神社にお参りをようするのだが、いわゆる作法に則って礼拝するのは、未だにできない。出来ないので、我流を強行することにした。
「ひふみ」の作法である。一拝、二礼、三拍を称して「ひふみ」の作法なのだ。
ということをツラツラ思いにふけりながら、棚次正和『宗教の根源』の祈りの分析を紐解いてみた。
やはり「かた」から入るか、それとも直指人心見性成仏で本質を目指すかだ。観照主義者の自分としては後者を躊躇わず選び、そのために無駄な時間を費やすことになろう。
ハイラーの『Das Gebet(祈り)』が手の込んだ祈りの原点であるのを再認識したわい。
宗教の根源―祈りの人間論序説 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: 棚次正和
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 1998/02
- メディア: 単行本
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