第5期RLI‐2710分科会研修パートⅠに参加して

              水 津 信 之
 
3月10日広島都市学園大学で開催された第5期
RLI−2710分科会研修パート?に参加してきまし
た。皆さんRLIて何か知っていますか。
 
 私も知りませんでした。資料を見ると、
Rotary Leadership Instituteの略で、2001年
の国際協議会で紹介され、当地区のRLIは既に5
期目です。
 RLIの研修は、学習効果は、講演を聴くだけで
なく自分で考えて話す方が記憶に残りやすいと
いう原理に基づいて、質問に答えて自分自身の
考え方、意見を述べるというスタイルの研修方
法です。
 次年度のガバナー補佐をはじめ研修を受けた
12名のガバナー補佐を含む18名のディスカッシ
ョン・リーダーが6つの分科会をそれぞれ3人で
担当しています。6つの分科会は下記の通りで
す。
 分科会1「リーダーシップの特徴」
 分科会2「クラブを超えたロータリー」
 分科会3「会員維持」
 分科会4「ロータリー財団(その1)」
 分科会5「米山記念奨学事業(その1・基礎編)」
 分科会6「奉仕プロジェクト」で、
 
目的はそれぞれ、
?リーダーシップの特徴を探る。ボランティア組
織での人々のモチベーションについて議論す
る。自分自身のリーダーシップのスタイルを調
べる。
?ロータリーの目的を話し合う。組織の各層を
分析する。あなたのクラブがどのように支援
されているかを振り返る。
?会員を維持しておくことの重要性を確認す
る。クラブ強化につながるクラブ活動への会
員の積極的参加を図る方法を討議する。ロー
タリーを知るための会員教育の機会を探る。
?ロータリー財団の目標、プログラム、財務を
見直す。ロータリー財団がクラブやRIにとっ
ての重要性と価値について討議する。
?米山記念奨学事業の簡単な経過、奨学事業の現
状と重要性、寄付金の使途、財政の推移につい
て。
?奉仕プロジェクトの計画と実施について討議す
る。新しいプロジェクトを創ることを奨励す
る。
 以上についてディスカッションリーダーが45
分の間に各人に質問し、学習意欲を促進させ、
ロータリーの知識のみを一方的に学ぶのではな
く、学び方を習得し、モチベーションを高め、
自己啓発やリーダーシップの発揮につなげてい
くことを目的にしています。やはり勉強してい
ないと答えられないなと感じました。また、私
が入会したころと奉仕部門においても、財団に
おいてもかなり考え方が変化してきているので
再度勉強が必要だと考えました。