ヒューイ&デューイの日記(私見運用版) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-12-20

[]バンダイ「ROBOT魂 ゼーガペイン・フリスベルグ」

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フリスベルグは北欧神話に登場する世界樹を守る大鷲の名、ROBOT魂SIDE-HL第三弾ゼーガペイン・フリスベルグが遂に登場でようやく3機揃い踏みできる時が来ました!夢じゃないかしら。

※ただし、今回自分がとんでもないヘマをしでかしたので商品レビューとしてはいささか体裁の悪いこととなっております。何卒その点、ご了承戴ければ幸いに存じます。


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いつものように商品内容。各種兵装と平手2種が付属と基本フォーマットは同じですけど、フリスベルグは劇中ホロボルトを使用していないので、付属はしていません。設定的には他の2機に倍するエネルギー量・火力を備えているのであってもおかしかないのですけど。それ言うならゼーガタンク最強論がまあいいか。

その代わりに(?)アルティール・ガルダでは一体成型だったホロニック・ウイングがデザイン上の違いからフリスベルグでは6枚別々になってます。若干価格が違っているのはその為かなー。


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本編映像では光装甲の輝きから「黄色」の印象を受けるのですが、こうしてみると各所にダークグリーンを配した極めてミリタリーテイストの強い機体だとわかります。俺によしですw


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アルティールから派生したデザインとしてガルダは鋭角的でしたがフリスベルグは固そうなイメージ。背中のデザインが好きだって話をよく聞きます。自分は足元のカタチがゴツくてカッコエエ。軍用ブーツのようである。


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頭部、目元は一文字にスリットの入る無機的なフェイス。この中にツインアイが存在するのだけれど流石に再現はムリでしょう。ゼーガペイン各機の細かいデザインの違いはようやく再版相成りました新紀元社「ゼーガペイン ビジュアルファンブック」に線画の設定資料が載ってますのでご興味ある方はどうぞ。いい本ですよ〜。

本来ここで各部可動範囲を紹介する流れなんですけど、流石に3回目だとやることがない(笑)アルティールガルダを参考にして、フリスベルグはシルエットの異なる様を捉えようとまずは光子翼付けてみましょー

と、その時にだ。

6枚ある光子翼の内左肩後部の小翼がちーともはまらない。


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部位でいうとここんとこです。

ボールジョイント受けの径が狭いのかはたまた広くて抑えが効かないのか、いっくらなんとかどうこうやっても中尾隆聖の声でしゃべるネズミのようにぽろりぽろりと外れまくる。だんだん腕に力が入ってあーいかんこのままではパーツ割りかねないとウイングからジョイントを外して。指も痛くなってきたんで何かで挟もうでもジョイント潰しちゃまずいからおおリボプライヤーがあるぢゃないかこれでつまんでぐりぐりっとな


ぱちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!かん、かん、かん・・・


ロストしましたOTL


いや…なんつーかこー、ね…週末潰していささか気の早い大掃除まで初めて部屋中ひっくり返しても出てこないんだこれが(泣)流石に凹んでもうセーヌ川に飛び込んで死ぬしか。などと陰鬱としていましたら通りすがりの方から使えるのもはなんでも使えとアドバイスをうけて、


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手頃なポリキャップのランナー切り出してマスキングテープ噛ましてジョイントを自作。これが幻体修復プログラムなんですね、ありがとうございますシマ司令!!

色即是空、この世に存在する色形あるものは、すべて束の間。空即是色、しかし、ついさっきまで存在したものが滅び去った瞬間、またぞろ様々な色が生じてくる」

#24のセリフってこーゆーことだったんだぁ!!余りの実体験に目からQL。複雑だ…


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正面から見る分には遜色なくて、なんとかリカバリーできました。いやホント、一時はどうなることかと泡食ってたんでアドバイスには有難い限りです…


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さて気を取り直してレビュー再開。フリスベルグの主力兵装は二連装銃身のホロニック・ライフルを二門、両腕に装備するのが基本です。ええ、どこからどうみてもガン○ムヘ○ーアー○ズです、わかります。


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でもブレードモードに移行するとあまり見ないシルエットになると思うんだ。あんまりつかってないけど。両腕装備してた記憶がないけど。

ところでこのホロニックライフルのブレードはアルティールのホロニックランチャー同様銃身を外して交換する方式になっています。構造は同様でもサイズが若干小さくなってこれまたぽろぽろ外れやすい。


