ククサ、とやら。
『ククサ−kukusa』
★ 北欧ラップランド地方でサーメ人がパハカ(白樺)に出来るこぶで作るカップ
★ 材料のパハカは北極圏の白夜の夜、寒風やオーロラの光によってククサに適したパハカになる
★「これを贈られた人は幸せになる」という言い伝えがある
★ 自分で自分用に作ったり、買ったりしてはいけない(幸せが逃げて行く)
★ プレゼントするとその相手が幸せになるといわれている
…というなんとも素敵なカップ、「ククサ」を夫からいただきました。
ていうか、どこで知ったん、こんなん・・
と感心させられる事にももう慣れたけど。
そんな夫とも結婚して丸4年が経ちました。
未だに夫婦二人で好き勝手な毎日を送っているばかりですが、
せっかくお互いに一度きりの人生を預け合った仲ですから。
時には歯のひとつやふたつを食いしばらないと乗り越えられない事も、もう既に沢山あるけれど…
結果、どちらも最期の瞬間には「楽しかったな」と思える人生を共有できていればいいなぁ。
…なんつって。
ちなみにこの「ククサ」は、一番最初に使う前に儀式を行わないといけないらしく。
【 洗礼の式 】
自分のククサにラム酒、又はブランデーを注ぎ、
北極星に思いをめぐらし、
液体をすすりながら自然の語りかけをククサを通じて聴きなさい。
この儀式で塩味を感じたら儀式は成功です。
こんなゴミゴミした所で自然の語りかけが聴こえるのかどうか若干不安だけど(車の音しか聞こえない)
ここはひとつシベリウスでもかけて雰囲気作って、フィンランドの雪景色を思い浮かべつつ、ちびりとやってみようかな。
・・・・・真夏の神戸市中央区で。