コミティア70見本誌読書会

行ってきた。王子初上陸。
北とぴあはなんだか勝手が分からずちょっと迷った。会場入りは11時くらい。


んーこれはすごいなー。各テーブルごとにブロック分けされて本が並んでいるわけだが、1テーブルとってみても結構な同人誌の量。一通り目を通すのにも結構な時間が掛かる。と言うか、全部に目を通すには1週間くらい毎日開催してもらわないと無理なんじゃなかろうか。とりあえずチェックしてたサークルの濃いテーブルと前回PRの卓は一通り読んだつもり。雰囲気はなんか図書館っぽい感じ。みんな本を読みに来てるんだなーという雰囲気を漂わせていた。18時過ぎに会場を出るまでの7時間ろくに休憩も取らずに読んでても数卓しか目を通せなかったな。


前回PRの卓があるのは非常に良かった。PRで気になっていたサークルの本を読むこと出来たので。見本誌票には第何回のコミティアかっていう情報がなくて、そのスペースナンバーがいつのか分からないのは不満か。見落としてただけかな。特定のサークルを捜すのが割と困難で、この島でこのサークルだけ読みたいんだよなーというのがしばしば起こる。やはり気になるサークルは即売会でちゃんとチェックしなければダメだね。即売会の代用という目的では読書会は使えないと思った。新規開拓とかそういう場だな。小説とかエッセイとかの活字系ジャンルは読書会では厳しいと思った。時間に限りがあるので、どうしても1冊に時間がかかる活字系は敬遠してしまう。それでもまあエッセイ系は表紙やタイトルとかで興味の有無が判断できるけど、小説はそれが出来ないので厳しい。今回は小説は完全にスルーした。見本誌票の括弧の中にちょっと詳しく書いてるサークルもあったけど、あれはかなり良い判断材料になるね。


今回は初参加だったし、事前の準備はわりとあったものの、心構えとかが不完全だった気がするので何となく不完全燃焼気味。サークルを回るようにもっと効率よく見て回る方法を考えていかねばならんな。今後も予定(と予算)があえば参加したいかなーと思う。


あーあと思ったのは、例大祭見本誌読書会の読書会部分がわりと短い時間で終わったのは正解なんじゃないかという気がしてきた。例大祭参加サークルが100くらいで、読書会参加者60人程度だと全然読書会として機能しない気がする。実際どうだったのかはもはや俺は知ることが出来ないけど。

んで、18時過ぎに読書会会場を出発して渋谷へ。目的は「雲の向こう、約束の場所」。
どうせ渋谷で迷うだろうと言うことを見越して早めの移動。まあぎりぎりでチケット売り切れも困るしね。渋谷駅着が18:40くらい。おーこれはなかなかアウェーな感じだ。で、案の定迷う。なんかNHKとか見えるんですけどー。PARCOはどこー。しばらく迷ったあげく目的地へ無事に到着。だがしかし、そこで驚愕の事実。雲の向こう、約束の場所の本日分のチケットは売り切れ。がっくり。このとき19:30。とぼとぼとスペイン坂を下りていくとどこだか分からなくなった。なんか道がくねくねしてて方角を常に意識してないとどっちを向いてるんだかすぐ分からなくなるな。あー良い靴があったら買ってこようと思ってたんだけどすっかり忘れてた。


適当に山手線と高速バスを乗り継いで帰筑ジャスコで夕飯の買い物して帰る。

ハリー・ポッターと賢者の石/秘密の部屋

ここまで読んだ。


なんかこうホグワーツ入学までは大して面白くもないというか、まあ普通の話なんだけど、そこからが面白い。まるで異世界に迷い込んだかのような展開。うん、まあ異世界だよな。お菓子とかの小道具の設定が良くできていて、やはり細部を本物に見せることが虚構の物語を成功させる秘訣といった感じが伺える。ハーマイオニー萌え。先に賢者の石の映画を見てしまったのはもったいないなー。映画のイメージがどうしても出てきてしまう。まあ映画も良くできてると思うけど。秘密の部屋では賢者の石でうやむやだったハグリッドが追放された話とか、以前の複線ををきちんと消化しているのがすごいなー。蛇と話が出来る設定なんてすっかり忘れてたよ。なんでもっと早く透明マントを使わないんだろうとか死者が出なかった理由が都合良すぎねえとかはちょっと思うけど、賢者の石より秘密の部屋の方が面白かったな。