拓海広志『別離(わかれ)』♪

 これは僕が高校時代の仲間たちを思い出して作った曲です。それにしても、当時の僕は本当に仲間に恵まれていました。


【別離(わかれ)】
(詞・曲/拓海広志)(1982年)


 みんな どうして そんなに 優しいのさ
 よせよ 別れの時が 辛くなるじゃないか
 思わず そんな風に 叫びたくなった
 ことが あったよ 高校時代に
 理屈じゃなかった 俺の仲間は みんな素敵な笑顔をしてた
 誰もが迷いながら それでも必死に歩き続け
 何かが生まれた頃 卒業の季節が来た


 友情なんて 言葉は 辞書などを
 引いて みたところで 決してわかりはしない
 全てを ぶつけ合える 仲間がいたなら
 知らぬ うちに 気がつくものさ
 損得抜きだよ 俺の仲間は みんな素敵な瞳をしてた
 誰もが苦しみながら 時には誰かに助けられて
 何かが生まれた頃 別離(わかれ)の辛さを知った


 みんな燃えてたよ 俺の仲間は そうさ熱い心を持って
 誰もが傷つきながら それでも確かに強くなって
 何かが生まれた頃 笑顔の中に涙が…


(無断での転載・引用はご遠慮ください)


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