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quasi recitativo

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2004/12/01 (Wed)

[]Advent

今日から十二月。クリスマス商戦もいよいよ熱の入る時期。
タイトルのAdvent(アドヴェント)とは日本語で待降節を意味し、クリスチャンクリスマスの4つ前の日曜から始まる約4週間、イエスの誕生(した日)を待ちわびるのである。
ちなみに今年は先月28日が待降節の第一主日ということになる。

この期間、クリスチャンたちは色々な形でクリスマスを待ちわびる。
主日(日曜)毎にアドヴェント・クランツ*1のろうそくを一本ずつともして行き、4本全てがともるといよいよクリスマスである。
また、12月1日(すなわち今日)からはアドヴェント・カレンダーというものが使われる。これは主に子供用で、カレンダーに書かれた1から25までの数字をめくっていくとモノによって中から絵が出てきたりお菓子が出てきたりと様々。こうして一日一日を待ち望む習慣が身につくのである。

ところで、賛美歌には待降節〜降誕節にかけて、すなわちクリスマス時期に歌われるものに有名なものが多い。やはり、それだけ日本人にとってクリスマスのみがキリスト教の中でイメージ的に特化しているということか。

[]マスコミの害悪:血液型番組

そういえばこのところ血液型と性格との関連性を話題にした番組が多いように思う。古くからあるA型は几帳面だとか、AB型は二重人格だとか、勝手な分類はまさしく迷信というべきだが、それを鼓動観察ビデオや、血液型アンケートなど、一見科学的根拠を伴っているかのようにみえるから性質が悪い。
性格で良い点が多く指摘されるものはともかく、避難ばかりされている血液型の児童は、そのことだけでいじめられていると聞く。

ここに、血液型による性格診断がいかにいい加減かを示すエピソードがある。
大学1年のとき、心理学の授業をとった。心理学という学問では血液型による行動パターンの変化などを、学術的見地から認めていない。担当教授も当然同様でそれを示す為にある実験を毎年行っている。
それは、教授が何型に見えるか、ということを受講者(約200人)にアンケートをとるのである。理由つきで。行動パターン血液型に関連性があるなら、教授の行動からおのずと何型かに偏るはずである。
果たして結果はというと、A型と答えた人約4割、O型約3割、B型約2割、AB型約1割と、日本人血液型分布とほぼ同じ結果になった。教授の話によると、毎年だいたいこれに似た傾向になるとのこと。また、書かれている判断理由は「自分は●型」→「この感じが似ているから●型」or「似てないから★型」といったようなもの。すなわち、自分の血液型とそれにまつわる迷信とを判断材料に教授血液型を測っているらしい。

占いでもそうだが、だいたい診断結果は当たり障りのないものでできている。いくつもの情報を並べておき、全てを通してみればほぼ全ての人に当てはまるような情報が隠されている。それらを信じる(または信じようとする)人は、当てはまる部分を取り出し、「おお、当たってるな」と感じ、そうでない人は違う部分を見て「やっぱり当たらない」と思う。そんなものである。血液型も然り。
だから、自分を勇気付けたり諌めたりする材料として用いるのは良いが、人を勝手に診断して、こういう人と決め付けるのは非常に危険である。診断結果のどこを見て当たっているかと思うかは、その人に対する感情によって左右されてしまうから。

そうそう。ちなみに私の血液型O型だが、私をある程度知っている人は私の血液型をまず「A型?」と聞き、違うと伝えると「じゃあB型!」という。そんなもんである。

※参考
http://www2s.biglobe.ne.jp/~hiroshin/blood_type/blood_type.html

*1クリスマスリースに4本のろうそくを立てたような形状のもの