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2011-04-24
■[車] ファンベルト交換 
カローラ AE100 のファンベルトを交換しました.
断言はできないけれど,5AFEエンジンのほとんどは構造同じだとおもいます.
今回交換するもの
冬場,パワステベルト(P/Sベルト)が始動時に鳴いたりしていたので,これを変えます.ついでに,エアコンベルト(A/Cベルト)も一緒に交換.オルタネータベルトは昨年交換したので今回は据え置き.オルタネータベルトの交換は簡単だしね.
交換したベルトの品番は次の通りです.
- P/Sベルト: 99364-80850 (TACTI の互換品を使いました)
- A/Cベルト: 99363-90630 (TACTI の互換品を使いました)
- オルタネータベルト: 99365-20970 (交換してないけれど参考に.今付いているのは三ツ星だったと思う)
必要なもの
AE100の場合ファンベルトの交換にたいした工具は必要ないです.ちょっと小さめなラチェットなソケットレンチさえあればOK.レンチのハンドルが大きいと逆に作業しにくいです.50〜60mm程度伸ばすエクステンションバーがあるととてもよい.
必要なソケットレンチは下記の通りです.
- 10mm
- 12mm
- 14mm
できれば,12,14mm兼用のラチェットメガネレンチがあるとGood.ダイソーで300円だよ.もっというと,10,12,14mmを挿せる9.5sqで長さが25cmくらいのスピンナハンドルがあるとベスト.結構硬い部分もあるんでね.
ま,2,000円の工具セットで何とかなるレベル.あまりにも硬すぎるときは,ネジをなめるといけないので,KTC(という工具メーカ)とかの高級な6角のソケットを買ってくるといいでしょう.12角は便利だけどナメ気味になるのでちょっと危ない.
準備
準備というほとでもないのですが,ウォッシャータンクを取り外しましょう.これでだいぶ作業がやりやすくなります.
10mm のネジ1本でとまっているだけです.ネジを外し,カプラを取り外して前上方向に引っ張れば取り外せます.
がんばれば外さなくてもベルト交換できるとおもいます.
ベルトがどう貼られているか
図の通りなので省略.
オルタネータベルトの取り外し
まずは一番手前についているオルタネータベルトを取り外す.クランクシャフトプーリーにはオルタネータベルトとA/Cベルトが掛かっており,オルタネータベルトが外側にあるため,オルタネータベルトを先に外さないとA/Cベルトが取り外せません.P/Sベルトも同様の理由で,オルタネータベルトを外す必要があります.
AE100の場合,オルタネータ(発電機)の取り付け角度をゆるめることでオルタネータベルトを取り外すことができます.
図中,A,B,Cの順にネジを回していきます.
- A: オルタネータのジョイントです.ちょっとだけゆるめればOKです.14mm.
- B: オルタネータの取付角度を固定しているネジです.ゆるめるだけでOKです.あまり回しすぎると,オルタネータが脱落して苦労しますので,ほどほどにゆるめましょう(経験アリ) 12mm
- C: Cのネジは角度調整ネジです.これを左回転でゆるめることで,オルタネータベルトの張りがゆるんできます.時々オルタネータを下に手で押し込みながら徐々にゆるめます.ベルトが取り外せる位置までCを回します.これも調子にのって回しすぎるとオルタネータが脱落します. 12mm
P/Sベルト取り外し
図をご参照ください.すでにベルト外した後の絵だけど….
図中,A, B をゆるめてがんばってP/SポンプごとP/Sポンププーリーをウォーターポンププーリーに近づける.
ところで,ぼくの AE100 には B がなかった.AをゆるめるだけでP/Sポンプがにゅるりと動いたのでまあよしとした.いや,そんなことはなくちゃんとBもありました.裏をよく覗くと,P/Sポンプを固定しているBがありました.今回外さずにすんだのは,Bが最初からちょっと緩んでいただけでした.
なお,最初はとても固かったので,A にKURE 556 みたいな潤滑剤を吹き付けて放置しておきました.その後,旧P/Sベルトの上部を下方向に押し込むとP/Sポンプが動きました.ハハハ,滑車の原理だ!
A は 14mm だったとおもう.結構狭いところなので,ラチェットメガネのほうが使いやすいかも.
追記(2012/4/15)
ネギミソチャーシューさんとお話しているうちに,P/SポンプのBボルトはなかなかにくせ者だと分かりました.私の場合は,Bボルトを触ることなくP/Sポンプが動いたためよかったのですが….
Aボルトを緩めただけでP/Sポンプが動いてくれないときは,車をジャッキアップ&アンダーカバー取り外し(10mm)して,下からボルトを緩める必要があるようです.上からでも工具が合えば外せなくはないようです.
ソケット長が50〜60mmの14mmレンチを用意.
上からがんばるときはこんな感じ.
これを下から見るとこんな感じ.
A/Cベルト取り外し
A をゆるめて,B を左回転でゆるめていけば,アイドラープーリーが下方向に下がっていきます.適度にゆるめてベルトを取り外せばOK.
問題は, A が結構固い.ゆるめる方向は左であっているのですが,固着してます.しょうがなく 潤滑剤をまぶして一服したのちソケットレンチハンドルをハンマーで叩きながら回すとゆるみました.
A も B も 12mm …だったかな?? うろ覚え.
ベルト交換
これは省略です.A/Cベルト,P/Sベルト,オルタネータベルトの順に取り付けていけばOKです.
