days of cinema, music and food

2018-07-28

Blade Runner 2049

[][][]Blade Runner 2049 08:32


アート・アンド・ソウル・オブ・ブレードランナー2049』が到着!

とにかくデカい高額本(1万4千円の本なんてもう買わないかも)で、物々しく専用ダンボールに入っています。

巨大ハードカバー本は印刷も美麗でした。

早速5歳の息子が興味津々にめくります。

何故か囁き声になりながら。

それだけ威圧感があったのか…。

これまた美麗な特製アートプリントと、添野知生さんら執筆の小冊子『SFマガジン ブレードランナー2049特別版』も同梱されていて、こりゃエアコンの効いた部屋でゆっくり読むぞ。

楽しみです。


ということで、購入以来未開封だった『ブレードランナー 2049Blu-rayを自宅なりの爆音鑑賞!

画面が50インチなので爆音といってもそれなりですけど、時折壁ウーファー振動していましたから!

外は台風上陸間近という土曜夕方に、家族不在を良いことに大音量で楽しみました。


1982年の名作『ブレードランナー 』の続編は劇場公開時のIMAX 3D鑑賞以来です。

ルックはあちこち変えてあっても、根底にある暗い未来観は1982年版と変わらず。

前作がハードボイルドSFなのに対し、こちらはミステリSFの趣きです。

あちらへの目配せも沢山あるし、小道具類にいちいち感心させられて、SFとしても楽しめます。

捻りのある脚本とロジャー・ディーキンスの撮影も美しく、また主役の捜査官Kのライアン・ゴズリングも好演。

アナ・デ・アルマスのジョイは超絶可愛いし、シルヴィア・フークスのラヴは魅力的な刺客です。

ハリソン・フォードは安定のドタ足走り。

面白かったし好みであるものの、いかんせん上映時間163分は長い。

ゆったりとしたテンポで世界に浸れるのは良いのですが、あと30分は短くても良かったのでは。

ラストも蛇足に感じました。

ゴズリングのショットで締めた方が良かったと思ったのです。

要所の暴力描写パンチが効いていて迫力がありました。

あの名曲ティアーズ・イン・ザ・レイン」の使い方はズルいなぁ。

人間とは?という問いを深化させていたものの、一方で分かりやすい回答編とも取れ、随分とお行儀の良い仕上がりだったのも気になりました。


と、こんな感想を劇場鑑賞時に抱いたのですがさて再見するとどうなのやら。

人造人間たちの物語が心を奪いますが、やはり2時間43分は長いとの印象は変わりません。

1シーン1シーンは良いのに、それぞれが長いのです。

しかし改めて見て、私はそれでも良いじゃないかと思いました。

その点では初見よりも甘めの評価です。

主人公の凄腕捜査官振りが楽しめる捜査場面はミステリとして面白いし、そこは前作での主人公デッカードの凄腕捜査官ぶりが余り伝わらない捜査場面への返歌でもあります。

そんなこんなであちこちにある目配せは、『ブレードランナー』が大好きな人間としてはにやにやしてしまいました。

リドリー・スコットによる前作がハードボイルドSFだったのに対して、ドゥニ・ヴィルヌーヴによる今作はミステリSF。

このタッチの違いが監督の資質の違いでもあって興味深い。

終始緊張感が途切れないし、物語も面白いし、ロジャー・ディーキンスによる超絶美しいショットの数々で見入ってしまいました。

2度目なので物語を知った上で観ると、Kが余りに可哀想

生まれも育ちも境遇も孤独で、搾取され、心の拠り所を奪われ、救われない。

そんな彼による生き様の転換が、映画のテーマである「人間とは何か」となっているのも上手でした。

それとやはり、終幕で流れる名曲「ティアーズ・イン・ザ・レイン」!

