物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2012-02-15

小説家になろうのサイト分析〜なろうネイティブの問題点の解析

小説家になろうのサイトは、異世界転成もの

異世界転成ものを支えているチートは、大抵の場合、

主人公自体の肉体等の優越性

異なる文明レベルを落差の利用

が、ベースになっているんだけれども、この二番目のやつって、先を考えてみると、主人公の優越性の奉仕だけの機能であるうちはいいんだけど、物語が長くなってくると、それはつまらなくなるんだよね。それは、多分自律性がないからだと思う。

これって、なんというのかなー批評的に見ると、とでも言おうか、この系統の行き着く先の全体像を考えると、まずは、植民地主義的な視線だ、と言えると思うんだよね。

ようは、野蛮人と文明国の科学技術などの落差を優越性に利用するという意味では、素朴な植民地主義なんだよ。でも、そもそもの出自は、ほとんどのなろうネイティヴは、主観記述、いいかえれば一人称で自分がどう感じたか?といい記述のみで進んでいうことからも、そもそもが、現実で失われている自己の回復がメインなので、その構造を裏打ちするために、その環境をもって来ているので、そこを批判しても、仕方がなちゃーしかたがないんだけれども。

しかしね、ちょっと勿体無いというか、こういうファンタジーを描く時には、本当は、話しを収束させていく時には、マクロで背負ってしまった課題をどう解決するか、ということを考えないと、話が終わらなくなってしまうんだよ。延々と、自己記述、、、自分の人生で、あれが起きた、これが起きた、ってそういう記述の連続にしかならなくなる。

失われた自己の回復、というのはいろいろなパターンがあるとは思うけれども、ようは、最初の時点で、幸せな家族を得たり、幸せな幼馴染や友人を得たり、かわいいでも美しいでもいいけど恋人や伴侶をみつけたりした、その時点で、実は、話は終わってしまっている。なろう系の物語というのは、その最初の欲望のシンプルさで、人を惹きつけるんだけれども、やはり物語としては、非常にシンプルすぎて、物語世界が立ち上がったり自立しているというには、主観記述のみになってしまう。


ちなみに、いま(2011年11月)の時点で、なろうの流行は、もう一度人生を新しい世界でやりなおす(=ある夫婦のもとに生まれて位置から家族を作り出す)というパターンが増えてはやっています。・・・そんなに、いまの人生嫌なんだ!と思うほど、だよなー。これって、たぶん今の時代の、とても重要な肌感覚の一つです。


さて、話を戻します。もちろん、主観記述にも、その人それぞれの持つ固有の強度があるので、なかなかにおもしろく物語世界を紡ぐも多い。それは、ミクロのドラマ単体になってしまうんだよね。しかも、目的が主人公への奉仕なので、基本的に他者が、言い換えれば他のキャラクターが自立しにくい感じがする。それを回避するには、その物語世界のマクロがもっている課題を分析的に理解して織り込んでおくことなんだろうと思うけどね。先に織り込んでおくか、書いていくうちに気づくかは、人によるとは思うが、先にない人は大抵難しい。逆のパターンもあって、サーガ的ななものを書こうとして、今度は、ひたすらマクロの「説明」になってしまうケースも多い。どっちも、小説としては、シンプルすぎる。シンプルなのが、ダメというわけでもないけどね。ちなみに、ミクロのみでシンプルなものは、なかなか読めるものができるケースがそれなりにあるけれども、マクロでシンプルなのは読むに耐えないダメなものが多い。ダメなもの、というのは、商業レベルの敷居を考えてもらえばいい。商業とアマチュアにいまやほとんどボーダーはないんだけれども、そういう意味ではなくて、やはり、それなりの投資するにはクオリティがマスとまでは言わないが、それなりの集団に要望されるであろうレベルは必要だからね。


