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2008年08月11日

ナナリーは本当に死んだのだろうか

| 09:35 | ナナリーは本当に死んだのだろうかを含むブックマーク ナナリーは本当に死んだのだろうかのブックマークコメント

 コードギアスR2第18話「第二次東京決戦」。あまりの展開に、まるで現実感がない…ナナリーが死んだ?…ははは…そんな訳がないだろう?…これは悪い夢さ…目が覚めたらいつものようにナナリーが微笑んでいてくれる…そうに決まっている…そんなルルーシュの思考に、しばしシンクロしてしまいました。

 実際のところ、これでナナリーが死んだとは、展開の必然としても、ストーリーの整合上も、また画面上に決定的な描写がないことも含めて*1ナナリーの死を信じない、信じられないという人も多いと思われます。私もその1人ではあるのですが…この現実感のなさ、大切な存在が失われたことを受け入れる事が出来ない心理を視聴者と共有させることこそが、演出意図ではあるのでしょうね。

ナナリーが生きている可能性

 実際のところしかしナナリーが生きている可能性はあるのでしょうか。それが判然としないのは、フレイヤの光によって、ナナリーが生きている痕跡も、死んでいる痕跡も、どちらの可能性も完全に消滅させてしまっているからなのですが…少なくともフレイヤの有効半径内にナナリーがいたということだけは、確かなようです。脱出フェイズ以降ローマイヤ女史とナナリーが同じフレームに収まっていないのが少々気になりますが…それがどんな意味のある演出なのかは今のところ判然としません。

 この状況下においてナナリーの生命が保たれている可能性はひとつしかないように思います。それは、コード能力者VVが、神根島で見せた、件の生きろギアスの現場からルルーシュたちを瞬間移動させた能力ですね。この力を、おそらくは皇帝も受け継いでいる。その効果範囲や発動条件は明らかになっていませんが、明らかになってない以上都合の良いように条件が整っていることにすることは可能に思います。この状況で、シャルル皇帝東京租界の近郊までやってきたことにもなんらかの意味があると考えることも、可能かと。

シャルルがナナリーを助ける意味

 しかしそれでも、かつてユフィの死に際して高笑いをしたシャルルが、例えば肉親の情でもってナナリーを助けるというのは考えづらい。そもそも租界でフレイヤが炸裂するなどという状況を皇帝が予見していたとも思えないですし。では皇帝がナナリーを助ける可能性はあるのかないのか。結論を言うと、皇帝はナナリーを人質として確保に動いていた可能性がある。それは、ルルーシュ、シャルル、シュナイゼルという三つどもえ状況でルルーシュを手駒として自由に扱うのにナナリーは人質として非常に有効なんですよね。ナナリーを手元に置いていることをルルーシュに伝えれば、ルルーシュはあもうもなく従わざるを得ない。それは、1期のブラックリベリオンでVVが取った行動と近似したものでもあります。可能性としては十分あり得ると言えるでしょう。

これは願望に過ぎない

 しかし、これはあくまで願望に過ぎない…そうであったら、そうあって欲しいというただの幻想でしかない可能性もある。そもそも、ここまで完全にナナリーの痕跡が消えてしまった以上、仮にナナリーが既にこの世にいなくても、ルルーシュはナナリーの幻影に取り憑かれていいようにシャルルやシュナイゼルたちに踊らされてしまう可能性すらある。それは、ナナリーが生きていると信じたい視聴者の心を弄ぶものでもあるが…。

 ナナリーの生死が判然としないという状況に振り回され、幻影を追って全てを裏切り、捨て去るという構図はそのまま1期のブラックリベリオンの反復でもあります。そしてその時同道したCCは、今はその記憶も失い何も自らの意思を持たない存在となってしまっている…もし全てを捨てて逃避行をしてしまった場合、それはCCをも置き去りにすることを意味するのかも知れない。一応、次回予告でCCと共にいる場面は提示されているが…。

 その幻影を信じるか否か。信じるとしてそれは本当にルルーシュにとって幸いなものなのか。それは視聴者に課せられた試練、なのかもしれません。

*1:今までコードギアスという作品では重要人物の死はほぼ全て具体的描写を伴って描かれている…例外はクロヴィスとシャーリーの父くらい、かな

kalmalogykalmalogy 2008/08/11 16:50 最近ブログを始めまして(非はてな)、そちらに感想書きました。
http://kalmalogy666.blog64.fc2.com/blog-entry-3.html


ナナリーが本当に死んだかどうか?は問題ではなくて、
来週の・・・少なくともAパートの段階では、「ナナリーが死んだということになって」いて、そのことでスザクやルルーシュの心情や立場が大きく揺らがされることになるのでしょう。
展開上は、そちらの方が大事・・・といいますか。

確かにシャルルが来ていたことは謎ですよね。
ロロが先に着いたはずなのにナナリーを殺していないことも気になる。

ルイルイ 2008/08/11 21:09 ナナリーを「リィナ・アーシタ」として語ってみた直後にこれかよって感じで、普通に慄いてしまいました。今回のフィルム全体の、なんとも言えないフワフワとした感覚は、まさにルルーシュにとってのそれですよね。それが、ナナリーの生死そのものの不確かさを描いてのものなのか、或いは大切な人を最悪の展開で失う時はこんなものだ、という『現実感のない現実』の演出なのか。どちらもある程度意識してのものでしょうが、お陰で今回だけを切り取ってアレコレ語るのが極めて躊躇われますね。