やはりこの映画は「上手い」し「ずるい」のです。


Blu-rayとしてはかなりの高画質、高音質。

鮮鋭感のある撮影はやはり素晴らしいです。

ベンジャミン・ウォルフウィッツ&ハンス・ジマーによるドロドロ轟音系音楽が、包囲感たっぷりでした。

2017-09-14

この世界の片隅に on BD

[][]この世界の片隅に on Blu-ray Disc 08:43


帰宅したら傑作『この世界の片隅に』Blu-ray Discが到着していました。

Amazon特典の2枚組を注文したのでわくわくして開梱してみると…2枚組ってこういうことですか??

しかも特典ディスクは14分なんだぁ。

これにはがっかり。

ともあれ素晴らしい本編をまた観るべく時間を作らねば!


2017-08-01

”Silence” and ”La La Land” on BD

[][]"Silence" and "La La Land" on Blu-ray Disc 07:46


今年のベスト級映画であるマーティン・スコセッシの傑作『沈黙 -サイレンス-』と、新鋭デイミアン・チャゼルの『ラ・ラ・ランド』のBlu-ray Discが到着しました!


前者は家庭で繰り返し観るには少々重いけれども、素晴らしい映画。

映画本編だけでなく膨大な特典、特にNHK BS1スペシャルで放送されたドキュメンタリが収録されているので、見るのが楽しみです。


後者はカラフルな色とジャズ・ミュージカルのサウンドを楽しみたいですね。

一瞬、ハードを持ってもいないのにUHD BD版を買おうかどうか迷いました。

この映画はUHD BD映えすると思うのです。

結局スチール缶のBDにしましたが。

特典のチケットホルダーは娘に取られちゃいました (^^;


すっかりソフトを購入しなくなったので、時間を作って観たいものですねぇ。


2017-04-06

”Lego(R) Movie” on BD

[][]"Lego(R) Movie" on Blu-ray Disc 07:53


先日家族で観て来た『レゴバットマン ザ・ムービー』が期待以上に面白かったです。

最近のDCEU映画(『マン・オブ・スティール』とか『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とか『スーサイド・スクワッド』とか)がすっかり失ってしまったDC世界への敬意と映画としての楽しさがあって、素晴らしい出来でした。

何よりちゃんとバットマン映画になっているのですから。


そこで‪子供たちと観ようと思って注文していた『LEGO(R) ムービー』のBDが来ました。

子供向け映画と侮るなかれ。

これまた、大人が見ても最高に面白い映画なのですから。


最初の数十分を子供たちと観ましたが、以前に機内で一緒に見た娘はゲッラゲラ、息子もケラケラ笑ってくれました。

画質も素晴らしいですね。

サイコー!(≧∀≦)‬


2017-03-04

”Heat” discs

[][]"Heat" on Blu-ray Disc! 23:56


我が家にも来ましたよ!

マイケル・マンの『ヒート 製作20周年記念版』Blu-ray Discが!

大好きな映画です!

ダンテ・スピノッティの映像美も最高!


ということで、写真は‪我が家の『ヒート』4種です。

左からヘラルドLD、東北新社版リマスターDVD、ユニバーサル=ジュネオン版BD、今回のフォックス版BD。

今回のをちょい見ましたが、やはりBDは画質が綺麗ですね。‬

ダンテ・スピノッティ撮影の夜景も美しい。

昼間もL.A.というコンクリート・ジャングルを冷たく切り取っていて。


しかしもう20年以上も前の映画なんですねぇ。

3時間もの本編を観る時間を捻出しなくては!(≧∀≦)

特典ではクリストファー・ノーラン司会のマン、アル・パチーノ、ロバート・デニーロを交えてのパネル・ディスカッション映像が特に楽しみです!


