days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

タイならばマッサージ


ということで、マッサージを幾つか体験したので書いてみます。
前述したワットポーでのマッサージは素晴らしい初体験だったのですが、それ以外にバンコクでは2つの店に行ってみました。
そしてプーケットではホテル内のスパにも行きました。


■アジア・ハーブ・アソシエーション(バンコク
高級ショッピングセンターのエンポリアム横の道を進んで数分のところにいます。
道から玄関まで10メートルほど小道のある、奥まった静かな佇まい。
受付のお兄さんは、最初こちらが日本人と分からなかったそう。
なんでだろ?


ここでは3時間コースを受けてみました。
簡素で落ち着いた部屋に通され、そこのベッドにて使い捨て下着を履いて寝かされます。


最初にスクラブ60分。
何やら泥のようなものを全身にぺたぺた塗られ、すりすりされます。
照明を落とした静かな部屋なので、早くも眠気を誘われます。
終わると隣室の浴室でシャワーを浴びるように言われます。


次にオイルマッサージ60分。
全身にオイルを塗られ、刷り込まれる感じ。
これまた眠気が・・・


ハーバルマッサージ30分。
ハーブ玉をガーゼのような白い布でくるみ、蒸し器で蒸しています。
それを全身ぽんぽんされますが、少々熱い玉もあったかも。
でも火傷はしません、当然ながら。
何だか不思議な感じです。


最後に頭と肩のマッサージを30分。
マッサージ師のお姉さんの膝にもたれかかり、揉まれます。


最初は3時間も!?と思いましたが、実際に受けてみるとあっと言う間。
もっと長くても良いと思ったくらいです。
ワットポーの方に比べて少々ソフトタッチ、どちらが良いのかは好みかも。
とまれこの世の天国を満喫しました。



■レック(バンコク
観光客ばかりの手軽で安価なマッサージ店。
店はお客さんで賑わっていましたが、待たされることもなく案内されました。
ここではフットマッサージ1時間をお願いしました。


最初は足を洗ってくれ、それからリクライニングチェアの並ぶ部屋に通されました。
それから木の棒でぐりぐり押されたり、手で揉まれたり。
最後は肩や首、頭も揉んでくれました。
かなりリラックス出来ました。


マッサージ師の方々の握力や指の力の強さには驚かされます。
毎日大勢のお客を相手にするのだから、そしてスタミナたるや。
無論、力一辺倒ではなく、コツもあるのでしょうが、私だったら10分20分で音を上げてしまいそう。



■シックスセンシススパ(プーケット
ここは宿泊したエヴァソンプーケットリゾート内にある施設。
離れがあったりで作りも豪華です。
値段も今回の旅行で受けたマッサージの中で一番高かった。
日本並かも。
しかもここは何と4時間コース。
もちろん、短いコースも他に用意されています。


最初に更衣室に案内され、サウナやシャワーをするよう言われます。
これが30分。
そして個室に案内されます。
受付とは更衣室などのある母屋とは別の建物。
ここで60分ほどのタイ式マッサージを受けました。
これが今までの中で一番気持ち良かった。
強過ぎず弱過ぎずで、私には一番合っていたように思えました。
終わった後は海の見えるソファに案内され、生姜のお茶と、生姜の砂糖漬けが出されて一服します。
相当リラックス出来ます。


その後は入念なスクラブ。
ここも別の建物です。
花が咲く池の中に飛び石があって、そこの上を歩いていくとこの草葺屋根の離れになるという豪華な作り。
リゾートホテル内であっても、さらに別空間を作り出す徹底した努力に感服しました。


さてスクラブでは、全身色々塗られたり、シャワー後にまた何やら塗られて、布団で包まれてホイル焼を待つ状態で20分ほど放置されたり、目や顔にキュウリの輪切りをひんやりと乗せられたりでしたが、殆ど目隠しされていたので状況は不明。
ヒーリング系音楽が流れるので、ホイル焼状態で思わず寝てしまいました。
最後は頭と肩のマッサージです。


最初の受付から終了まで、4時間弱。
タイ式マッサージで4時間でも良かったくらい気持ち良かったのですが、その後の体験も興味深いものでした。
最後もやはり海の見えるソファで生姜茶と生姜砂糖漬け、それから何やら果物の砂糖漬けが出されてリラックス。
この世の楽園にはさらに楽園があったという次第です。