ながおかドキドキ通信


長岡大手5年ぶりの北信越大会出場   
     高校総体バスケ(女子)
          
           【第1Q、右サイドからシュートを放つ長岡大手の水本⑯】
 今年のインターハイ出場チームを決めるバスケットボールは男女とも4強が出揃い5日、男女とも長岡市民体育館で準決勝、決勝を行った。女子では長岡大手が健闘。準決勝で東京学館新潟に大差で敗れたものの県内で開催の北信越大会代表順位決定戦に臨んだ大手は新発田を69-62の小差で下し3位。5年ぶりの北信越大会出場を果たした。
 4強に進出した時点で北信越大会が県内開催ということから両チームとも同大会出場切符はゲット。あとは表彰台に上がるか下がるかの勝負だった。パワーの新発田に翻ろうされたのか、それともチームの基本戦略、ハーフマンツーが機能しないのかイマイチノリの悪い大手。女子のチームを率いて初の北信越大会出場を勝ち取った久保恭一監督(51)も試合後「まったく私の指示が効いていなかった。どうなっているのか・・・」と一時は敗戦も覚悟したほどだった。
 第3Qを終えて48-49と1ゴールを争う試合展開。第4Q、残り5分12秒となったところでツインタワーの一角、身長1㍍71の水本遥(2年)の連続シュートが決まり58-53とリードを広げるとようやくエンジンがかかった格好の大手だった。「シュートが決まらないと次のシュートがなかなか打てなくて・・・」と試合後半まで自分との戦いに苦しんだ水本だった。残り4分、自信を取り戻した水本がフリースローで1ショットを成功させて59-53。ようやく勝利への安ど感が大手のコートとベンチを覆った。全国大会出場はかなわなかったが、中越地区からは久々の3位入賞でうれしい5年ぶりの北信越大会出場。「いっぱい楽しんで上位を目指します」と中村このみ主将(3年)の顔から笑顔が広がっていた。

 ▽北信越代表順位決定戦  (長岡高体育館)
長岡大手 69−62 新発田
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