オマケに四つもある。

…白状すると、ちょっとだけ、イラッ(-.-#)としました。


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でもここは良かった!ホロニックウイングにモールドされてるスピードマイン。てっきりこういうところはスジボリ処理で済ますだろうとか思ってたんで立体感溢れる仕上がりに歓喜が喚起される。一見すると地味な部分ですがフリスベルグ特有の装備であるしそれになりより「アークの遺してくれた、置き土産です」

この武装があればこそガルズオルムの北極基幹サーバーの位置が判明したので結構な功績なのです。プロジェクト・リザレクションに於いて復元者のスペアボディが保全されている通称「繭の間」を殲滅したのもフリスベルグだし月面基地ジフェイタスの中枢を破壊した件といい、なんだか人類再生の真の立役者はこの機体とガンナーであるクリスのような気がしてきた。いざって時に頼りになるひとだー!

「ゼーガペイン ファイルサルベージ」にはクリスのラフスケッチに添えて「次元の若いころか?」とイメージ指示があります。なるほどそういうキャラなのか。


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そんでもっていつものように魂STAGEにセットする。製品ひとつに3セット入ってるんでゼーガ的にはこれでぴったり。クロシオ機の事はあとで考えよう(w;


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他の2機とは違って独特の構造をもつフリスベルグの光子翼。6枚の翼はシールドも兼務していて、本編では多彩な動きを見せていました。ちょっとガンダム00のシールドビットを先取りしたような…なんて言うとフカし気味だけど、デュナメスをデザインした柳瀬敬之の名前もスタッフにはあるのであるいは本当にそうかも知れないのです。

まー流石に製品ではそこまで動きやせんのですが。


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なんだかこういうカットが多かったような気がする。基本シューティングなフリスベルグはどっか無機的・航空機的に描写されていたイメージ、あくまでイメージであって初登場時にはコブラルに傍若無人なケリを入れたりゼロ距離射撃をかましたりと派手な動きもあったのですが、まー全体として。雰囲気ですね…


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そんなフリスベルグが本編随一の見栄を切る場面が#14「滅びの記憶」でオケアノスを背後に置いてライフル構えるところ、を再現しよーとコマ送りで見てみたけれど、あんまり上手くは決まらないんだな、これが。なんだか全般的に関節部分がユルめであるのも確かなんだけど、これは個体差かなー。


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#14といえばやはりいちばんのツッコミどころは「なんでKV−1なんだよッ!」だと思うので懐かしの海洋堂チョコタンクから同車を並べてみる。ちなみにスケール対比はまるで合ってない(藁

しかしなんでKV−1なんかが出てきたんだろう?スタッフにソ連軍ファンでもいたんだろうか??


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こうして見るとウィングガンダムのようでもあるなぁ。傘型のシルエットというものも、近年のアニメロボットには稀に見ますね。

いやしかし、こうして3機が揃うと喜びもひとしお。地味な作品と言われながらもファンいや信者をやっててよかったなぁと思うんですよ。傍から見ればオモチャのロボットが3つ並んでるだけに見えるかもしれないけれど、これはかなりの感動だ。感動の多い人生は素敵だ。フレームに収まらないほどの喜びがここにある!舞浜の空は青いぞ!!


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…クロシオ機の事はあとで考えよう(w;

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[]メディアワークス「小説版ガンパレード・マーチファンブック ビジュアル&ノベルズ」

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そもそも「ガンパレード・マーチ」というコンテンツは2000年9月に発売されたプレイステーションゲームソフト高機動幻想ガンパレード・マーチ」に端を発します。もう10年になるんですね。


ゲーム自体当初はマイナーな位置づけだったものが当時のインターネット環境の広がりと相まって口コミ的に人気が広まり、いろいろあって(実際色々あり過ぎるので全部端折りますw)現在またPSP/PS3用にダウンロードサービスで販売され、その際電撃プレイステーション誌が新作ゲームでもないのに結構なボリュームで記事を載せたとかで話題になった息の長いソフトなのです。


