No.49 日本酒 (2011.08.19)

  
 2011年8月19日 金曜日  曇り

私はワインを好みますが、このところ和食(お寿司を含む)を食べることが多くなり、日本酒を飲む機会が増えました。
昨年、愛知県名古屋市のお寿司さんでいただいた日本酒がフルーティなのに驚きました。

醸し人九平次」という名古屋市の萬乗醸造のお酒で、パリの三ツ星レストランでも出されているというものです。
この萬乗醸造は、平成9年に「醸し人九平次」という銘柄でブレイクしました。
若き15代目 久野九平冶さんと、同級生であり友人である杜氏の佐藤彰洋さん、ほか20代の蔵人でお酒を造る800石の蔵元です。
この二人は日本酒業界とは全く縁がない業種で仕事をしていました(九平治さんはモデルや劇団員、佐藤さんはエンジニア)が、ある年の暮れに父と杜氏が共に病に倒れ、急きょ蔵に戻り15代目を襲名しました。そして佐藤杜氏を雇って、人一倍努力したそうです。そんな蔵元さんは、『貴賓・優しさ・懐かしさを感じていただけるお酒を造りたい 』と語っています。
仕込み水は、300年かけて沸いてくるという水を長野まで汲みに行くというこだわりです。

醸し人九平次」を気に入った私は、いろいろな種類のものを買い求めました。