ただ,P/Sベルトだけは調整ネジがありませんので,自力でP/Sポンププーリーを張り方向に押す必要があります.ちなみに,トヨタのサービスマニュアル(カローラ/スプリンターVol.6 )には「ハブナットレンチなどを使用して,シリンダーヘッドを支点にP/Sポンプを押し,固定用ボルトAを締め付ける」と適当なことが書いてあります(笑) てこの原理でがんばれよーということのようです.私はトンカチの柄を使いました.
というわけで
できましたー.
参考情報
オルタネータベルト取り付け基準
ウォーターポンププーリー・オルタネータプーリー間の中央を98N*1で押下して,
- 8 〜 10mm (新品ベルト)
- 9 〜 11mm (5分以上使ったベルト)
のたわみであればOK.
P/Sベルトの取り付け基準
P/Sポンププーリー・ウォーターポンププーリー間の中央を98Nで押下して,
- 5 〜 6mm (新品ベルト)
- 6 〜 8mm (5分以上使ったベルト)
のたわみであればOK.
A/Cベルトの取り付け基準
クランクシャフトプーリー・A/Cコンプレッサプーリー間の中央を98Nで押下(というより押上)して,
- 6 〜 7mm (新品ベルト)
- 8.5 〜 9.5mm (5分以上使ったベルト)
のたわみであればOK.
とはいっても,これは車の下に潜り込んで,アンダーフロアカバーRH を外さないと確認できないんじゃないかと.
個人的には,適当にアジャストして,プーリー間でベルトを押してみて,ぎゅーっとおすとちょっとたわむくらいになっていればOKだと思います.(適当)
*1:地上における10kgの重さ(力).








今後もいろいろやっていくつもりなので、またコメントいただければ幸いです。
車の整備にうとい私には絶対に出来ないと思ってましたが
この日記に出会えたおかげで出来ちゃいました。
20年選手のカローラGツーリング復活です!
ありがとうございました!!感謝感激です。
参考になったようで良かったです〜.
AE10#系はまだまだ現役ですよね!
施工したけど,日記には載せてないみたいなものもあるので,リクエストとかあれば仰ってくださいな.むちゃくちゃ激しい整備はやってませんけど(^^;
お蔭様で切れかかっていたオルタネーターベルトと
P/Sベルトが交換できたので見事復活できたのですが、
A/Cベルトの交換に手こずっております。
ついでだからとトライしたのですが、
図にあるBボルトがゆるめられません。
スペースが狭く工具や手が入りません。
やはりジャッキアップして寝そべって裏から工具を入れて
ボルトを回さなければなりませんか?
上からの作業で何とかなりませんか?
人間が入れるほどジャッキアップができる環境が無いので悩んでおります。
Hie先生、お知恵をお貸し下さい。
よろしくお願いいたします。
A/CベルトのBですよね.
写真のとおりですが,これは上からでないとできません.
結論から言えば,レンチを延長する,エクステンションバーが必要です.
家に戻ったら,どういう風にレンチをかけるか写真でも撮ってペタリしますので,おまちください.
AE10#,AE11#系に限って言えば,ファンベルト交換でジャッキアップは不要だと思います!
P/SベルトとA/Cベルトを間違えてしまいました。
失礼いたしました。
手こずっているのはP/Sベルトの方でした。
(A/Cベルトはすんなり交換できました)
P/SベルトのBに付いてご指導お願いいたします。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
実機見てみました.前言撤回で恐縮なのですが,P/SのBは下からでないとダメかもしれません.
私の実機は,Bボルトが最初からほとんど固定されていないため,Aだけでポンプが動いており,ジャッキアップ不要で交換できました.
これは,ジャッキアップが必要になるかもしれません.
ジャッキアップをせずにトライする方法としては,下記が考えられます.
ボルトのある位置に目星をつける.おそらく,12mmか14mmなので,上から,ボックスレンチをなんとかそこに当ててみて,回す.
試してみようかと思いましたが,夜でよく見えなかったため,日曜日あたりにトライしてみますー.
なお,Bの位置ですが,両プーリの間下方です.ですので,レンチは両プーリとベルトの間に差し込む必要があります.
図を追記しておきますので,位置をご確認ください(修理書にはこう書いてあります.)
ご丁寧な解説ありがとうございます。
Bの位置ですが、追記していただいた図ですと
両プーリーの中間に位置しておりますが、
実際はP/Sプーリーの真裏に位置しているようで
P/Sプーリーの穴からディープソケットでも差し込んで
回すしかないのかなーなんて思ってますがどうでしょうか?
ディープソケットを持ってないのでまだ試しておりませんが。
丁度いい長さのソケットがあるかどうかもわからないし、このためだけにソケットを購入するのももったいないし。
普通のメガネレンチ、スパナ、ソケットレンチなどで何とかやりたいのですが・・・。
プーリーをはずしてしまうっていうのはダメですか?
(はずせるか、はずしてよいものかわかりませんが)
よろしくお願いいたします。
Bボルトは,P/Sポンププーリーの裏ではなく,やはりその下方ですね.
また,P/Sポンプも基本的にはオルタネータと同じようにポンプの首振りによりベルトを緩めるようです.オルタネータの場合は,Aボルトを緩めて,そこを支点にオルタネータ本体を首振りすることでプーリを動かしますよね.
これと同じで,P/Sポンプでは,Bボルトが首振りの支点です.ぼくのケースでは簡単にP/Sポンプが動きましたし,Aボルトだけを緩めて押してみてはいかがでしょうか? 首振りくらいならしてくれそうな気もします.
押しても動かないときは,ベルトの中心点を下方に押下してみるのも手です.紐か何かでベルト上下を縛ってみるとか.
いずれも,Bを緩めていないので,ホドホドに!