「中庸」の極意

黄レンジャー平鍋さんから、とっても嬉しいメッセージをいただきました。私と永和システムマネジメントという会社について、平鍋さんらしい切り口で、熱く語られています。本当にありがとうございます。

後でだんだんわかってきたのだが、彼はタイプで言うと青レンジャーなのだが、その中には、ガキ大将っぽい少年性と、慎重で臆病な繊細性、その2つがおもしろい混じり方をしている。

私は自分でも、アンビバレントな性格だと思います。大胆さと心配性、熱さとクールさが両居している気がする。私が大事にする「中庸」という価値観は、そんな自分の性格とも関係があるんでしょうね。
福井と東京という二つの事業所をつなぐ役割に関しても、私のそんな価値観とマッチしており、それを楽しんでいます。私は東京のノリは好きだし、福井の泥臭さも大事にしたい。(本にも福井メンバーからもらった知見を生かしてます)
私の役得は、そのちょうど「境界線」に立てるところです。東京でのプロジェクトにも、福井でのプロジェクトにも関わることができる。お互いの良いところや改善点も、比べることによってよりはっきりする。
『受託開発の極意』は、これら二つの文化を両方とも味わっている、自分ならではの味が詰まっていると自負しています。
異文化の融合はとっても難しい課題です。せっかく違う味を持つものを、粉々にして混ぜ合わせてしまってはいけない。これは僕の考える「中庸」ではない。双方のよさ、さらに引き出してみたいと考えています。