逃れをしている大企業や金持ちからもっと税金を取って、君たちに配ろうじゃないか。公立大学の授業料を無料化し、国民皆保険を導入して、君たちのための世界をつくろう」というのだ。


アメリカの金持ち企業の大半は税率が著しく低いか、もしくは無税のタックスヘイブン租税回避地)を利用して、アメリカ国内の課税を逃れている。(前回の大統領候補だったミット・ロムニー氏のように)個人の富裕層もバミューダで蓄財するなどしてまともに税金を払っていない。ますます富の偏在は進行して、今やアメリカ社会は上位1%の富裕層が99%の富を独占していると言われる。


2011年に「We are the99%」というスローガンを掲げた大規模なデモがウォール街を占拠したことがあった。要は「1%の富しか持たないマジョリティのための政治をせよ」という草の根運動だったのだが、オバマ政権も今回の大統領選挙の候補者たちもこれを無視して、富の偏在の問題にまともに向き合ってこなかった。ただ1人、サンダース氏だけが、「若者よ、怒れ」と訴えて、若い世代の共感を得たのだ。


中略


民主党は民主党で、オバマ大統領が自らの選挙戦のときに言っていた弱者の味方であるならば、もっと早く富の偏在の問題に正面から手を打っておくべきだった。アメリカのトップ企業や富裕層のほとんどがタックスヘイブンを利用して租税回避しているから、アメリカは税収が上がらない。おかげで政府は財源不足で数年に一度、機能停止に陥っている。


アメリカが再び偉大な国を志向するなら、富を隠蔽している富裕層や金持ち企業からきちんと徴収する仕組みをつくらなければならない。これはサンダース氏の躍進という形で今回の大統領選で浮き彫りになった大きな課題である。




トランプの過激発言は、なぜ米国民に受けるのか?

大前研一の日本のカラクリ

PRESIDENT 2016年4月18日号


現在の問題点のきれいなまとめ。大前さん、さすが、クリア。この富の偏在問題は、先進国の健全な競争を志向して小さな政府への意識がある限り(大きな政府に向かうのは、世の中の体勢)常に起こる構造的な問題だと思う。とはいえ、ものすごい問題はあるが、資本主義のこちらの方向は、ほぼ現在で唯一現実的な路線なので、そこへ進めば、構造的に発生しやすい問題。なので、その反対の路線が、社会運動で盛り上がっていくのは、大きな世の中の流れだと思う。


しかし、同時に、バーニーズさんの支持層を見ると、この排他的かつ差別的な集団は、何も成せないな、だめだな、と思う。なんとなく、西ヨーロッパや日本では、理想的な上澄みの部分が、いいという感じの雰囲気を感じるけど、少なくともこちらの現実的な報道では、かなりだめな社会運動なんだなぁと感じる。理想主義の左翼で若者は、簡単にこういう非現実かつ排他的差別路線を隠しているのだなぁ、としみじみ。ちゅーか、やっぱりこの路線は、とても大事な方向のひとつだが、メインにはなりえないなんだなぁと感じる。そもそも、現実的じゃないしね。プラグマティツクじゃない。


アメリカでは、理性的にそれを分析する記事を、ちらほら見る。でも、少なくとも、日本ではまったく見ないなぁ。まぁ、僕も全部見ているわけじゃないけど。まさか、バーニースさんを、すげぇ理想的だ!すばらしい!なんて一面的に信じてたり、報道されてたりしないよなぁ、、、、と思う。。。。絶対僕この人支持しない。本人のいうことが理想的なのわかるが、レフトの理想主義は、やっぱりだめなんだよなぁ、としみじみ思う。


それにしても、このすべての出来事が、中産階級でかつ既得権益者の解体から発生しているのが、はっきりとわかる。トランプさん支持者は、年寄り世代の中間層の没落への怒りだし、サンダースさん支持者は、職が得られない若者世代の怒り(一番怒っているは、やっぱり旧既得権益者たちの子供だと思う)。ようは、いままで持っていた特権を返せ!!!と怒鳴っているんだよね。なので、そのためには、後から来た移民や、マイノリティ、特に黒人や女性は、踏みつけてかまわないっている、暗黙の論理的帰結になってしまう。こんなの本当のリベラルじゃないんだよ。中産階級の解体による既得権益者の怒りという、一見正義に見えるものに、騙されても、踊らされてても、いけないんだ、としみじみ思う今日この頃。





うんうん、クルーグマン先生に同感ですよ。


This is really depressing: Sanders claiming that there will be a contested convention, and suggesting that the nomination fight was rigged. Can someone tell Bernie that he’s in the process of blowing his own chance for a positive legacy?

Here’s how the narrative could have run: although he fell short of actually getting the nomination, Sanders did far better than expected, giving him and his movement a good claim to have a big say in the Democratic agenda for 2016 and perhaps setting the movement up as the party’s future. But to take that position — to turn defeat in the primary into a moral victory — he would have had to accept the will of the voters with grace.