うんと、で、具体的な、技術の自律性の問題、ちまり植民地主義的視線の非倫理性をどう回収するか?というのは、ほとんど全ての異世界転成モノについて回る命題なんですが、たとえばね、橙乃ままれさんの「まおゆう」なんかがいい例なんだよね。あれ、マスケット銃という近代兵器を自分たちが利用するために開発してたら、的に奪われて相手をすごく強くしちゃったでしょう?。それだけならまだしも、銃の登場により平民階級の戦争への参加の道を開き、いっきに近世に文明を進ませる結果になった。その結果、飛躍的に死者の数が跳ね上がり、かつ戦争による文明の崩壊まで射程に入ってしまった。これって、僕らの歴史そのままだけれども、技術というのは、その意図とその機能は別々に自立してしまうものなんだよね。ようは、魔王が意図したこととは、完全に別のものになり、コントロール不能になって、その世界のルールとなっていく。人間は、自分の意図がどうにもならない外部性によって規定されているもので、そうでないものは、それは人間なるもの、ではないんですよ。いいかえれば、あまりおご都合主義は、物語世界の世界としての自律性を疑ってしまって、おもしろく感じられないんですよ。

だから、ここでは、チート権利使用による負債の発生と、僕は呼んでいるけど、自分が時代を変化させ、環境に変数をいれた結果に対しての、反動みたいなものがなければ、物語はおもしろくないんですね。いや、単純に、なんでもうまくいったら、それはそれで全能感溢れますがそれだけだと、長くなってくると、少なくとも僕のような、小説に読み慣れている人からすると、うーん、つまらん、となってしまうんです。負債は、返済されないと、世界が均衡しません。まぁ、もともとこれが、異世界への転成というメタ的な視点をもっていなければ、このルートというか、系統の課題を描く必要はないんだけれども、そもそもメタ的な視点が入ると、どうも倫理問題を呼び起こすようなんだよね、、、これ、必須のようです。

まぁ、まとめると何がいいたいかというと、

ミクロ : キャラクター造形と関係性


マクロ : その世界をし走るルール、構造から必然的に生まれる物語のダイナミズムにある問題点の解消

この二つがあって、基本的には、なろうの、というかライノトベルもそうなんだけど、現代の小説は、ミクロを主観からみるという導入が必須なので、ここの造形がうまいことが、すごく求められるんだけど、、、、だから、マクロがうまいというかマウロしか書けない小説は、本当に、ひどいレベルになっちゃうんだけど、ミクロだけで書いたものでもそれなりにうまければ、面白い、読めるものができてしまうんだよね。けれども、そっちの欲望のほうが強いのと、やはり、物語世界を構築するという意思の弱さ、、、物語を体感したいという欲望は強いんだけど、物語世界を構築するという欲望は、少ない気がするんだよね。

もうひとつ例を挙げれば、ギルドの問題。冒険者ギルト、という組織は、異世界ファンタジーでは、お金を稼ぐためにみんな何の疑問も持たずに行くところなんだけど、これって物凄くおかしいのだ。なぜならば、そんな国を横断する国際組織が、各王国に容認されていることがそもそもおかしい。また、世界を滅ぼせるほどの強大なチート力を持つ転生者が、なんで、そんな組織に従属しようとするのかがそもそも意味不明。そして、もしそんな強大な力を持つ冒険者が、ギルドに所属したら、そもそも各王国は政治的にその支配下に置こうと、凄まじい暗闘を繰り広げるはずだよ。だって安全保障上あり得ないんだもの!。みたいな、考えてみれば当たり前のことが、ぜーんぶゲームの設定ということで、無視される。でもそれって、物語のダイナミズムを全然無視しているんだよね。


異端である『魔法科高校の劣等生』や『ログホライズン』が、なぜいっきに商業のレベルに、単体売りで売られるのか、なんで誰が見ても、水準を超えていると感じるのか?というのは、この世界を構築するという、意思がはっきりあるからなんだよね。どっちかに偏ってもいけないんだけど。

