ヒューイ&デューイの日記(私見運用版) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-12-10

[]ハッピーミディアムプレス「モデリング ザ 21st センチュリー 第3号」

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20世紀から出てきたところだけど、何だか似たような気分。そんな貴方におすすめなのが、「21世紀」が濃厚に香るこのシリーズです。


ジェリー・アンダーソン作品に登場した様々なSFメカニックを本国イギリスモデラー諸氏が制作する極めて英国的なモデルマガジンなのですが、特撮背景のホリゾントが曇天ばかりなところなどは実に英国的ですね(笑)

作例の中心はフルスクラッチで(アオシマのゼロエックス号がプラキットと新世紀合金の2種あったりもします)今回の見どころはアクリル板を工業的に加工して作る巨大なサンダーバード電波中和車(#3「ロケット太陽号の危機」に登場するサブメカ)でしょう。途中写真を見ているとなんだかいろいろ圧倒されそう…


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こんだけデカいものを作るにはそれだけデカい制作環境が必要で、うらやましい限りです。まるで日曜大工のように見えるんだな。


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サイズに見合ったウェザリングやディティールの具合はプロップ再現以上の素晴らしい完成度です。


個人的にツボにハマるのは四種類のエアモデルをベースに作られるキャプテンスカーレットのヘリジェット。

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ファントムの機首をお尻に使うところなんざたまりませんな。ミキシングビルドプロップ作るこのスタイルはもとより英国発祥のものなのですけど、「SF3D」と横山メカを自然に思い浮かべちゃうのは日本人のサガです。いや、そんな日本人がどんだけ居るかは知りませんが。


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その他ストレイカー司令官専用車のレジンキット作例やバルサ削り出しで作る“Ghost of the Sea Sub”――すいませんスティングレイのサブメカなんだそうですがこれ全然知らないのです――など、作例にも記事本文にもアンダーソン作品と21世紀に対する愛着が溢れています。

しかし、総じて素朴な印象があるのは否めません。つい先日キャラクターエイジ誌の素晴らしい作品群を見たばかりなもので仕方ないのですが…でも、作ってる人達は本当に楽しそう。それはすごく大事。

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こどものころ「サンダーバード」を見ていてだんだんと不思議になってきたことを思い出しました。サンダーバードには21世紀の夢のようなテクノロジーがたくさん出てくるけれど、どうしていつも事故起こしたり爆発したりするんだろう?

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この番組科学万能を謳ってるようでいて、実は未来はバラ色ではないような何か、「ブレードランナー」を先取りする何かに…




でもね、なんだかそーゆーコムズカシいことを考えずに21世紀を楽しむべきだと思うんです。もう来ちゃったんだから「21世紀」は。

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なおハッピーミディアムプレイス社、こんどの新刊はスチームパンク本でありまして、20世紀から出てきたところだけれど、なんだか19世紀にもどった気分。になれそうですw


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[]タミヤ「1/350日本海軍重巡洋艦 利根」(その3)

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今ではすっかりひとつの落ち着いたムーブメントとなっている声優ブームですが、その端緒はちょうど自分が学生の頃でした。へきる星人がどーのとかマリ姉がこーのとか、いろいろ聞かされたもんです。聞かされるだけでなく尋ねてくるのがマニア気質というもので、よく質問されましたねえ、

「好きな声優は誰ですか?」みたいなことを。そんなとき大抵答えてたのは…


「CVなら翔鶴が好き。」


…むかしの自分はそんなヤツでしたが、いまの自分はもっとそんなヤツであります。

そんなこんなで週刊「重巡利根を作る」第三回であります。例によって前回はこちらに。

今回は主に工程23から30にかけての作業となります。


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前回気力が尽きた所で止めてた(笑)エッチング折り曲げ作業の連続する水偵用補修部品ラック。ふだんから使ってるラジオペンチでまー一応のカタチにはなりました。でも精度出そうと思ったら専用のエッチングべンダーとか、直角を出すための治具とか有るに越したことはないでしようねぇ。ところで「ジオラマ」の発音表記にこだわる人は「ラジオペンチ」の発音表記に拘ったりはしないのだろうか。


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110cm探照灯はクリアーパーツ使用で実感を高めます。電飾の腕前がある方なら夜戦の情景とか出来るんだろうなー。自分はそんなことは当然出来る訳もないので全部脳内で済ませる。脳内俺最強。


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メインマストは艦形のシルエットを形作る大事な要素のひとつです。こうしてみると正面から見た「利根」の姿のみならずなんだかだんだん人間のように思えてくるのは自分がいろいろヤンデル\(^o^)/ことの証か…


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組み付けるとこうなりますと。あんまり…アップで迫れない…のは…パーツ成形が歪んでたことより例によって手順を勘違いして接着順番間違えたとか…

みんなー!説明書はちゃんと読もうねー(棒


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そして重巡洋艦の主力兵装、20.3cm連装砲塔×四基。やろうども楽しい砲戦ですよ?砲身はポリキャップを介して水平時と仰角を掛けた状態とのコンパチになっていますが、とりあえずは水平のままで。さすがに砲口は開いてないので気になる方はピンバイスなど(このサイズならアートナイフでイケるかも知れません)で開口するか、もしくは金属素材に置き換えるのも人目を引いて良いかと思われます。ちょうどピットロードから新製品が入荷したところなので、ちと便乗(w

今でこそ慣れはしましたけれど、はじめて利根型の主砲配置を知った時はそれなりに不安を覚えたものでした。本当にこれでいいのか。実際乗り組んでたひとたちはどうだったんでしょ?誰か一人ぐらいは試しにぶっ放してみようとか、思わなかったのかなー。


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太平洋戦争末期の状態を再現して、甲板上には単装機銃が林立しています。おそらくは後日発売されるであろう筑摩は初期の仕様になるんだろなー、そっちの方が楽だろなーとか思いながら植えてゆくのです。ゆくのです。そんでもって機銃一門につき二個の割合で弾薬箱(Y2パーツ)を接着していくのですが、これがまた細かい部品に取り付け位置は自由らしくて


自由なら、やんなくても自由だよね(´・ω・`)

などと自分の中のヤンナイ派自由主義者がもにょもにょし始めた。だが、ちょっと待ってほしい。


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20cm砲の直下で何の防護もないままグラマンの12.7ミリ×6をいっぱいいっぱいと撃ち合わなきゃいけないとゆーどんなブラック企業もハダシで逃げ出す労働環境下に於いて、弾倉ひとつ打ち尽くした時背後を振り返ってなんにもないと…


…哀戦士過ぎにも程があるよね(´・ω・`)


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そんな気持ちになったので全部貼りつけた。接着剤がハミだしても全然気にならない!支援はないよりもあった方がずっとよいのだ。

しかしこうして後部飛行甲板まで機銃だらけなのを見るとレイテ海戦のときに偵察機全部降ろしちゃったって話もなんとなくわかります。水偵積んでたら対空砲火の一斉射で全部う穴だらけになっちゃいそう。でもそれが果たして良い選択だったのかは、意見の分かれるところでありましょうが…


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本来まだ乗せる段階じゃないんですが、工程29で組んだ広角砲をつい乗せてしまうのは人情というものか。こーゆーことしてると順番勘違いするんで本当はあんまりやんない方がいいんですけどね。

さて今回はここまでで、恐らく次回で完結予定です。

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