差別化できているか?

WBSのネタ。仙台が寿司を観光名所として前面にアピールしていくような特集をやっていた。しかし、もともと牛タンで有名である。それほどのインパクトを与えることができるかは不明である。わざわざ、その土地まで交通費を払い、宿泊し、それを食べたいか?といった観点で名産の良し悪しは判断されている。これしかない物を育てる事が観光産業の発展に繋がるということだ。

ライバル企業の定義

経営戦略において、ライバル企業に対抗したもの考えるのは大事だ。しかしライバル企業の定義を広い範囲で捕らえる事が必要だ。例えば、ヘルプデスクを設置している企業は多いと思う。電話の対応としてひとつのサービスである。消費者の観点ではからは業種にかかわらず、そのサービスの良し悪しを比べてしまうと思う。同じサービスでも他業種の研究をするなど視野を広げることが経営戦略に必要だ。

郵便のFC化

郵便局のFC化が検討されている。これには賛成である。民営化を推進する以上、企業として利益を出さなければいけない。そのための手段ならばやるべきだ。また、民営化にする以上、ユニバーサルサービスがある程度損なわれるのは仕方のないことである。それよりも、これからの郵便の意義を考えると、FCもそうだが、新展開のサービスや独自のサービスを追加していかないと廃れていくのは見えている。将来はコンビ二が郵便業を運営するのではとも思うが、言い過ぎだろうか?

日経より、ソフトブレーンの営業支援ソフトが好調である。ポイントは3つ。日立・東芝日本IBMと代理店契約し知名度を利用し販売したこと。多機能にせず機能を絞り込み使いやすくしたこと。最低限の入力でグループ間の情報共有化が可能であること。もともと開発のきっかけは精神論や経験頼みの営業が通用しなくなったということだ。
まだまだ日本伝統的な営業手法は人対人の販売だと思う。やはり、信用がものをいうからだ。例えば、ネットショッピングはセキュリティの問題からかなかなか利用されない。それより店員さんのアドバイスをもらいながら購入したほうが安全だ。
しかし、ネットショッピングの場合でも一度利用してみると、その便利さ・低価格さでハードルがぐっと低くなる。企業の営業の場合でも、時代の流れより営業の形が変化するのももっともである。その方法をシステムという形で提供したのがソフトブレーンだったと考えられる。