days of cinema, music and food

2006-12-29

Horka2006-12-29

[]エジプト旅行その3(ルクソール06:46


この日も6時前に起こされました。

飛行機移動ですからやむを得ません。

便によっては2時3時に起こされることもあるとか。

個人旅行だったら絶対寝坊していそうです。


朝食はこの日もホテルにてビュッフェ形式。

やはり反省して少々少な目に取りました。

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エジプトの食事で一番問題だったのは、生野菜が食べられないこと。

衛生状況や水の問題で、まず生のものは食べない方が良いとの情報でしたので、徹底して取りませんでした。

ですから野菜は加熱したものだけをせっせと取っていました。

とまれ昨夜の夕食に続き、H出さん&T橋さんとご一緒させて頂き、楽しいひとときを過ごしました。


海外旅行で日本人の胃がヤられる水も、旅行会社から1日500mlのミネラルウォーターボトルが配給されましたが、用心に用心を重ねて日本から水・茶・スポーツ飲料を持って行きました。

お陰で行きのトランクが重かったのですが、現地が予想以上に寒かったので消費も少なかったです。

全部で10リットルは持って行かなかったと思いますが、丁度良かったくらいでした。


旅行会社からのものも、胃に合わない可能性があるから、ということで、そちらは主にホテルでの歯磨き用に使っていました。

同行した周りの方々を見てどうやら大丈夫そうだとなり、途中からは飲んでいましたが。

これが夏場だと足りなかったかも知れません。


さて早朝の飛行機に乗って南下します。

早速軽食が出され、大して空腹でも無いのに食べてしまいました。

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海外旅行に行くと、暗い機内で身動き取れないので殆ど寝て、エサの時間だけ起きている感じです。

こうして太っていく訳です。

自分をブロイラーに例えたら、結構周りには受けていました。


天気も良く、気温も暖か。

20℃近くあったのではないでしょうか。

この日最初の遺跡はカルナック神殿。

古都テーベにて、トトメスI世を最初に2,000年以上も増改築を繰り返して来た古代エジプト最大の神殿です。

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写真はチケット売り場を抜けて最初に広がる光景。

スフィンクス(頭部が羊です)参道の奥に第1党門が見えます。

この塔門の高さは迫力満点。

昨日のピラミッドに続いて、巨大建造物に圧倒されます。


奥に進みましょう。

第1中庭、第2塔門を抜けると、大列柱室に出ます。

奥行き53m、幅102mという巨大な部屋には、最大円周15mもの巨大な柱が134本も並んでいる様は圧巻です。

柱の高さは最大23m、最小13m。

最大のものはパピルスをかたどっています。

洪水や砂により、表面はかなり削れているものもありましたが、上を見上げるとまだ綺麗な色が残っていて感動しました。

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パピルスをかたどっているのがお分かりになるでしょうか。

建設当時は屋根もあり、さらに色鮮やかだった筈。

それがどんな光景だったのか想像するのも、遺跡を見る楽しみの1つです。


トップの写真はオベリスク

左側がトトメスIII世の、右側がハトシェプスト女王のものです。

後者は高さ20mもあり、表面には精巧な彫刻が成されています。


さぁて昼食です。

ホテルMercure内のレストランで、M木さん親子とご一緒しました。

M木さんはニューヨーク勤務のご経験もあるという方。

がつがつしていない、上品だけど好奇心旺盛の塊みたいな方です。

奥様と娘さんは西海岸、エジプトは中学1年生の息子さんが付いて来てくれたとか。

メガネにややぶっきらぼうな、でも大人しそうな息子さんは、何て優しい子なのでしょう。

こういったお話を聴けるのも、ツアーの楽しさですね。


うっかり前菜の野菜スープを撮影し損ねたので、いきなりメインからご紹介。

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羊のコフタ(シーカバブのような挽肉料理)と牛ステーキ、野菜のつけ合わせとライスです。

素朴だけれど肉の味が濃くて美味しい。

残念ながら野菜は生っぽかったので用心してパスしました。


デザートはプリン。

酢がたっていましたが、手作りならではの濃厚なお味で宜しかったかと。

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さてツアー再開。

今度はメムノンの巨像です。

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実際にはアメンホテプIII世の像で、単石で出来たもの。

本体の高さは17m、台座の高さ2mと、かなり巨大なものです。

一枚の岩で作り上げたのは凄いですね。

元はアメンホテプIII世神殿の一部でしたが、洪水やら他の建築物の建材に使われたため、この象しか残っていません。


名称はトロイ戦争の神話に登場するエチオピアの王から取られたもの。

メムノンはアキレスに殺されたものの巨像となり、テーベに現れたそうです。


さらにバスを数分走らせると、クルナ村に。

ここは貴族の墓で有名な村です。

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丘の斜面に無数の穴が開いているでしょう?