What we’re getting instead is an epic descent into whining. He dismissed Clinton victories driven by black voters as products of the conservative Deep South; he suggested that his defeat in New York was unfair because it was a closed primary (you can argue this case either way, but requiring that you identify as a Democrat to choose the Democratic nominee is hardly voter suppression — arguably caucuses are much further from a democratic process); then, with the big loss in the mid-Atlantic primaries,he has turned to a sort of fact-free complaint that any process under which Bernie Sanders loses is ipso facto unfair, and superdelegates should choose him despite a 3 million vote deficit.

At this point it’s as if Sanders is determined to validate everything liberal skeptics have been saying all along about his unwillingness to face reality — and all of it for, maybe, a few weeks of additional fundraising, at the expense of any future credibility and goodwill. Isn’t there anyone who can tell him to stop before it’s too late?

Paul Krugman - New York Times Blog

Bernie’s Bad End

MAY 2, 2016 6:44 AM May 2,

http://krugman.blogs.nytimes.com/2016/05/02/bernies-bad-end/?_r=0

2016-05-03

Barack Obama stars in spoof retirement video

http://www.bbc.com/japanese/video-36185534

BBC JAPANでは字幕があります。凄い皮肉が効いてて爆笑しちゃった。こういうジョークの文化は、いいなぁ、と思う。でも皮肉強すぎて、直接聞くと、いじめのように厳しいんだけど。

Obama breaks out one-liners at White House correspondents' dinner

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-36181308

2016-05-01

『世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう』 奥山真司著 順次戦略と累積戦略は、相互作用で効果が極大化されるという指摘が自分的大発見でした!

世界を変えたいなら一度


順次戦略と累積戦略。


これは自己実現系の自己啓発の本なのですが、地政学の奥山さんの本は凄い面白かったので、手に取ってみました。トータルでいうと、意外に、普通の自己啓発の本でした。正直言ってこの手の本としては、戦略という視点から見る部分は面白いですが、それならば他の著作を読めばいいわけで、凄いお薦めというわけではありません。特に、例が凄くしょぼくて、ちょっとこの程度の例を書くなら、無理して描かないで、戦略の話や国際政治の話だけに絞ったほうがよかったと思いました。


ただ、個人的には、順次戦略と累積戦略の2つが戦略にはあるという話が、凄いエウレカでした。というのは、僕は、自己実現というのは、常に、ここでいう順次戦略・・・・目標を定め、明確にして、表に出して、双六のようにそこへ向かっていくものだと思っていました。けど、累積戦略・・・・目標を持たず、クンフーのように繰り返して、蓄積されたものがある時にあふれ出るようにステージを変える、というのも、あるんだという風に書かれていたのが、凄い印象的でした。というのは、僕はこのクンフー的なものを、いつもいってきたので、順次戦略と累積戦略は、相互作用で効果が極大化されるという指摘は、おおっ!!!と唸らされたのです。両方を別物として考えていたので、なるほど同じ戦略というコンセプトの2種類で、相互作用があるものだという風に位置づけると、凄いしっくり来たのです。これは、僕には大発見でした。僕がいってきたクンフーのように日常で繰り返して、目的を持たずに、ある境地(=心的状態)を常に維持するというディシプリンと、自己実現家系の、目標を明確にしてそこに向かっていく単線の発想が、よもや相互作用があって繋がっているものだとわ!!!。これは大発見でした。


ちなみに、マッキンダーとかの戦略の大著を読む前に、補助線としては、下の本とかよかったと思います。

地政学―アメリカの世界戦略地図

2016-04-30

『双角カンケイ。』 タチ著  タチさん、やっぱり、うますぎる!

双角カンケイ。 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)


『桜Trick』 2014年 Japan タチ著 石倉賢一監督  日常-無菌系の果てに現れた微エロ

http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20141015/p2


LGBTQに対して積極的に権利が認められる方向が大きなトレンドとして存在するアメリカやカナダなどの北米の方向を見ていると(西ヨーロッパもそうなんだろうけど、住んだことないのでよーわからん)、なんというか、先進国の人類社会が、ジワジワと豊かになっていくと、日常的に関係性が凄い複雑になって、その果てにLGBTQだってありなんだよね、となっていく感じが凄いします。もともとあったものであっても社会の単一の価値観に隠されていたものを再発見した感じなんでしょうが、自然と、関係性の豊穣さを追求していると、まぁ何でもありだよね、となっていく・・・・なんか凄い自然な気がするんですよね。

前に、『桜Trick』の話を書いていた時に、関係性で戯れる豊かさを追求する余裕が社会に生まれると、なんでもありじゃね?となっていって、その関係性に微エロが現れるっていうこの順番というかロジックというか、、、そういうものなんだなーと、しみじみ思います。なんというか、自然と、社会がそうなった、みたいな。まぁ保守的な人には認めにくい話かもしれないけど、僕はとてもとても自然に感じるなーとか思う今日この頃。

桜Trick コンパクト・コレクション Blu-ray


いやーまぁ、小難しい話はどうでもいいんだけど、タチさんの絵って、決して肉感的でもエロいもんでもないのに、なんでこんなにエロく感じるんだろうって、ドキドキします(笑)。


