一酸化炭素がほぼ無極性な件について
実は僕はこれが何故かよく分かってなかった
だって
みたいな構造をしているんだから、これは極性を持つべきじゃないの・・・?
でもどの参考書を見ても一酸化炭素は無極性分子と書いてある。ということはこの表記は正しくないはず
以下、化学での電子の概念で考えてみる
考えてみる。普通CとOでは電気陰性度差が1ちょっとあるから、Oのほうが電子を引き寄せて
見たいな状態に近くなるはず。でもこうなると、Cが完全に+に帯電しているのにほぼ等しいぐらいの状態に。よって電子は再び引き戻される。
もともと一酸化炭素の電子はオクテットの状態ではない上に、共有している電子を含めると約6電子持っているということは、どちらかというと電子を求める性質があるはず
すると
の状態もありえるということになる
もちろんこれも再び引き戻される
これって…共鳴構造じゃね?・・・
とりあえずこれならば極性がないという結論が出てもそんなにおかしくないな…
議論がどこまで正しいか分からないですがとりあえず調べてみたところ共鳴構造であるということは間違いないようです・・・
え、皆知ってることだった?
追記
多分後半の議論は間違っているような気がする
一応論文とか今検索かけてみたけど「共鳴構造で表されることが知られている」
としか書いていなかった
さらに追記
化学の新研究には多少このことに触れられているが、後半のことは完全に飛ばしてある。しかし前半二つだけだとδ+とδ-のものと、+と−のものの共鳴だからそれは無極性になる説明にはならないと思うんだけど