ドミトリー・ショスタコーヴィチ

Canon LiDE500F

モーツァルト生誕250年の今年は、現代音楽の大家ショスタコーヴィチの生誕100年でもある。
ショスタコ!一時はよく聴きました、ハイ。
交響曲全集もあります。
でも共産主義イデオロギーって言うか、クソまじめ的な役人好みって言うか、要するに疲れるんだよね。(苦笑)

ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906〜1975)
1906年 9月25日、ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクに生まれる。
1919年ペテルブルク音楽院に入学。
1925年卒業作品として発表した交響曲第1番が国際的に注目を浴びた。
その後、1930年代まで西欧の革新的な技法を吸収し、多くの作品を発表する。
しかし、1936年に歌劇「マクベス夫人」とバレエ「『明るい小川」が批判されると、交響曲第5番ではそれまでの作風から一転、共産党が認める「社会主義リアリズム」民族的、社会主義的な内容を持った作品に仕上げた。
1953年スターリンの死後、交響曲第10番を発表、曲調の暗さと社会主義リアリズムへの絶望感が論争を巻き起こした。
ピアニストとしても活躍し、第一回ショパン国際ピアノコンクールにソヴィエト代表として出場した。
生前のショスタコーヴィチと親交のあったルドルフ・バルシャイは、ショスタコーヴィチの室内交響曲編曲者としても有名で、このCDも自身の編曲版を指揮している。

♪「ショスタコーヴィチ室内交響曲集」Brilliant:8212
ルドルフ・バルシャイ指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団演奏