うーん、なんか百合のための百合ではなくて、かわいい女の子のかわいい関係を描いていたったら、必然的にこうなってしまった、的な感じが凄いい!!。好きだなぁ。


桜Trick (6) (まんがタイムKRコミックス)

2016-04-29

『アルドノア・ゼロ』 (ALDNOAH.ZERO)2014-2015  あおきえい監督

【Amazon.co.jp限定】アルドノア・ゼロ 1(オリジナルデカ缶バッチ)(完全生産限定版) [Blu-ray]

評価:★★★★星4つ

(僕的主観:★★★★☆4つ半)

夢中になってみた。本当に良質のSFロボットアニメーションだった。リアルロボットものを追及したというかリバイバルを狙ったというのが、気合だった。この作品、どうも評価が難しい気がする。というのは、「見終わった後に全体で評価する」と凄い駄作に思えてしまうんだよね。駄作というのは言い過ぎかもしれないが、どうもいまいち微妙。ただしなかなか難しいのは、2クール分を一気に息もつかないで見終えていることからも、凄いレベルで描かれた近年稀なリアルロボットものであるし、志村貴子さんの描くキャラクターとのマッチングも素晴らしいんですよ。なのでミクロの群像劇もあって、見ている間は、ほくほく胸が熱くなる充実感で見ていました。これって、「途中経過で感じる時の熱量」と終わった後が、凄いずれる系の作品だと思います。終わった後で、全部見通すと、うーん、いまいちかな?となるんですが、見ている時の没入感は、TROYCAとA-1 Picturesのレベルの高さもあるし、あおきえい監督の上手さも重なって、素晴らしかったです。アニメが好きなら、見て損はないものじゃないかなーと思います。特に、1クール目は、素晴らしく面白かった。火星の側のことがよくわからない状況で、地球の通信網がズタズタな状態での孤立感とか、そういう状況の設定がすごくよかったんでしょうね。火星側の事情や、世界のマクロ構造が見えてきて、物語を終息に向かわせる2クール目は、それよりは少し熱量が落ちる。


全体の評価が下がる理由は、全体を通してみると、マクロのドラマトゥルギーが弱いからだと思います。結局、この物語は何だったのか?というと、よくわからない。火星の独立戦争?なのか?、何の目的で戦っているのか?というのが、微妙に不明。資源が不足しているのが主な理由でしょうが、、、、あれだけ画期的なエネルギーシステムがあるのならば、確実に外交交渉で譲歩を引き出すのが得策で、そんな暴挙に出る必要があったんだろうか?と何度も思ってしまいました。突きでゲートが破壊されたヘブンズ・フォールによって、建国第一から第二世代の、地球の豊かさと洗練された文明を知っていて、なおかつ独立に踏み切り、火星の貧しさをよく知っていた貴族の当主が軒並み死んだのが、たぶんこの戦争の遠因で、第三世代の何もわかっていない若者たちが、まったく周りが見えなくて暴走するのを押さえるシステムがなかったんだろうなーと思う。そう思うと、しなくていい戦争だよな、とどうしても思ってしまう(苦笑)。2クール目で、なんでそんなに科学力やエネルギーに差があるのに、地球が戦線で互角に戦えるのかがわからないし、仮にそうだとしても、一度は地球自体がほぼ壊滅に追い込まれているのに、たった1年ぐらいで、宇宙空間に巨大な戦線を構築できるほどの物量やロジスティクスを回復できる理由もよくわからない。だってそれなら、1クール目であんなに地球壊滅レベルまで追い詰められているのがよくわからないんだもん。


また、この辺りは、面白さをどこに見るかという部分なんだけど、3人の主人公、スレイン、アセイラム姫、イナホの物語も、カタルシスが全然ないよね(笑)。僕的には、虚淵玄さんらしい、予定調和を裏切る関係性の構築よかったと思うし、三角関係でだれも報われないってのも、なんというか志村貴子さんおキャラクターデザインに凄くあっていてよかったんですよ。でも、僕の感想はさておき、やっぱりカタルシスがなくて、不完全燃焼に大多数がなるのは、やっぱりしかたがない。


ということで、マクロにしてもミクロにしても、ちょっと全体をまとめると、意味がよくわからないって感じになってしまうんだよね。もちろん、ガンダムファーストだって、意味がわからないといえばわからないんだけど、あれはそれをはるかにおける濃密さがあったんだけど、この作品は濃密さがそこまで行かなかった、という感じかなー。うん、何とも微妙な結論だ。星4つ級なのに。。。。


ちなみに、僕は、アセイラム姫が、めっちゃ好きでした。なんというか、シャワー室で暗殺されそうになって裸で抱き着かれても、人工呼吸されても、まったく恥ずかしさも、なにも気にしない・・・・鈍感を通り超えて、ああ、この子は、本当に「高貴な出自」なんだなって感じがして、手が届かない感がビシバシ出てて、いやーなんかよかったです。そのオーラを感じれば感じるほど、スレイン頑張っても、意味ないんだよねーーーーと思えて、泣けてきて、よかったっす。こういう届かない感じが凄いよかった。変にラブコメで、幸せになったりしないところが、素晴らしくよかった。


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