本格ミステリ大賞

昨日の「人志松本の○○な話」を見て、やっぱ松ちゃんはすごいなと心底思った今日この頃。お久しぶりでございます。


さて、全然本を読めてないわけですが、そんな間にも第9回本格ミステリ大賞が発表となりましたね。


小説部門  牧薩次『完全恋愛』
評論・研究部門  円堂都司昭『「謎」の解像度』


私にしてはとっても珍しく、評論・研究部門の方も読んでました。
いつもは発表前に候補作は全部読むんですが、今回は『ペガサスと一角獣薬局』のみ間に合いませんでした。残念。他4作の中での私のベストは『山魔の如き嗤うもの』だったんですけど、『完全恋愛』の受賞には特に不満はないかな。でも、2006年『厭魅の如き憑くもの』、2007年『首無の如き祟るもの』、2008年『山魔の如き嗤うもの』と、3年連続で傑作を発表している奇跡の作家・三津田信三に賞を与えるべきじゃないかなと思ったりもしますが。今年秋にも同シリーズの長編が出るみたいなので、4年連続の奇跡が起きれば来年の大本命になるとは思うけど、果たしてどうなることやら。