拓海広志『漁港』♪

 高校時代の僕はしばしば日本の各地を旅していました。そして、そんな旅で訪ねた幾つかの漁港で見た光景を歌ったのが『漁港』という曲です。それから27年、日本の漁村の風景はかなり変わりましたね・・・。


【漁港】
(詞・曲/拓海広志)(1980年)


 この小さな漁港がいいね 煌めく太陽と潮風
 そして男たちの汗 そこには人生がある
 男たちは今朝も暗いうちから 大海原に船を出す
 見送るのは女たち そこには愛がある
 幸せばかりじゃない人生を 力合わせ歩むのさ
 男は女のために海に命賭け
 女は男のために心繋ぐ
 そしてご覧よ東の方の 水平線が輝いて
 疲れきった俺の頬を 優しく照らすのさ


 海と海に棲む人たちが 俺にまた一つ教えてくれた
 何となく来てみたけれど 本当に来てよかった
 このところ負け続きで 疲れていた人生も
 また燃える心で 出直せる気がする
 幸せばかりじゃない人生を 想い合って歩こうよ
 男は女のために人生を闘い
 女は男のために絆守る
 この小さな漁港がいいね 煌めく太陽と潮風
 そして男たちの汗 俺も負けずに生きてみよう


(無断での転載・引用はご遠慮ください)


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