あれも貴族の墓なのです。


何でもここは墓泥棒の村として成り立ったとか。

貴族の墓の上に家々を立て、墓荒らしをして暮らしていたそうです。

何とも凄い成り立ちですが、この逞しさも砂漠で生きてきた人々ならではなのでしょう。

無論、現在はそんなことはしていないようです。


見学したのは宰相ラモーゼの墓。

ラモーゼは紀元前1,400年頃にテーベ市長も兼務したという人物です。

ここは斜面にではなく、村の中にあります。

写真左下にあるのが入り口です。

内部は見学のみで撮影不可。

よって写真は掲載出来ませんが、壁面の浮き彫りレリーフの見事さは特筆したいものです。

細かい人物や模様が浮き出ていて素晴らしい。

パピルスを模した柱も立派なもの。

ハマちゃんの解説を聴いた後、数分の自由行動となりましたが、しばし彫刻に見とれていました。


さぁ今日は見学するのも盛りだくさん。

次はハトシェプスト女王葬祭殿です。

ハトシェプスト女王は古代エジプト唯一の女性ファラオ。

上記カルナック神殿のオベリスクを建てた女王でもあります。

紀元前1,400年代の女王は、彫刻などでは常に男装していた姿で表現されているとか。


残念ながらここは、1997年11月のテロ現場としても有名になってしまいました。

このテロの印象が未だに私の周りでも強く、エジプトは危険な国とのイメージに繋がっているようです。

今回の旅行でもそうですが、今やヨーロッパでも機関銃やライフルで武装した警官・兵士が至る所にいます。

この葬祭殿もそう。

エジプトでの産業1位が観光ということで、尚更警備を厳重にしているのではないか、との印象を抱きました。

今回の旅行では危険な思いはしませんでしたし、極めて安全だったことを申し添えておきましょう。


さて背景の岩山をご覧下さい。

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迫力が伝わるでしょうか。

この自然の彫刻だけでも圧巻なのに、そこに作られた巨大な葬祭殿も迫力があります。

巨大な建造物は権力の象徴でもあります。

しかしハトシェプスト女王から王位を奪取したハトホル王によって、女王の痕跡が消されてしまいました。


さらにバスで移動です。

途中、吉村作治氏が使っていた研究所など目にしながら、王家の谷に到着しました。

そう、ツタンカーメンで有名な谷です。

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何故、ここには王の墓が数多くあるのか。

写真の真ん中をご覧下さい。

この山が三角=ピラミッドに見えますよね。

ガイドのハマちゃんによると、古代の人々は死から蘇らせるピラミッド・パワーを信じていた。

それゆえにここに墓がたくさんあるそうです。


幾つか墓を見学しましたが、どれも通路にはびっしりとヒエログラフやレリーフが彫られ、色も綺麗なものも多かったです。

しかしツタンカーメンの墓は一番小ぶり。

石棺と一番外側の黄金の棺(本物です)だけ残されていましたが、墓穴自体は地味でした。

何でも大臣用の墓を急遽使うことになったからだ、という説があるとのこと。

黄金のマスクなどは後日の博物館でのお楽しみとしましょう。


夕方になって、ルクソール神殿でのライトアップ見学。

これが本日のハイライトと言っても過言ではありません。

ここはカルナック神殿の付属施設だったそうですが、ここ単体でも素晴らしいもの。

ライトアップされて一際美しさが目立ちます。

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左側のオベリスクの後ろ、第1塔門にあるのはラムセスII世像。

今回のツアーでの最多登場人物になる王です。


しばし幻惑のルクソール神殿を楽しみました。

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ようやくこの日の遺跡周りも終了。

ナイル川沿いのホテルに泊まります。

部屋からナイル川が見えるということですが、既に真っ暗でナイル川もよく分からず。

肉眼に比べてデジカメの写真の方が、うっすらと見えます。


夕食はホテル内のレストランにてイタリアン

T筑さんご夫妻とご一緒しました。

前菜はカプレーゼ。

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マッシュルームのスープ。

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濃厚で美味しい。

乳製品が苦手なT筑さんご主人はちょっと苦手そうでした。


ステーキとライス、野菜の付け合せ。

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デザート。

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カスタードの甘さが脳に染み渡ります。


この日も当然の如くよく眠れました。

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