日曜の夜、ロージナ茶房で。

昨晩、名古屋の友達Fさんと国立で会う。
名古屋から、西荻窪の弟さんの家に泊まりに来て、2、3日東京にいるそうだ。名古屋からまっすぐ国立へ来てくれた。8年振りである。「カラヴァッジョ展」に行きたかったらしいが、4時間待ちと聞いて、やめたと言う。他に観たい展覧会を探していた。
ロージナ茶房で夕食を一緒にとる。Fさんはシーフードドリアと生ビール、わたしはシーフードグラタンとコーラフロート。昔と違って、サービスが悪い。まず、お冷やもおしぼりもなかなか持って来てくれない。グラタンなのにスプーンをセットされたり、Fさんの生ビールが遅く、料理が来ても出てこない。言って、やっと持って来た。でも、味は美味しかった。

Fさんはわたしより4、5歳くらい若い。多摩美を出て、大人になってから、試験を受け、名古屋大学編入して仏文学や仏語とか、いろいろ勉強した優秀な人である。自分の意見を持ち、自分の考えをはっきり話してくれる、いい友人だ。いい刺激を受けた。
ウイロウと、味噌煮込みうどんをお土産に持って来てくれた。ありがとう!わたしは気が利かず、何も手土産も持たず、重い幾つかのカバンのひとつも持ってあげようという意識も無く平気で、後で後悔する事になる。何か探して今度送ってみようと思う。ごめんね、Fさん!待っててね!
気候がよく、夜のひんやりした空気の中清々しく家路についた。
Fさん、懲りずに、また誘ってね!