ログ・ホライズン1 異世界のはじまり
ログ・ホライズン1 異世界のはじまり

魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)
魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)


なろうネイティヴの特徴は、僕は、スタートのシンプルな欲望の主観記述による、作者の体感、いってみればセラピーに近いので、神の視点、三人称の視点が、構造的にビルトインされていない、という問題を抱えるものが多い。ログホライズンとか魔法科は、最初から、ようは、卑近にいうと伏線がしっかりして、物語の世界観がから必然に導き出されるものに、意識的なんだよね。だから、『義妹が勇者になりました』、とか『ドラゴンライフ』とか、どれも素晴らしく上手な小説なんだけど、長くなってくると、その世界の持つマクロの問題点が、うまく設定されていないか、もしくは、意識がなくて途中から構築しているので、物語のオチがどこへ向かうのか、あやふやになってしまう。

なろうの最近のブームは、伯爵のとかまぁ、もう一度生まれ直して、人生をやり直す日常をたんたんと描く系統が多いのだけれども、これはこれで、ジャンルとしてはとても需要があるとは思う。けど、ジャンルものであって、単体で水準を超えるものには、なれない系統なんだ。なんというのかなー共同幻想の次元、ハーレクインロマンスのような、類型の次元で止まっているので、個人の狂気が世界を作り上げるような、もう一歩のハードルを超えて世界を作る、というパワーにかけてしまう。それは、共同幻想、カテゴリーとしては成り立っても、単独で「世界」を作り出すほどにはなれないのだ。

どっちがいい、という話ではない。また、このようなランキング性やインタラクティブ性をもったポータルサイト的な集合知が成り立つようになると、流通の形態も様々に変わるし、いまぼくがいう様な、商業にオリジナル性のある水準を超えているという、一線を意識することも、あやふやになって行くと思う。

けど、個の力だけで、世界を立ち上げる狂気と、ある類型、パターン、カテゴリーに依存して世界を構築することの違いというのは、現前とある様な気がする。

けっして、コピーとオリジナル的な従来の議論に戻りたいわけではなく、どうもそこに、大きな超えられない川がある様な気がする、ということで、いまはとどめておく。



ちなみに、世界の厳しい認識のファンタジーといえば、

『獣の奏者』『12国記』『瞳の中の王国』などを僕は思いだします。

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榎橘榎橘 2012/02/17 07:55 いつも楽しく読んでますが、ときどき???な単語が出てきます。定義をしていただけると、もっと楽しめるかなーと思ってます。ご面倒でなければ。。。
小説家になろうの話題とか、書籍の紹介とか特に楽しみにしてます。あと、ラジオも聞きます。風雲児たちは購入しようと思ってます。アニメはよくワカリマセン。

マクロ、ミクロという言葉の定義って、なんでしょう。歴史? 物語の構造体みたいなもの?
あと、常識なのかもしれませんが、チートって、具体的な意味が分からないんです。ググって見たりもするんですが。改造、裏技みたいなものですか? 不勉強ですみません。

ペトロニウスさんの記事って、整理の仕方がビジネス書籍みたいですねー。読みやすいです。

kuro-nezumikuro-nezumi 2012/02/20 22:42 ファンタジーではないですが、ヴィンランド・サガはその辺非常に上手く描いてますよね。
特にマクロの問題をここまで深く描いてるのは他に知らないくらいです。

疾風疾風 2012/02/23 23:32  こんばんわ,疾風です。
 ええと,今回の話に出てきたギルドの問題についてですが,私なりに考えたんですが,多分ギルドという概念が我々現代日本人に余り馴染みのないものなので,
人によってギルドに抱くイメージが違うのが原因ではないかと思います。それこそ,まおゆうに出てきた『同盟』のようなものから,そこら辺にある職安まで,
ギルドという概念に抱くイメージが違っているのが原因だと思っています。

