Kalafina 惹かれるのは・・ライブはスポーツ観戦的？・・

若い頃（二十歳ごろ）は、けっこう地元にくるロック系の人のライブ
（コンサート）にも行ってたんです。だんだん忙しくなって、音楽の好みも
変化してきて、誰かのライブを１本通して見るということが全くなくなり・・。

不思議なものです・・。「直接聴いてみたい」と思った・・。ＪＰＯＰの
いくつかの超有名グループの曲も好きでしたしが、「ライブに行ってみたい」
とはあまり思わなかったんですが・・。

それは自分にとっては一流のスポーツ選手のプレーを見たい、と思うのと似て
いるのかもしれません・・。

例えば、イチロー選手。７年連続首位打者。球場全体を支配するようなオーラ
を放ち、その理にかなったからだの動き、スピード、常識を覆す打撃、超正確な
送球、難しい球を事もなげに捕る守備・・。（実際に見たことはありませんが）

それから、きのう、ボクシングでタイトル防衛した井上尚弥選手。自分的には
特に左のジャブ。真っ直ぐで、速くて強くて伸びる左ジャブ、これは見たことが
ありません・・。スピード、ディフェンス、パンチ力、どれもがスゴイ井上選手
ですが、基本のこのパンチが、誰にも真似ができないということがそのスゴさを
物語っているように思います・・。（実際に見たことはありませんが）

え〜と、この前の、９+ＯＮＥ大宮公演を見て思いました・・。「やっぱり彼女
たちはアスリートである」と。「歌う」ということが「運動」なわけで、その
しっかりした「発声」と「技術」。そのベースになっているのは日々のトレーニ
ング・・。

実際にKeikoさんはかなりのトレーニング好きですし、Wakanaさんもツアーパンフに
よれば、１年くらい前からパーソナルトレーニングを始めて、声の出方が違ってきた
と。（実際、昨年のクリスマスライブでは、Wakanaさんの声がよく伸びてましたね〜。
そいう理由があったんですね・・。）

・・彼女たちだけがもつ声質、発声、ハーモニー、それを直接聴きに行くわけです
が、その歌の見事なパフォーマンスを見てると、スポーツ観戦的な気にもなって
きて。ちなみに、今回の「９+ＯＮＥ」は観客も完全にスポーツしてますが・・。