シャルルについては同感です。皇帝はシュナイゼルが指摘してみせたように、今日の世界なんていう尺度では動いていない。ならば、皇帝が見ているのは…Cの世界がらみなり、対ルルーシュ(個人)なりでしかないのでしょう。そして、対ルルーシュに限定して考えてみた場合、シャルルとルルーシュが争い奪い合うのは日本でもなんでもなく、ナナリーという可能性が高いんですよね。

まあ、願望ですね。「物語の方向からして生きているはずだ」なんて読みは、それを自覚した上で跳ね返す物語構築の可能性と五分五分なので・・・覚悟を決めるのみです。

GiGirGiGir 2008/08/12 05:42 >カルマさん
ブログ開設おめでとうございます!ゲーム語りをやる方だったんですねー私も元々はそっちのほうが得意ジャンルでw。ちょっと最近は時間がないのと興味が拡散してしまっっているのでご無沙汰ですが…もっと短い時間で濃密に楽しめるゲームが増えて欲しいと思う昨今だったりします。

 ギアスですが、公式の相関図でナナリー、咲世子、ローマイヤ、朝比奈とギルフォードも行方不明扱いになってますねえ。なんというか…まんまと掌で踊らされているような気もしますが(汗)
 生死自体は問題ではなくて、その事実を各人がどう受け止めるのか…というのはその通りでしょうねえ。そして、ルルーシュはおそらくはそれを現実として認識しない…出来るわけがないという…。まったくもってエグイ演出です。

ペルネティアペルネティア 2008/08/12 09:54 ナナリーが生きている可能性について(妄想)

・皇帝のコード掌握によるCCの緊急強制転送能力で神根島と同じように強制転送

・フレイヤが消滅兵器となっていたが実は強制転送兵器

・実は今までいたナナリーは幼少の頃に記憶を書き換えられた偽者でアーニャが本物のナナリーだった

スザクがどんどん悪い方へ悪い方へ向かってゆく。
もし、ゼロに助けられた最初に仲間になっていればユフィもナナリーもいなくなる話にならなかったかもと思うと・・・。

しかし、EVAと同じように不確かな要素を残すことによって製作者にとっての都合の好い物語の軌道修正や、視聴者にとって色々な想像を膨らませ続きを気にさせるという手法はなかなか上手いですね。
EVAみたいにポカーンとするようなENDINGにならなければ良いのですが・・・。
コミックスの話の繋がり具合の無さからすると謎は謎のままおいておいて外伝みたいな続編作ったりメディアミックス展開しそうな予感。

ゆうゆう 2008/08/13 02:21 はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いています。

ナナリーが本当に死んだかについて、僕は生きている派であるので一言。

まず、僕はアーニャが本当のルルーシュの妹であると考えています。これは、シャルルの記憶を書き換えるギアス、ルルやCCと接触すると何故か起こるアーニャのフラッシュバック、何故かアーニャが持っていたルルの画像等が推理の元です。

その上で、今回、ナナリー近辺で起こっていた不可思議な点を列挙すると、

1)何故、ロロはナナリーを殺さずにナイトメアで出てきたのか?

ロロはナナリーを殺す気満々であり、咲世子がいたとしても、ナナリーを殺して脱出することが可能であったにも関わらず、ロロはナナリーに手を出していない。

2)VVと接触したはずのナナリーなのに、そのことには一切触れていない。

VVに誘拐?された時も抵抗さえしていたようには見えず、事態を静観しているようにさえ見える。

以上のことから、ナナリーはロロと同じギアス機関で育てられたギアス能力者であり(それが判り、同じ偽りの妹であるナナリーが死んだことにして身を引くとロロに約束した等があり)ギアス能力者の位置を把握するシャルルが必要故に移動させたか、あるいは自らの能力か意思で移動したと考えられるんです。

そう考えると、核兵器と考えられたフレイアの爆発の不自然さも、実験のシーンではキノコ雲のようなものが見えたのに、限定的な空間が切り取られているのも、フレイアと一緒に、空間移動がなされて、フレイアが別のところに捨てられたと見る方が自然な気がするんですが、如何でしょう?

ナナリーの閉じた瞳は、ギアスが効かない象徴ではなく、実はギアスを使うことを拒否する故のものであるというのも、面白いと思いませんか?

GiGirGiGir 2008/08/14 02:44 >ペルネティアさん
 謎を残すというのは、あるでしょうね。単純にハッピーエンドとはならないことは予期していましたが…どこまで視聴者を突き放してくるかは恐ろしくもあり、頼もしくもあり、といったところです。あの時ああしていれば、こうしていれば…と考えるのは作り手の望むところでしょうねえ。なんかもう…すごい幸せでご都合主義な展開の同人誌とか読みたい気分です(笑)。

>ゆうさん
 ナナリーが嚮団関係者というのはなるほど面白いですねえ。ナナリーのとじた瞳に何らかの秘密が隠されているのでは?というのは誰しも考えてしまいますね。ナナリーにジェレミアのギアスキャンセラーがかかった時、何かが起きるかも…生きていたら、の話ではありますが…。

 ロロに関しては、殺す理由がなくとも殺さない理由がない限りは手を下さないという可能性は低そうですので…単純にナナリーと接触できなかったか、接触する前に近づけない状態になってしまったか…というところではないでしょうかね。ロロは、ナナリーの最後を目撃しており、その様子をあえて伏せているのでは?という疑惑も持っていたりします。

ちょこきゅんちょこきゅん 2008/08/22 09:51 ナナリーは、死んでしまっていますね。
公式サイトなんかを見ていただけると、
分かると思います。
共に、さえこさんも。
どうしても、生きていることに期待していたのですがね。

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