2016-11-24

”Interstellar” on Blu-ray Disc

[][]"Interstellar" on Blu-ray Disc 07:52


買ったまま半ばほったらかしにしていたBlu-ray Disc『インターステラー』を鑑賞しました。

地球からのロケット打ち上げまでは以前に観ていたので(睡魔に負けた…)、それ以降から最後まで観ました。

劇場ではIMAX版で鑑賞済みです。

BDはIMAX撮影部分は上下フルサイズ表示で画質も良い。

ショットによってばらつきがあるのはフィルム撮影だからかな。

公開当時はガチなハードSFかと期待させておいて、後半がかなり違っていたのもあって、私の周りでも賛否分かれた映画でもあります。

私は好きですけれどもね。

巨大ミニチュアを使用したショットの数々にはうっとりさせられるし、終幕の5次元空間は表現がファンタスティック。

それに宇宙冒険SFって相当に久々だったから、各惑星に行く度にわくわくさせられました。

クリストファー・ノーランが通俗的なのは今に始まったことではないし、最初からそう思って観直したら、やはり楽しめました。


今回気付いたのは、アメリカのSF大作映画にしては、よくみんな泣くこと。

邦画かと思いましたよ。

特大スケールの映画なのに小ぢんまりしたドラマ映画になっているのも、キャラの感情面に焦点が当てられているからなのでしょうね。


役者はみんな、良い演技を見せてくれるなぁ。

マシュー・マコナヘイの近年の快進撃振りは楽しいし、アン・ハサウェイはベリーショートヘアも可愛い。

10歳のマーフ役マッケンジー・フォイが特に光ります。

大人になってからのジェシカ・チャステインも良いのですけどね。


宇宙空間になると無音になるのはやはり嬉しい。

『ゼロ・グラビティ』の後では、リアリズム路線ならそうなりますよね。

それに怖いし。


時間を作って、今度は特典も見てみよう。特撮関係が多いと嬉しいのだけども。


2016-10-03

”Sicario” on Blu-ray Disc

[]"Sicario" on Blu-ray Disc 14:32


BDを購入するのは久々に感じます。

というのは、このところ媒体での購入の必要性をあまり感じなくなっていたからなのですね。

映画やテレビの宝庫となっているネットストリーミングサービスにうつつを抜かし、Amazonビデオを楽しんでいる身としては、もうこれで良いじゃないか。

ネットにいつでもあるのだから良いじゃないか。

そんな風に思っていました。

しかし先月末に冷水を浴びせられるような「事件」がありました。

Amazonビデオから市川昆の横溝正史ものなど、邦画を中心に一気に数十作品が消えたのです。

もちろん、代わりに新作も大量に入ったのですが、これで「あぁ、ネットストリーミングはずっとコンテンツがある訳ではないんだな」と思わされました。

よくよく考えたらHuluだってそうですしね…。


さて帰宅したら、劇場で観て大変感銘を受けた傑作『ボーダーライン』のBDが到着していましたよ!

ロジャー・ディーキンスの魔術的撮影と共に、これは再見するのが楽しみです!(≧∀≦)


2016-06-03

”The MArtian” on Blu-ray Disc

[][]"The MArtian" on Blu-ray Disc 07:52


リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演の傑作SF『オデッセイ』Blu-rayが届きました!

2時間半近い長尺なのに一切の無駄が無く、妨害する無能な人は誰1人いなくて天才ばかりが登場し、彼らが知恵を合わせて状況を打開していく様が痛快な「お仕事」映画。

これが邦画なら「お父さンはあすこで頑張っているンだ」「何としても帰って来て…」「家族の元に帰るンだ…」「お前ら、残された家族の気持ち、分かってンのかぁッ‼」と、泣いたりわめいたり怒鳴ったりの湿っぽい映画になりそう。

でも干からびた火星が舞台だから、ではないですが、そんな余計なドラマは不要とばかりに物語をドライ且つクールに前進させながら、各人のプロフェッショナリズムと内なる熱い思いを、行動を描くことで表現したスコットは凄いと思います。

近年の彼の最高作ですよ。

というか齢80近い監督のこのさらりとした余裕振り。

元々は個性が強くて、どちらかと言うと鈍重な監督なのに、ここではユーモアをたっぷり塗しつつ物語を軽快に描くのに徹した職人振りが意外ですが、それもまた嬉しい驚きではないですか。

