「ガガガ文庫も恐ろしい子」の巻。
- 作者: 田中ロミオ,山崎透
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 文庫
- 購入: 37人 クリック: 621回
- この商品を含むブログ (569件) を見る
古井さんもべた褒めしていたコレ。
これほど率直に面白いと思わせたラノベって、「キノの旅」以来かもしれん。おそるべしガガガ文庫。
人間に代わって地球人類になった、高度な知性と科学力を持つ「妖精さん」たちと、人と妖精さんをつなぐ調停士になった「わたし」との交流を描く物語。全編、ほえーんとした話で読んでてほんわかしてきました。ちくわ氏、かわええなぁ。
田中ロミオ、という名前は初耳だったので、あとがきの忠告も無視し(ロミオさんゴメン)調べてみたところ、本職はアダルトゲームやギャルゲーのシナリオライターの方みたいですね。独特の言い回しやストーリーで人気の人のようです。あー、小説の方は全然いかがわしい感じはどこにもないのでご安心を。小学生の女の子でも読めるようなかわいくてふぁんしーな話ですよ。