複雑な気持ち...

焼き鳥屋さんからチケットをいただいて、親とか友達とかに連絡しまくるも、

「サッカー好きじゃないし、観ないし」

と断られた朝。

「やきう()は好きではないけど、ファ○ターズなら行く」とか言うくせに
「サッカーは好きではないけど、コンサドーレなら行く」とは言わないところに
現実を見た気がします。

「JAグループ様のイベントが・・・」と攻めるも華麗にスルーされる。
この悲しさって一体...。

さて、そんなこんなで朝9:30に起床し、お風呂に入って、メイクをし、
札幌ドームへ向かった10:30すぎ。
11:00過ぎに着いてゴール裏の、隊長がいるゾーンの左隣のシマに着席。
隊長ゾーンの右のシマに入るとMの水が飛んでくるから変えてみた。

今日のスタメンは4-1-4-1でした。

主審 大西弘幸 副審 石川恭司 / 佐藤秀明

ゴール裏での観戦なので、事実誤認があったらごめんなさい。

ゴール裏の雰囲気はめっちゃ良くもなく悪くもなく。
ピッチ練習中のチャントの時の選手からの反応はかなり微妙に感じた。

☆前半。
富山は3-3-3-1という中盤が厚めの布陣。
攻撃は単調で、人数をかけてボールを奪い、大西あたりが黒部へ当てる→
黒部が落とす→苔口とかが裏へ走る→シュート?の繰り返し。
あんまり怖くなかったけれど、早い時間帯の苔口のPA侵入だけ怖かった。
シュートを打たれてもホスンの正面にボールが飛んできていたし。
DF陣がシュートコースを限定させていたからだと思うのね。
しっかり守備が出来ていたから、得点される気はしなかった。

攻撃面では左サイドから攻め上がれてはいたけれど、三上くんのところでもたついていて
そこがもったいなかった。
せっかくいいスルーがあっても「おっ」っと立ち止まっていたところに喝!
SHが慣れていないのか、あんまり向いていないのかはわからないけれど、
三上くんはあれこれ手を出さず、ポストプレーとかボールを収める練習を
した方がいい気がする。
砂さんからのボールをもらった三上くんがドリブルで交わしたところがすごくよかった。

強引に近藤が上がってクロスという場面もあったけれど、今度は攻撃の枚数が足りてなくて、
決定的な場面に持ち込めないところに若干の物足りなさを感じた。
地味に宮澤くんが効いていた、
ホスンのパントキックがお笑いすぎたのと、横野くんに全然ボールが収まってなかった前半でした。

☆後半
前半と打って変わり、怒涛の攻撃。
宮澤くんのプレーがじわじわと効いてくる。
前半で体力を使った富山の足が止まってきたところを突くことはできていたと思いますが、
細かなところのミスが響いてパスが通らず、ゴールを割るのには至らない。
惜しいところまでは行くのだけど、精度の問題なのだろうか。

パスの強さがなかったり、パスを出しても受け手がいないとか、絶好の場面で近藤がカスるとか、
横野くんのヘディングが当たらない、サイドからの岡本くんからのパスを生かせず宇宙開発とか。

本当に小さな、細かいところでのミスが響いていた。

近藤の交代直前のプレー、左サイドからゴリゴリ上がってきて、パスを出すにも
富山守備陣に囲まれてしまってどうしようもなくなり、自力でラインスレスレに
ボールを通し「自ら取ーる」をやってクロスに持っていく、ああいうプレーはよかった。
あそこで苦し紛れに横パスしたら取られていた可能性が高かったので、ナイス判断だったと思う。

守備面では致命的ミスはほとんどなく(宮澤くんが後ろへこぼすのはデフォ)、安心して見ていられた。
最後の方で内村くんが出てきて、いい動きをしていたと思います。

☆審判団
主審:大西さん
試合開始5分で山下に対してイエロー提示。
後ろから手を使ったファウルだったと思うのだけど、1度目だし注意で良かったと思う。
「手を使ったら厳しく取るよ!」という意思表示だったのかもしれないけれど、
1枚目のカード提示はその試合における警告相当かそうでないかの敷居を決めるものなので、
慎重に行うべきだった。
試合を通じてのカードはこの1枚のみ。

比較的流していたと思う。手を使ったファウルは厳しくジャッジ。
バックチャージのファウル基準が緩めだったのは疑問。
明らかな倒れこみプレーに関しては「転んでるなよ」という姿勢でいたように見えた。
1枚目以外はカードを乱発することなく注意で済ますところは注意で済ませていたし、
基準がブレブレだったということもなかった。裁量の範囲内では?
コンササポから見ればストレスが溜まったのかもしれないけれど、試合を壊すほどではなかった。
一概にダメダメなジャッジだったとも言えない。

副審:メインスタンド側
私のいた位置からはあまり見えなかった。

副審:バックスタンド側(コンサゴール裏方面)
目の前で起きたファウルは大西さんに対しシグナルを送る。
コンサ攻撃時における多少のラインアウトは見逃していた。


(クリックで画像拡大します)
今日のドーレくんさんと、スタジアムで食べたビクトリー丼II
そして夕方食べた狸小路WINS1Fに入っている煮込みハンバーグ。



☆おもしろかったこと。
後半、あまりにミスが続く三上くんに対して、スローイン前に日高が体で示しながら熱血指導を始める。
(場所はゴール裏付近のサイドライン際)
副審もちかくにいたのに、よく遅延を取られなかったなぁと思った。
あまりに印象的だったから、ゴール裏にいるのに思わずツイートをしてしまった。

日高が三上に熱烈指導 via モバツイ / www.movatwi.jp
2011.06.26 15:16

☆試合全体に関して。
負ける気はしなかったけれど、大勝ちする気もしなかった。
CKから山下をターゲットにした惜しい場面があったし、得点まで本当に紙一重でした。
もっとDFを引き出すプレーをしてほしかったな。
後半はガッツ溢れるプレーでゴールへの執着心はあったと思う。

今日何度か思ったのは、ロングスローを使えたらもっと違った展開があって、
攻撃ももっと幅を持たせられるのかなということ。
あと大きなサイドチェンジをもうちょっと使ってもいいと思った。
だから、上原くんガンバレ!

☆気になった点(プレー以外でも)
気持ちはわかるけれど、主審に対して安易にブーイングするのはいただけない(特に試合中)。
「横パス=消極的プレー」、「縦に行く=積極的プレー」と捉えるのはいくない。
すべてがそういうプレーではないことくらいわかるはず。

☆試合後
ゴール裏の雰囲気は悪くなかったけれど、一部のおっさんやチャンネーが
「勝たなきゃ意味がねーだろ」と選手に向かって暴言を吐く。
私にはない感覚なのでびっくりした。
もちろん勝ってほしいのだけど、それより私はコンサに「強くなってほしい」
という気持ちの方が強いので。

個人的にこういうサッカーは大好物。何度でも見たい。
得点できたらさらに嬉しいけれど、今はチームとして成長してほしいです。