days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

忘年会@L'EROE OVEST(レロエ・オヴェスト)


先日、オーナーシェフの西野さんから伺ったお店の忘年会に行って来ました。
開始時刻の18時を少々回りましたが、まだ料理がたくさん残っていて少々安堵。
形式は、今年の4月に開催された開店5周年立食パーティのような感じでした。
今回も子連れだったので、椅子を確保しての飲み食い…と思いきや、お隣は開店5周年パーティのときと同じご夫婦でした。
お久しぶりです、などと挨拶。
娘を可愛い可愛いと散々おっしゃって下さったので、こちらも嬉しくなります。
その娘は、自宅で秋刀魚1匹食べて来たというのに、こちらのフォカッチャが相当気に入って3切れほど、パスタも少々食べていました。
1歳4ヶ月にしては食べ過ぎだろう…と思いつつも、まぁ痩せているから良いか、ということにしました。


さて今回も立派なテーブルにたくさんの料理が並べられ、ソムリエ芝さんが次々ワインを開けて下さいました。
私は風邪気味だったので最初はグレープフルーツジュースを頂きましたが、結局は白ワイン1杯と赤ワイン3杯でした。
この赤ワイン、1990年もの、1989年もの、1988年ものと年代別に3本あったので、順に遡ってそれぞれをグラス1杯づつ頂きました。

一番古いものは、色も琥珀色に近く、味わいもまろやかで芳醇…いや、豊潤と書いた方が良いか。
最初の2本はそれに比べると若くさえ感じてしまいました。
どれも美味しく、また飲み比べも楽しかったです。


当日の料理などについては芝さんのblogにも書かれていますので、そちらをご覧下さいませ。

キッシュなんて、普通はイタリアンでは食べられないですからね。
とても美味しく、一切れを大口開けてつい一口で食べてしまいました(^_^;


西野シェフを始め、お店のスタッフの方々皆さんが、各テーブルを回ってお話して下さります。
シェフはアパレル業界にいたそうなのですが、ファッション雑誌に載っている料理の記事を見て、実際に作っていたりしていたとか。
それで最初のお子さんが生まれた十数年前に一念発起し、この世界に転職されたとのことです。
「子供が生まれたというのに、何してんだっ」と非難轟々だったそうですが(^^;
そんな話を気さくにして下さった西野さんのお人柄もあって、お店もリラックスしたムードになります。


店造りが小奇麗でお洒落なのにリラックスした雰囲気なのは、やはりスタッフの方々と我々客の共同で作り出す空間だからなのでしょう。
また、住宅街近くなので、家族連れが多いというのもありましょう。
客も皆、ここでの時間を楽しんでいるように見えます。
少なくとも私はここに来るたびに楽しんでいます。
子供入店禁止のお店もあって良いし、私もそういうお店で楽しむときもあります。
でもここのお店は、夫と妻、親や子などの家族や、先日の私のように友人ら、あるいは恋人同士で気軽に集い、味わい、楽しむ空間を提供して下さっているのだと思います。
美味しくも楽しい時間をありがとうございました。