チャンピオンズ・リーグ08-09グループリーグC_バルセロナvsスポルティング

リーガでは、
まだソシオを納得させられるようなパフォーマンスを見せられていないバルサ...(ノ_<。)
カンプノウでのCL開幕戦をチーム上昇のきっかけに出来るか…(?_?)


バルセロナのスタメンは、
GK
バルデス
DF
アウベス
ピケ
マルケス
プジョル
MF
ケイタ
シャビ・エルナンデス
イニエスタ
FW
メッシ
エトー
アンリ


システムはいつもの、4-4-3
アンカーは、ケイタで、
左SBには、プジョル
エトーがスタメンなのは当然といえば当然なのだろうけど、
何か新鮮な気がする。。。(・_・)


スポルティングのスタメンは、
GK
ルイ・パトリシオ
DF
アンデルソン・ポルガ
カネイラ
トネル
アベル
MF
イズマイロフ
ロッケンバック
ティーニョ
ロマニョーリ
FW
ジャロ
デルレイ


スポルティングのシステムは、4-4-2
グループリーグCの天王山と言うべき試合なのだが、
スポルティングは立ち上がり手探り状態で、
引き気味であわよくばカウンター狙いといった感じの
いかにもアウェーでの戦い方の様子。
これは、
バルサでは、やってはいけないこと!!
中途半端な引きではダメで、
きっちり引いて守らないと...―(T_T)→
バルサにとってみれば、
こういう相手は得意中の得意!
従来の自分達のスタイル、
ポゼッションを難なく行うことができる。


そうなると注目はサイド。
今シーズンが始まる前、
一番期待されたのが、
アウベス&メッシという強力な右サイド
理論上は最強なのだが、
リーガを見る限りは...(+_ q ))
もっともこの2人、
相手の能力を引き出す動きを積極的にすることなど出来ない。
自分で好き勝手にやるタイプなので…。
メッシのそのスタイルが、
善か悪かは別にして、
バルサというチームでやるにあたっては、
善なのでしょう。
そうなると、
アウベスがバルサのスタイルに合わせなくてはならない...(T^T)ヾ(^^*)
ということになる。
アウベスの魅力は、
その縦への強さ&ロングクロス


しかし、
バルサというチームは、
サイドからのクロスにどうこうしようとするチームではない。
なので、
アウベスの魅力が半分になってしまう...
ということなのだが…。
まぁ、
それでも縦への強さとその存在感は凄いものなのだが。


そんな噛み合わない右サイドを見ていて、
ふと先週末のマンCvsチェルシー戦を思い出した。
右サイドで、
SBのポジングワを引き立たせる動きを積極的に見せるJ・コールに対し、
左サイドで、
A・コールの縦への突破を躊躇させてしまう中途半端な動きを見せるマルダ。
タイプは全く違うが、
長所を消してしまうのは似通ってる気がする。
しかも左サイドは、
プジョルがほとんど上がらないので、
アンリに一任という感じだった。
なので、
逆にアンリが自由に動けるし、
密度が薄いので、
中央のイニエスタと積極的に絡もうとする動きも見られたという皮肉な展開。
なんだかなぁ〜。。。ヽ( ̄д ̄;)ノ


さてさて、
試合の方はというと、
3倍近いシュート数の差、
6割以上のポゼッション率を誇り、
3-1のスコア以上のバルサの完勝!というべき結果なのだが、
システム面でちょっとした驚きがあった。
エトーヤヤ・トゥーレ
アンリ→ペドリト。
通常だったらボージャン・クルキッチを入れる筈だろうけど…
これじゃCFいないじゃん…?!w(°o°)w
ひょっとしてこれって、
バルサ版ゼロ・トップシステム...なの。。。く("0")>
なんて驚いていたら、
このシステムチェンジが新たな可能性を見出す。
メッシが中に入り、
エゴイストぶりが更に加速する…。
あくまでも良い意味で。
中央で自由に動き回ることで、
シャビ&イニエスタが、
よりワイドにスペースを有効利用出来るようになる。


終了間際87分のトドメのゴールが、
まさにそれを象徴するかのものだった。
右サイドでボールを持ったシャビ
 ↓
左サイドで開くイニエスタにロングパス
 ↓
エリア内に走り込んだシャビに合わす。
ポゼッションをウリにするチームに相応しい、
バルサらしいゴールだわね。


同グループで最大のライバルと目されているスポルティング相手だったので、
CLグループリーグに関しては、
問題ないでしょう。
スポルティングは、
ちょっと戦い方を間違った感が強いし...\(^^:;)
この完勝は、
エンジンがかかっていないリーガに於いても弾みになる1勝と言えるかもしれないが、
別物と言ってしまえばその通り…(~ヘ~;)
リーガ次節のスポルティング・デ・ヒホン戦、
この昇格チームとのアウェー戦が、
ターニングポイントになるかもね...(;-_-;)