ヒゲサイズの卓上遊戯あれこれ

主にTRPG、ボードゲームについてのブログです。

ヴァンパイア・ザ・レクイエムのコツ

Higescythe2008-03-04



このゲームにおいて、注意すべき点を
あげてみます。


・三つの掟は守らせる。特に仮面舞踏会の掟
(人間に正体はしられてはならない。)。
まあ、ばれなきゃいいんですけど。

・都市の支配者たる公子や長老など目上には逆らわない。
まあ、表向きは。

・血を吸う為の狩りを考えさせる。
バーで引っ掛ける。病院で輸血パックを盗む。犬を追いかけるなど。
ここが特徴でもあるので、PLの知恵を絞らせましょう。

・火と陽光は天敵!
これは重要です。逆に流れ水、にんにく、十字架は無効だといってあげましょう。


・PLには優しく。
覚える設定が多い為、始めは動くのは大変です。
PLにはルール(特に血潮、意志力の使い方)も含め、
どうすべきか積極的に助言しましょう。

・訓えは先覚(1レベルで暗闇を見通せたり、2レベルで吸血鬼がわかり、陰惑対策

にも便利)と陰惑(3レベルで音を立てず透明になれる)がおすすめ。
もちろん、逃走や防御に瞬速もわりとおすすめですが、上の2点は1人はいたほうが

いいでしょう。

・あと、デスシナリオは控え、すでにコテリエを
結成させたところからはじめて、
(理由はPLに考えてもらいましょう)
公子の命でミッションを果たすシナリオが
わかりやすくてよいでしょう。
あまり、厳しくやると
引いてしまうので。
徐々にシビアにしていくべきでしょう。
知識が物言うゲームですから。



シナリオ的には血族内の政治闘争が多いと思います。




最初は警吏のように仮面舞踏会の掟を脅かす存在を倒すなど
簡単なものにして、徐々にPCの内面を掘り下げたり、
人間性に絡んだシナリオ(吸血の場面をみられた人間がPCの人間時代の友人
)にシフトしていくべきでしょう。
まあ、ベリアルの同腹やセブンのようなわかりやい敵もいます。
設定が多い分、シナリオのネタには困らないでしょう。
おすすめの材料はヤクザ映画です。
旧版においてTRPGサプリでもいっていましたが、
吸血鬼とヤクザに共通点が多い為、
参考になると思います。


では、あなただけの史劇を!