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2007-05-25

HODGE2007-05-25

トランスジェンダー市長誕生に対するメディアの論調〜英ケンブリッジ

|  トランスジェンダー市長誕生に対するメディアの論調〜英ケンブリッジを含むブックマーク



イギリスケンブリッジ市で、初めてのトランスジェンダーの市長が誕生したのだが、そのことに関して、nofills さんがタブロイドを中心とした「メディアの報じかた」について分析している。


トランスジェンダーの市長さん「夫妻」@ケンブリッジ [tnfuk]


どのメディアが「何に」中心を置くのか、読者の意見(投稿)というものがどのように「反映」され、記事の「印象」を左右するのか、とても興味深い。

というように読むのがよいと思います。


サンとメイルは、最初に紹介しておいてアレですが、どうでもいい


ということなので、『テレグラフ』と『タイムズ』と『ケンブリッジ・イヴニング・ニューズ』を記しておこう。やはり「複数のメディア」に当たるのが重要だ。




今回、ケンブリッジの市長になったジェニー・ベイリーさん(Jenny Bailey、45歳)は、自由民主党(Liberal Democrats、LibDem)所属。パートナーのジェニファー・リドルさん(Jennifer Liddle、49歳)も自民党員として市議会議員を務めてきた。二人は、ともに男性から女性セックスチェンジした MtF 同士のカップルだ。


それと nofills さんの記事で見逃せないのが、二人が自由民主党の党員になった経緯についてだ。

バーミンガム爆弾事件1974年(Provisional IRA)、そのあとドラコニアンな「テロ予防法」ができて、そのころは保守党がそういうのに賛成、労働党がそういうのに反対していたのだが、ブレア労働党になってからは労働党がそういうのに賛成するようになり、LibDemだけが反対していた。それが彼女がLibDemの党員になったきっかけだった、と。


日本で「英国の対テロ法制」が語られるときにしばしば欠落しているコンテクストだ。




[ケンブリッジ広報]





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transnewstransnews 2007/05/26 07:12 この話なんだか腑におちなかったのは、「市長(mayor)」が住民の直接選挙ではなく、councilによって選ばれるってところですね。
それにしても、名も知らない田舎町ならともかく、ケンブリッジだもんなあ…結構すごい話だ。

HODGEHODGE 2007/05/26 10:41 そうですね、イギリスは大ロンドンを除けば、国と同じく地方自治体でも首長公選を行っていませんから議会主導で決まるわけですね。
それとケンブリッジの市長というのは、やはり大きな意味を持つでしょうね。
市のサイトにも「Equalities & diversity」という項目があって、「Lesbian, gay, bisexual and trans-gendered communities 」と明記されているのが、さすがです。
それにしても、LibDemを「自由民主党」と書いていると、英国(ドイツの自由民主党もそうですが)とのギャップにイライラしてきます(笑)。