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夏のワークショップ3日目

昨日の3日目で今年のワークショップは終了。
今年は暑かったが、美しい空の青と入道雲が児童館へ行く途中印象に残った。

USB・シリアル変換ケーブル

せっかく購入し準備していたのだけど、残念ながら使えなかった。ひとつにはドライバーをインストールするためのCDがうまくインストールできなかった。トレイにセットすると轟音がするのでおかしいなと思ったが、どうも保管時にそって曲がっていたようだ。保証書のフォルダーは分厚く膨らんでいたからなぁ。
仮にCDが読み込めたとしても、OSが最新版のため無理だった。ここら辺は次回のためにもう少し準備しておかなくてはならない。
まだ、シリアル接続可能なパソコンが何台かあるうちに。

追記
最新ドライバーで動作確認
変換ケーブル「秋月電子通商 USB・シリアル変換ケーブル」
ドライバー「PL2303_Prolific_DriverInstaller_v130.zip」
Windows VISTA
LEGO社Spyboticsはそのまま動作可能
・Bricx Command Centerは互換モード「WindowsXP service pack2」
 管理者権限で動作確認
Windows7
LEGO社Spyboticsはそのまま動作可能
・Bricx Command Centerは互換モード「WindowsXP service pack3」
 管理者権限で動作確認

ローマ字と英語の違い

プログラムのコマンドを打ち出して、マグネットで黒板に貼り付け、流れを理解する仕組みを今回から試行する。これはそれほどうまく行かなかった。まず驚くべきことだが、小学生はローマ字は読める。しかし英単語は理解できない。つまり個々の文字は読めるが単語としては理解できない。なるほど、これは大きな発見であった。これはカタカナでルビをうつなど、もう一工夫なにかいると思った。今後の課題である。
こうしたタンジブルなモノ貼ること自体は好評。手元のプリントを見ながら、数字をチョークで書き込んだり、セミコロンが抜けていたら指摘するなど注意力は高い。

プログラムへの理解度

正直、現状ではまだ良くわかっていないと思う。SetPowerやwait、repeatの値を増減することで挙動が変ること自体を楽しんでいる。現状はこれで充分だと思う。
色々組み合わせて自分の好きなように動かせるんちゃう?という閃きに到達する子供もいた。本当にこれで充分だと思う。
勝手に保存してあったプログラムを端からロードして、挙動を確かめだすなど、今回のワークショップはとてもおもしろかった。

機材としての限界

既に廃盤となったSpyboticsを使用している限り、限界はいずれ来る。構造パーツは代替品で凌ぐとしても、本体のモーターは確実に劣化していくだろう。物理SWも効きは悪くなってきている。上述のシリアル通信に関してはOSの制限もある。かといってMindstormsを購入するのもコストがかかるしなぁ。リモコンから揃えるのもタイヘン。結局は状態の良いSpyboticsをオークションで探すことになるのかもしれない。
そういえば昨年も参加した子供たちの何人かは、ヤフオクでSpyboticsを入手したらしい。

最近の子供たち

自分の子供だけを見ていたらとてもわからなかったであろうことがたくさんあり、とても勉強になる。キーワード的に備忘録として。

  • ルールには極めて忠実(大人社会のコンプライアンスやPLは反映しているだろうなぁ)
  • 勝敗にこだわる
  • 理解力は高い
  • ルールを破ることには拒否反応(イノヴェイションに繋がるルールブレイカーの存在は極めて稀になってくるのか?)
  • 多様性・個性
  • いい加減さ、ある種のドロップアウトを許容してくれない 糾弾される 統制(ここらは日本人の伝統だろうなぁ)

なんとなく、今の子供社会は結構たいへんそうだなぁ…


関連エントリー

その他まとめ

リンク切れがあったらすいません。

●プログラムの本体はここからダウンロードが可能
3.3.7.15と3.3.7.19というヴァージョンでの動作を確認しましたので試してみてください。

●インストールなどはこちらを参考に

●マニュアル類やヒントはこちらから