MOON FLIGHT
東芝のHD DVD撤退で発売が遅れていた月周回衛星「かぐや」の高画像記録「月と地球」(ブルーレイ仕様)が、ようやく発売された。
月面を細密にとらえた「かぐや」のハイビジョン映像は、既にNHK/JAXAのホームページでもお馴染みだが、こうしてじっくり見るとまた感慨深いものがある。
子供のころ、いや今でもだが(笑)月面で満地球を見ながら露天風呂につかるのが夢だった。
今回の映像ディスクは、そうした夢をささやかながらかなえてくれる。
これだけ遠い宇宙からハイビジョン映像が撮影されたのは史上初。
「かぐや」以降、世界各国からいくつも発射された月探査衛星だが、ハイビジョンカメラを積んでいるのは「かぐや」だけだ。
さすが世界に誇る日本の映像技術!
「映像を撮るならハイビジョンじゃなくちゃ!」という気持ちはよく分かる。
Sad corner
久しぶりのブログ再開が、こうした写真で始まるのはさびしい。
祈ったところで逝った人たちは帰ってこないし、メディアが伝える犯行動機もまた切ないものがある。
大きな犠牲が出たこの事件で、誰一人幸せになれなかった空しさだけが街角に漂う。
花束が積み重なった祭壇に黙礼してシャッターを押す。
こ、この会社…
社長はネコか!?
Ricoh R8
GRデジタルなど高級コンパクトカメラで、一つのセグメントを築きつつあるリコーのデジタルカメラ。
普及タイプのキャプリオシリーズもR8となり、愛称のCaplioも無くなってしまった。
個人的には、硬派で質実剛健なスタイルが気に入った。
トップパネルにアルミを使い、質感も上々。
絞りやシャッタースピードを選べないプログラム撮影専用機だが、レリーズタイムラグ0.011秒の高速レスポンスや最小絞り固定機能、自分仕様を即座に呼び出せるマイセッティングモードなど使い勝手は大変良い。
R5を使っていたときにも思ったのだが、このサイズで28〜200mmを実現している技術力にはつくづく敬服する。
改めて言うのもおかしいが、凄い時代になったものだ。