ヒューイ&デューイの日記(私見運用版) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-12-09

[]角川書店「四畳半神話大系オフィシャルガイド」

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諸君、傾聴し給え。昨日TVアニメーション四畳半神話大系」が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門に於いて万事目出度く大賞を受賞する運びとなった。1ファンとしても誠に喜ばしく感じるところである。責任者を褒め称える必要がある。責任者はどこか。


ここです。

同賞はこれまで劇場公開長編大作アニメーションばかりを受賞作として輩出して来た経過から大作に非ずんば優良作品に非ずとばかりに京都洛中を騒がす平家一門が如き野郎時代もとい夜朗自大なアニメファンを増殖させるのではないかと一部危惧される所存ではあったが、この度見事に連続テレビアニメーションとしては初めて「四畳半神話大系」が栄えある名誉の地位に就いたことは本邦のみならず全世界のアニメファンを喚起雀躍させることであろう。「11話もあったら『四』畳半じゃないよね」などと嘯いていた狭量且つ独善的な原作信者は頭を垂れ膝を屈して熟柿が如くに恥じ入る己の赤面を世間の眼差しから包み隠すべきである。尚只今私が下を向いているのは靴ヒモが解けた為であって断じて過去の己を恥じている訳では無い。過去の己と現在の私は生物学的には同一人物であるがしかし精神的には一歩も二歩も四歩半も進んだ別個の存在である。しかし責任は持つ。責任者は我々である、我々は文化に対して責任を持たねばならぬ。それは断じて差別と偏見に満ちた地方首長の言動などに帰すべきでは…


…すいません、原作者森見登美彦氏の文体をマネしようと思ったら妙なゲキブンになり損なったんでイカ普通に書くでゲソ。


と、言う訳で本書は先日映像ソフトも無事最終巻まで発売されたアニメ作品「四畳半神話大系」すなわち


世代を代表するクリエイターが結集

かつてない映像美とユニークな演出で話題をさらった

ノイタミナアニメ          

を徹底紹介する一冊です(引用は同書オビのキャッチコピーより)


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全11話からなる本作(ノイタミナ枠なんで若干不規則なシリーズ構成なんですな)のフィルムストーリーによる各エピソード解説、登場する全キャラクターのデザイン画、スタッフ&キャストインタビューなどこの種の書籍としては至極真っ当な構成ですが、本作自体が実に独特な内容のアニメだったのでこのような副読本が大変有り難く思われます。同じようなシーン、同じようなセリフを繰り返す一見すると「ループもの」に分類されるようでいて実はいろいろ違ってる。パラレルな映像の演出意図を本と言葉で解説するのは余剰だと断じる向きも、はんなり読んでいってくださいまし。


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われらが愛すべきキャラクター「小津」の準備稿なんかは相当面白いアーカイブで、失礼ながら本編をリアルタイムでみてた時にはイマイチその宇宙人みたいな外見に戸惑いを覚えたりもしたものですが、最終話まで視聴しデザイナーのコメントを読めばなるほどこうなるのは必然にして当然であると納得がいきます。この手腕、「映像」だからこそ出来ることであって活字では難しい。静止画であるマンガであってもさてどうかなーと、思わされる。樋口師匠が文字通りナスみたいな顔してるのももう全部許す!

また現実の京都を舞台にした作品でもあるので昨今流行りのいわゆる「聖地巡礼」にぴったりなロケハン写真も多く収録されています。この点に関してはアニメに興味がなく、原作小説読んだだけで当地を訪ねてみたいって人にも向いてるかも知れません。やー、「野生時代」とか「ダヴィンチ」なんかを読み漁った方が早いかも知れませんが(w;

ところで本書を読んでいていちばん驚いたのはOP映像で延々と映し出される実写「四畳半」の部屋が、なんと京都ではなく東京都内で撮影されたものだと!いうことでありましょうか。ナンダカダマサレタ気分だ。責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか?あの映像魔術あっての「四畳半神話大系アニメーションだろうとケンケンガクガク…


いや、さっきからお前の貼ってる画像は文字ばかりじゃないかとお思いの方々もいらっしゃるかと思います、けどこれは――


「僕なりの愛ですわい」

「そんな汚いもん、いらんわい」

 私は答えた。


模型的な話をするとグッスマから出る 明石さんのフィギュアがすごく良い出来なのにビックリ。

そして真綾ちゃんはカワエエなあヾ(´ー`)ノ

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