久しぶりにのんびり利根川CRツーリング

昨日、単身赴任先の名古屋から東京に出張、今日は全社で休暇取得日になっていたのでそのまま柏に戻り、久しぶりに利根川にサイクリングに行ってきました。

まずは手賀沼サイクリングコースへ。朝方まで雨が降っていたので、路面がまだところどころ濡れていました。



のんびり走っていると、いつもは目に入らないものが見えてきます。JR成田線木下駅(きおろしえき)の入口に手焼きせんべいの看板があったので寄ってみることにしました。



駅前に面した川村商店というお店の中で、女性たちがおせんべいを並べてひっくり返しながら焼いていて、醤油の香ばしい香りが漂っていました。
1枚づつ和紙で包装されたものが5枚500円で並べられ、手ごろだったので買おうと思ったところ、隣に割れせんが同じ500円で売られていたので迷うことなく一袋購入しました。

割れせんといっても割れたものは少なく、ちょっぴり焼きすぎたものや醤油を付けすぎたものが10枚ぐらい入っていました。醤油が多く付いていて安くしてもらえるなんて、とっても得した気分に。さっそく袋から2枚取り出して頂きました。(*^_^*)



利根川サイクリングロードに出ると青空が広がっていました。そろそろ夏空もおしまいと思うと少々名残惜しくなります。


       
太陽が顔を出すとまだ夏の日差しで暑くなりますが、ちょうど走ってゆく方向に雲が流れていたので、うまく雲の影から外れないように走ると涼しくて快適、児童書の「ノンちゃん雲に乗る」の気分でした。



今日の目的地は神崎大橋の近くで茨城県側にある「うい庵」でした。2年前に銚子に行くときに土手を走っているときに見つけた古民家を利用したカフェです。



昨年は名古屋転勤で一度も行けなかったので久しぶりの訪問です。夏に来たのは初めてですが、かき氷もやっていました。



ナポリタンを食べた後、棚に並んだカップから気に入ったものを選んで入れてもらったコーヒーを飲みながら、まったりした時間が過ぎてゆきます。
なんとなく以前よりもさらに落ち着く雰囲気になっていたのですが、庵主さんから他のお客さんからせっかく静かなところなんだからとアドバイスを受けて、流していた音楽をやめてみたんですよ、と聞いて合点が行きました。

アズキたっぷりのかき氷も追加注文して、2時間ほどくつろぎました。こんな静かにゆっくりとした時間を過ごせる空間、なんて贅沢なのでしょうか。




うい庵ですっかりリラックスして帰り道に。
千葉県側に通るたびに見かける宝船と七福神が並んでいる公園があるのですが、隣接して農産物直売所があり、さらにあぐり亭という蕎麦屋さんがあることに気が付きました。
いつもは銚子から輪行で帰る電車の時間を気にして急いでいるので気づきませんでした。ゆっくり進んでいるときの風景、いろいろなものに気が付きます。



地元で作っているそばの実で打った新そばで、粗く引いているためそばが黒っぽく、その分栄養分もたっぷりはいっているそうです。おいしくいただきました。(^^)



手賀沼を走っていた時に、ご年配のサイクリストの自転車のフレーム3RENSHOのロゴが入っているのに気が付き、ちょっぴり並走してお話を伺うと20年以上使用されているとのこと。
残念ながら柏市で三連勝という工房を経営されていた今野義さんは亡くなられていますが、私のフレームは甥っ子の真一さんに作ってもらった今野製作所のケルビム、その2台で並走できて嬉しい出会いになりました。