今のスコットならば、後半に失速した『グラディエーター』をもっと上手く監督出来ただろう…などと夢想してしまいます。


スコットの期待に応えたキャストも皆、素晴らしい。

またもやサバイブしながら救出される役のマット・デイモンは、喜怒哀楽を一手に引き受ける一人芝居で見せます。

宇宙船船長役ジェシカ・チャステインは理想の船長そのものでカッコ良い。

地上で救出作戦の陣頭指揮を執るチュウィテル・イジョホーの奮闘振り。

そしてショーン・ビーンの男気!

劇中に数多く流れる1970年代ディスコミュージックも含めて、再見が楽しみです。


2016-04-22

”Spectre” on Blu-ray Disc

[][]"Spectre" on Blu-ray Disc!! 08:17


『007/スペクター』BDの特典映像を観ました。

本編は鑑賞済みで、劇場で観た時よりも楽しく見られました。


冒頭、仮装を脱いだらスーツというのも007らしい。

トム・フォードのピチピチスーツがまた、カッコ良いですよね。

そこに続く、葛飾北斎の春画「蛸と海女」オマージュの蛸と美女の絡みもある、ダニエル・クラインマンのデザインによるタイトル・シーケンスも最高です。

悪の組織スペクターといったら蛸ですからして。

またモニカ・ベルッチがクレジットされるときにコレなのは、狙っているのではないでしょうか。

但し戸田奈津子の訳詞はいただけません。

「writing's on the wall」を「定められた運命だから」というのは何で?????

「不吉な予感」といった慣用句なのにね…。

パッケージソフト化の際に直せば良いのに。

アストンマーティンDB10は、近年のボンド映画の中で1番大活躍したボンドカーですね。

夜のローマ市街でのカーチェイスは爽快感があります。

雪上の追撃場面では、トーマス・ニューマンのアクション・スコアも冴える冴える。

こんなに鳴らす人とは思いませんでした。


ラストでは美女と車と両手に花のボンド。

レア・セドゥーは正統派美女ではないけれど魅力的ですね。

本作ではプロデューサーの1人ともなったダニエル・クレイグは、これが最後のボンドでも恨みはありません。

もうやることやったですからね。


ホイテ・ヴァン・ホイテマの撮影は、前作『スペクター』のロジャー・ディーキンスの光と影の芸術に比べるとフラットな映像だけれども、娯楽路線回帰作に相応しいと思います。

本作であのディーキンスの陰影たっぷりの映像だったら、不要に重くなっていただろうから。

近年の大作アクションに珍しくフィルム撮りの本編画質は、高解像度で見渡しも素晴らしい。

ディスプレイによってデジタル撮影っぽく見えるのも面白いですね。

単にディスプレイの調整なんでしょうけれども、我が家のディスプレイではフィルムっぽく見えました。


特典映像は少々寂しくて、もっとてんこ盛りを観たかったです。

何年か後に出る2枚組まで待ってくれ、ということかも知れないですが。


2016-04-07

”Spectre” on Blu-ray

[]スチールブック仕様 07:45


例によって即完売、転売屋のえじきになっているようです。

何がって『007/スペクター』のBlu-ray DiscAmazon限定のスチールブック仕様ですよ。

幸いにも私はタイミング良くTwitterで知って予約できましたが、同日中に完売して、直後からべらぼうな値段が付いています。

直近では『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『コードネーム U.N.C.L.E.』といった人気作でも起きていて、本当に困ったものです。

そもそもはAmazonが生産数を上げるか、1人1個の購入制限を設けるか、あるいは両方するかを行えば良いのですが。

商品レビュー欄にも以前から同様のコメントが入っているのに、改められず。

はぁ…

運が良かったことに感謝すれども、どこか後味が悪く、持っている優越感に安易に浸れないのでした。