Death Valley 二日目

HitomiT2005-12-27

朝8時過ぎに出発。朝ご飯はいつものようにコンチネンタル方式。母はモーテル系での宿泊は初めてのはず。2階建てで部屋の前に車を停めて、朝食も置いてあるものを適当に食べる...。効率的。ほとんど真っ暗な道をたどり着いたホテル。本当に目の前に線路があった。しかも。ポンちゃんは凍えているではないか。やはり朝は寒かった....。
  #凍てつくポン

そこから4時間ほどかけてDeath Valleyに入るのだが、その前に....。
#いきなり広がる広大な景色

Read Rock Canyonで休憩。木のない山ばかりで、間違いなくここは砂漠なのだと思う。
 


Tronaという町では、遠くに見えるのは湖かなぁ...とかいいながらひた走る。湖が近くに見えるのだがフェンスがあって近寄れない。振り返ると大きな工場がある。どうやら塩工場のようだ。
#Tronaの町


Stovepipe Wells Villageでお昼のサンドイッチなどを買って食べる。このお店にもIndian物がたくさんあった。ひょっとするとアリゾナよりもたくさんあるかもしれない。赤い石の矢じりで作ったネックレスを買ってもらった。お昼にもなると上着はいらないぐらいに暖かだ。少しずつ身軽になっていく。

地層の縞模様がキレイである。山が削られた様はグランドキャニオンのミニ版みたいなのかもしれない(グランドキャニオンは行ったことがないので知らないのでかなり勝手な憶測。)Visitor Centerを出てすぐの場所に今度は砂浜のような砂漠がある。谷の吹きだまりで砂が集まってできたようだが、長年の間に自然が変化し、そのまま残っているようである。細かい砂が気持ちよく、犬のようにかけまわるなにぼうである。

遠くに見える水面がとても気になる。ここは砂漠だけど水があるのだろうか??気になりながらも車でひたすら走ると水面が近くに見えてきた。ここはひとつこの目で確認しなければ!車を停めて近寄ると、これは水面ではなく一面の塩だった....。塩だとわかっていても、水面に見える。不思議だ。
  

Visitor CenterではBobcatやJackrabbitやそれにサソリまでリアルなぬいぐるみがお土産として売っている。リアルさが売り?買わなかったけど。

Golden Canyonを少し歩く。斜めになったベージュの岩肌が砂漠らしい。水が流れたような後が階段のようになっている。ちゃんとしたTrailがあるのだが、数マイルを歩くには時間がかかりすぎる。

Daviles Golf Course。本物のゴルフコースかと思っていたがただの塩畑。ここまでもちょっとしたラフな道を通る。砂煙を巻き上げながら走るポンちゃん。なにぼうは大喜びである。雪のように見えるのだが冷たくない。ちょっと舐めてみたらこれがおいしいのだ。うまみがあるというかミネラルが豊富というか...。

Natural Bridgeに入って行こうとしたが、ここはあまりの道の悪さになにまんが断念する。こんなところでポンちゃんに何かあったらたちまち路頭に迷うのだ。賢明な選択であろう。他にも断念する車がある。4駆が欲しいところである。

そしてBad Warter Basin。ここは海抜以下86mの場所である。こんな塩の濃い場所にもPopfishが生息しているらしい。食べたらこの魚の身は塩辛いのかなぁ?味わうほどもない小ささのようだが。スケート場のように見えるが塩である。
#真ん中の少し上に海抜0

帰りにArtists Driveを通る。岩の色がキレイで、画家のパレットのように見えることからの命名か。Davils何とかにしろ、センスがいいのか悪いのかよくわからない。

帰りがけにちらっとZabriskie Pointに寄る。なにぼうも母も疲れて車を降りれず。でも絶景だったので明日もう一度こよう。

 Beatty

Shoshoneという面白い名前にもひかれたのだが、宿泊場所はもっと北のBeattyに決定。ひたすらまっすぐで真っ暗な道を走る。後続の車、前からの車のライトは見えるのだがなかなか近づいてこない。Beattyはネバダ州にある。カジノのあるホテルがとても目立っていたが、そのすぐ隣にMotel 6があった。そこで予約なしの飛び込みで宿泊をすることに。3階建てで結構新しそうである。受付の対応は若い女性が一人でやっている。そこで順番待ちをしていたところ、すぐ後に来たおばさんが「部屋はあいているのかしら?」と聞いた。「1つ、喫煙の部屋があるけど、次の待っている人(なにまんのこと)が予約なしの人だったらもうそれでおしまいです。」......ほ〜〜〜〜〜〜〜っ。ぎりぎりだった。
何とかチェックインを済ませ、隣のカジノのあるホテルで夕食をとる。が、これまた対応の悪いお店で「ちょっと待ってね」「これ運んだら来るからね」「ごめんね、もうちょっと待って」....。かなり待たされた上に味も今イチ。隣の中国人がパスタを食べていた。白いスパゲッティに白いホワイトソースがかかっている。真っ白なパスタで気持ち悪い。さすがに半分以上残していたけど、「持って帰りますか?」と聞く方も聞く方だ。もちろん「もういらない」と答えていたようだけど。子供向けゲームセンターで遊んでみたが、機械が壊れていてトークンだけとられる。う〜〜〜。「トークン入れたけどゲームができない」と文句を言って1ドル返したもらった。たかが1ドルと思うなかれ。何もかもが今イチなホテルなので1ドルぐらいは返してもらわないと。朝ご飯もこの同じCafeで食べるしかないようだが、ここには二度と来るもんか!