 後,『チート権利使用による負債の発生』という言葉について,成程と思いました。
チートについては,やはり返しが無いと面白くありませんからね(ここでいうチートとは,要は良い悪いは別にしてズルという感じでよろしいですよね)。
 尚,この負債を発生させないように,力を隠して頑張る強者の物語もなろうに幾つかありますが,これはこれで物語のさじ加減が難しいですね
(例 マテリアルドライブ http://ncode.syosetu.com/n3117u/ フリーライフ 〜異世界何でも屋奮闘記〜 http://ncode.syosetu.com/n5993ba/)。
後,チート能力についてですが,,チート能力を単純にぶつけただけでは解決出来ない問題にぶち当たった時が,作者の腕の見せ所だと思っています
(例えば,ログホライズンや,以前私が紹介したルーントルーパーズ等が今,ぶち当たっている問題がそれです)。
これはチート能力をいかに活用するかということですが,このような問題をいかに解決するのかが,そのチートキャラ及び作者の底が見える時だと私は思っています。

通りすがり通りすがり 2012/02/24 22:35 なろうに関して、似たような感想を覚えてました。
そして、セラピーだと思えば途中でこうしんが終わるのも仕方ないのかな、と納得も。
ようは物語そのものが、作者の為の物で作者が満たされたらそれ以上は必要ないんですよね。
また、自分の為の物語である限り商業レベルの壁を破るのは難しいのかな。
購入者である読者を満足させることこそ、商業作品の第一義なわけだから、作品の目的そのものが違ってしまう。

Gaius_PetroniusGaius_Petronius 2012/03/04 15:17 榎橘さん

コメントありがとうございます。

>いつも楽しく読んでますが、ときどき???な単語が出てきます。定義をしていただけると、もっと楽しめるかなーと思ってます。ご面倒でなければ。。。

5年くらい前にも同じ話があって、まじめに定義をしようとしたら書く気が失せて更新頻度が落ちまくなったので、なかなか難しいかなーとも思います。
継続して読んでいてもらえれば、なんというか思考のダイナミズムというか、流れはわかるようになっていると思うので、そうしてもらえれば。
いちじきは、ラジオでなるべく説明するようにしていたんですが、、いやー最近不況で忙しくてー(苦笑)
なるべく今度のラジオからは、細かく説明するようにします。

>小説家になろうの話題とか、書籍の紹介とか特に楽しみにしてます。あと、ラジオも聞きます。風雲児たちは購入しようと思ってます。アニメはよくワカリマセン。

風雲児たちは素晴らしいですよ。ぜひ感想をお聞かせください。

Gaius_PetroniusGaius_Petronius 2012/03/04 15:19 ああ、言い忘れた。
チートとは、倫理的に卑怯という意味で僕は使っています。

僕の文脈では、ファンタジーのおれつえぇー系とか、なんの努力もなしに強い力が与えられたりすることを言っています。
タイムスリップして、先のことがわかっているなどもチートです。

Gaius_PetroniusGaius_Petronius 2012/03/04 15:22

kuro-nezumiさん

ああ、そうですね。マクロというのは僕の定義では、政治経済がメインになるんですが、その上の宗教的な次元まで入るという意味では、超凄い作品ですよね。

Gaius_PetroniusGaius_Petronius 2012/03/04 15:27 疾風さん
うーん、そんなことないとおもうよ?。だって、ギルドというのは、ファンタジーでたくさん出ているもん。
概念は出ているのに中身がわからないとすると、それって想像力がないか、間違って理解されているかのどちらからでしょうねー。
ギルドは、職業協同組合です。職安とは全然違います。

チートに関しては、ここをどうするかが、作者の力量が問われるというのはまさにそうですねー。

Gaius_PetroniusGaius_Petronius 2012/03/04 15:28 通りすがりさん

セラピー色が強いのが、この系統の作品の本質の一つだとも思います。

朽木倒朽木倒 2012/03/09 20:25 >チート負債
だとすると、経済チートどうすんでしょうね。
ロスチャイルドだのロックフェラーだのが現役(少なくとも大負けしての実質退場を余儀なくされたりしてない)とされてしまうと、現実を参照できないので、つまりしっぺ返し的な負け方が難しい。
まぁ、だからまおゆうでは青年商人に外注に出したんでしょうが。

