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Genzaburoの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-10-15

面接に挑む前に準備しておきたいこと 20:58 面接に挑む前に準備しておきたいことを含むブックマーク

エージェント経由だと「履歴書」「職務経歴書」「自己PR」、だいたい3種類の書類で審査を受けることになる。だけど、ときどき「志望理由」を書いてくれって企業があるんだよね。これが案外時間がかかる。でも、面接では必ず聞かれることなので、「志望理由」の書き方も踏まえて、面接前の準備について書いておく。


◆業界研究は必ず!!!

まずは全体像を掴むことを心がける。

学生時代の就職活動から約10年。当時は業界本なるものを買わなくてはならなかったが、今ではネット上にWikipediaをはじめ、ご丁寧な情報がたくさん溢れるようになった。行きたい企業が見つかったら(もし書類審査を通過したら)、まずは業界情報をとにかく集めてほしい。あなたがIT企業を志望しているのであれば、「IT業界とは?」「市場規模は?」「成長産業?それとも衰退産業?」「志望企業のポジショニング(業界での立ち位置)は?」「競合企業は?」まず、これくらいの情報をざっと洗い出す。

みんながどんなノートの取り方をしてるか知らないけど(そんなアナログなものは使わん!という人もいるかもしれない)、僕の場合はマインドマップで志望企業と関連づけていくようにした。

なんで、こういうことをするのか?

例えば、「IT業界」って定義がものすごく曖昧。携帯アプリを作ってる会社もあれば、銀行の預金システムを作ってる会社もある。こういうのを全部ひっくるめて、誰かが「IT業界」と名付けてしまった。じゃあ、あなたが言う「IT業界」とは一体何なのか?受験する会社と本当にリンクしているのか?そういうことが面接で必ず問われる。極端に言えば、mixiに入ったって、GREEに入ったって、仕事はほとんどかわらないかもしれない。でも、なんでmixiなのか?GREEではダメなのか?そこをきちんと説明することが求められる。その理由付けに上記の情報が役に立つ。


◆志望企業の業績を知る

会社HPを見よう。

会社概要は基本。せめて代表取締役の名前くらいは覚えておこう。あとは社員数とか営業所の数くらい。最近は企業の社長がブログを書いてることが多いから、一応目を通しておく方が無難。これも企業研究と位置づけてる会社があるからね。

大事なのはIR情報。志望企業がある程度の規模であるなら必ずIR情報を掲載している。そこで直近2〜3年の決算書には目を通してほしい。「俺。決算書とか読めないですけど…」という人も安心して。見る項目は「売上」「営業利益」「経常利益」「当期純利益」だけ。また、過去2〜3年でどのように推移しているかも要チェック。

決算書は株主に対する説明書だから、必ず素人が読んでも分かるように解説がされている。例えば、“不況の影響で業界全体が冷え込んでおり、必死に努力しましたが昨年よりも業績が落ち込みました。これを受けて来年度(つまり今年)はこんな風にがんばろうと思ってます。”ということが書いてある。ちゃんと読めば、志望企業がどんな事業で稼いでて、今後どんな風に業績を拡大しようと思っているのかがわかる。

これは“相手を知る”ことにもつながるんだけど、一番は自己防衛として役立つ。わざわざ転職活動をして、給料を下げたり、ブラック企業に入りたいと思わないでしょ!?その会社で誰がどんな仕事をしているから、今の業績が出てきたのか、それを知ることで本当にあなたが行きたい会社かどうかを判断できる。もし、決算書から判断できないのであれば、面接で堂々と質問すれば良い。「営業活動って具体的にどんな風にされているんですか?」と聞けば、きちんと教えてくれる。

ちなみにこの景気低迷期に採用をしている会社は、ある程度業績を順調に伸ばしている。でもね、社風が大きく2つに分かれる。社員を大切に育て業績に貢献してもらおうと考えている企業と社員を使い捨てにして業績を高めようという企業。後者がいわゆるブラックな会社になるわけ。

※わりと大手なんだけど、上場してないから決算情報を開示してない会社もある。そういうときは業界での順位なんかを検索したりすれば大体想像がつくよ。


◆志望理由を語ろう

「私は御社で○○がしたい」

さて、業界情報と企業情報を書き留めたら、志望企業が一体なんで求人を出しているのかを考えてみよう。これはあなたなりの仮説でいい。「志望企業は儲かっている→より一層の業績拡大を図りたい→未経験でも業績拡大に貢献できる人材へと育ててみせる→だったら思い切って全く業種が違うところから人材を引き抜き、自社社員にも刺激を与えたい」と、こんな風なロジックも組み立てられる。

こうやって考えてみると自分のセールスポイントが明確になってくる。あくまで仮説だから面接本番で外すこともあるんだけど、同じようなサービスを提供している会社は他にもいっぱいあるから気にしない。自分のセールスポイントをもとに志望企業にどんな貢献ができそうなのか想像してみる。具体的な話でもいいし、妄想みたいな話でもいい。大切なのは「入りたいんです!」というアピールよりも「入社して、こんなことをして、こんな成果を出しますよ〜」という自信と能力のアピール。

だから、「志望理由は?」と聞かれたら、「私は御社で○○がしたい」と答えるんだよ。当然、「なんで、そんなことができるの?」って質問が来る。業界情報と企業情報をしっかりと調べたあなただからこそ、説得力のある答えが用意できるんだよ。




ということで、「戦を始めるにはまず相手を知るところから」そうすることで自分の魅せ方を変えることができる。まずは試しに業界研究をやってみて!意外な事実が浮かんで来るはずだから、楽しいよ〜