いまちょっと公式サイト見てきたら不具合の説明と回避方法が詳細に解説されててニヤけてしまう。昔からバグと噂話が付いて回るゲームだなー。


なにかと電撃と縁の深いガンパレなもので、ノベライズ作品も電撃ゲーム文庫レーベルで出版されました。いまでこそ下火ですがゲームソフトのノベル化って昔はそれなりに在ったものです。更にめんどもとい複雑なことに同じガンパレードマーチノベライズでも著者が二人居まして、まずは広崎悠意による「高機動幻想ガンパレードマーチ」が出版されました。この「広崎版」はウォー・シミュレーションとしてのゲーム全体の流れを一冊の小説とする至極まっとうな形の内容で、この1巻で完結しています。しかしブームが続いていたからかまだまだ売れると踏んでのことか、その後執筆者を榊涼介に代えあらためて仕切り直した「ガンパレードマーチ 5121小隊の日常」が刊行。こちらはストーリー的にはゲームのほんの一部を切り取って個々のキャラクターにスポットを当てた小品だったのですが、オリジナルのゲームに在った高い自由度や複雑な人物関係を再現する内容と筆致で好評を博し、以後「榊版」として知られる長寿シリーズとなっていったのです。

 本書はそんな榊版ガンパレシリーズを補完する「小説の解説書」であり、主に九州撤退以後の山口防衛戦と九州への再侵攻・休戦までを描いたいわゆる第二期小説群についての記述がなされていますってほーらもうゲームとは全然違うぞ(笑)

ん?アニメ??なに言ってんですかあなた、あんまり変なこと言うと交通事故に遭いますよ?


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「ビジュアル」の副題が示す通り大量のカラーページを使って大量のビジュアルイメージが投入されているのだけれど、もっとも情報量の多いのは地図と戦闘詳報だったりします。小説本編は九州中国地方の実在の地名、道路や鉄道線路がいくつも出てくる内容で、これが実際の戦記文学などであれば地図や図版を用いて記述を補助するものですけれど、いかんせんシリーズの性格上なかなかそうもいかなくて、刊行当時にイラストよりも地図よこせって読者層に言われたライトノベルなんて榊ガンパレぐらいのものですな。


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もちろんそれを良しとするほどに、榊版ガンパレライトノベルとしては他になかなか例を見ないほどハードでヘビーな戦争物だった訳です。九州奪還で第三師団と戦車第三師団のふたつが長途侵攻するのは旧日本軍大陸打通作戦を元ネタにしているからなんだな。学徒動員がテーマなことはゲーム以来の設定ですが、東北の兵隊は頑強とか大阪の兵隊は賢いとか郷土連隊の色合いがキャラの設定や著述の細部に反映されたりで個人的な話をしてしまうとそこらへんの凡百な「架空戦記」より余程おもしれー本土決戦小説ですよ?


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むろん地図ばかりでは本が売れるものでもない訳で、登場人物のイラストも多数収録。ゲームの段階で人物の多い作品だったのにシリーズ長期化につれ小説オリジナルキャラクターが多数登場するのも榊版の特徴で、5121小隊のメンバーがどんどん凄腕揃いのチート集団になっていくなかこれら一般の、普通の人々が戦争の泥臭さや下部構造を担っていたことが本シリーズを末長く愛されるものにした理由の一つかと。


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5121小隊メンバーのイラストは本編でも着用するエピソードのあったコスプレで、ああそういえば古参兵で大陸帰還組で鬼軍曹な若宮くんはまだ生後6年のクローン培養体だったよなーとこの世界の暗部を思い出して激しく腹筋が痛む。


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シリーズ後半では一新される人型戦車、元々は「ガンパレード・オーケストラ」に登場する栄光号や光輝号がガンオケのカラフルなのとは違って迷彩塗装が施されてて実にイイ感じだ。(同著者によるガンオケの小説も刊行されていますが、本書では扱いません)


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ゲームのオープニングムービーでちらっとだけ映り、以後あらゆるメディアでまったく触れられてこなかった士魂号各機のパーソナルマークがしっかり描かれていて、そこは大変にうれしいところであります。

そして「&ノベルズ」ともあるように短編小説が都合7本書下ろしで収録されてます。これらは文庫化されてないんでここだけのもの、内容はまあ良くも悪くも番外編なのですが、


実はこのファンブックが出た後もシリーズは続いたので、橋渡し的には読んでおいたほうが何かと都合がよい。

どちらかというと10年続いたシリーズ読者へ向けての御褒美的な内容ですが、PSPのDLではじめてガンパレ知って、じゃあノベライズにも手を出して見ようとする方々へのガイドブックとしても機能するかも知れません。

もっとも、いま現在このシリーズを初巻から手に入れることができるのか、それはよく知らない…