>ギルド
多分、これ順序が逆です。冒険者ギルドがあるような世界というのは・・・・・・
街道では野党に魔物、やたら凶悪な動物が跋扈し、2週間に1度はどこかの村が襲われ、行き倒れはアンデッドになって仲間を増やそうとし、地震があれば遺跡の蓋が開いて中にいた番人が外で暴れだしたりするような世界なんですよ。
普通に考えて、古代に入るのが難しいですよ。物資も情報も流通確保できないもの。
人口の1%が恒常的な上限とされる常備軍(特に中近世が舞台なら、常備軍は一生を抱え込み)で対応できるようなものではなく、冒険者の存在で「うまくいった」(なんでかは知らん)と考えた方がわかりやすい。
封建感の薄い、無闇に自由闊達な雰囲気や、男尊女卑の薄さも大体これで説明付きますし。
抱え込めるような金がない以上、有力のパトロンの一角以上になれないでしょうよ。

Gaius_PetroniusGaius_Petronius 2012/03/20 17:44 朽木さん

うーん、チート負債のはなしはよくわかりません。どういういみですか?

ギルドは、、、うーん、そうか逆という考え方もあるかもですね。
けど、金がなくても、安全保障上こういう組織は、国家により制圧されてしまうと思うんですが、、、、

朽木倒朽木倒 2012/03/23 00:01 単にいえば作ったルールが普及し、それに従いながら世界の多様性と大胆さによってルール作成者にとって思いもよらなかった方法で負けることで、そのルールの正当性は担保されるわけです。
例えば、柔道であれば重量級でヘーシンクに負ける事で正当性が担保され、公平なスポーツになりえました。
そして、その負け方はやはり現実を参照するのが一番わかりやすく、現実的で、説得力があるものが作りやすいのです。二次産業で言えば、ビッグスリーがトヨタに負けて行く様とかを参照すればいいわけです。
経済系は他人を巻き込んだ自爆か、拡大する事で余地ができたことで台頭してくるメンツはあるわけですが、ルールメイカーが世界の多様性に一方的に大負けした事ってのがない。覇権に移動に伴ってなんとなく衰退とかはありますが。それはチートで持ち込んだルールの正当性を担保しづらいのです。
これを主人公自信に持ち込むと、臭いがきつい。これはどうやらNAISEIの時代からわかってた事のようです(今でもやらかすらしい)。だから、まおゆうでは微妙に自陣ではないが、自陣の障害を排除してくれる青年商人の自発という形で外注に出した、という見方です。

そして多分ペトロニウスさん、安全保障という言葉の解釈が違います。
私にとって本質的に安全保障は流通保障です。今であれば、特にエネルギー流通の保障。
そっちのが本体であって、その保障による上前の取り合いはその下位に位置します。
反乱や内紛を恐れて、流通安全保障を放棄するという選択肢は、おそらく原始共産制か、極めて近い距離だけを保証する地方豪族が出てきたレベルまでしか社会が発展しない事を意味します(そんな流通保証が出来る冒険者ってのも、それはそれですごい話なのですが、それが確率的にできちゃった世界、という前提で)。
ペトロニウスさんのおっしゃる安全保障は基本的に反乱を恐れる統治者目線だと思いますが、パトロンしてある程度の発言権持ちながら流通保証してもらって近世クラスの社会で自分達は本格的な対外戦争用の軍備を整える、という選択肢があった場合、それを選ぶのはそんなにおかしいことでしょうか?(逆にそれが出来なくて、古代の導入期から進めない社会の話も有りとは思います)
その位には正味の意味で異世界だと思いますよ、冒険者がいるようなファンタジー世界って。

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